65-195

Last-modified: 2017-10-09 (月) 21:49:34

ルキナ「お父さま、これを」
クロム「ルキナか。これは…?」
ルキナ「リラックスアロマです。お父さまとお母さまの疲労回復にと思い自警団の方々に作っていただきました」
クロム「そうだったのか…。すまない、ありがとう」
ルキナ「スミアさんが花占いで使用されたお花を元にミリエルさんがアロマエキスを抽出されました。天然ものなので赤ちゃんの私にも使えると思います。これで夜泣きも減るかと…」
クロム「ルキナ、まさか俺がシグルド兄さんに話していたことを聞いていたのか?」
ルキナ「すみません、立ち聞きするつもりは全くなかったのですが…」
クロム「いや、俺やルフレのことを思ってやってくれたんだ。ありがとう。自警団のみんなにも礼を言わなければいけないな」
ルキナ「お父さま…その…赤ちゃんの私はお父さまやお母さまにとって負担になっていませんか…?」
クロム「何を言うんだ。俺とルフレにとってお前も赤ん坊のお前も、かけがえのない娘だ。負担だなんて思わなくていい」
ルキナ「お父さま…!すみません…うう」
クロム「辛い思いをさせてすまなかったな。これからは家族みんなで赤ん坊のルキナを支えてやろう」
ルキナ「はい!」

 

リーフ「リーフ花を花占いに、アロマもリーフ植物から作ってもいいって思うんだ」
アルム「なんでだろう。リーフ兄さんの植物が世間の役に立つ光景が想像できないよ…」
セリカ「花はなんか毒々しいし、香りもイカ臭いものね…」