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Last-modified: 2017-10-09 (月) 21:53:15

リーフ「庭で葉ーレムを築けば駆除される、山に行けば山賊と遭遇する、そうなるとここしかないか」

 

 やって来たのはトラキア地区の野原、住宅地から少し離れ植物は多い。

 

リーフ「ここなら誰にも邪魔されず僕だけの葉ーレムが築ける、それに……」
量産型キシュナ「……………」
リーフ「ネルガルさんから量産型キシュナさんを購入した、これでジェミーに燃やされる事はない」

 

 因みにこの量産型キシュナを買うための資金として派遣警官であるナーシェン警部補のデルフィの守りや青の宝玉など多数の強盗を繰り返した。

 

リーフ「完璧だよヒャッホー!! さあお嫁さん達、僕と素敵な葉王家を作ろうね!」

 

 嬉々として胞子をばらまき回りの雑草を変質させて行く、だだっ広い野原の為駆除しに来る者もない。
 ここに葉王家の成立はなった………かにみえた。
 例え住宅地から外れたとは言え野原に居座り嫌らしい顔で不気味な一人言を呟いていれば不審に見られる、それに何故か変な植物を生やしていれば怪しく危険な人物に見られてもおかしくない。
 結局近隣住民の通報によりベルン署のガサ入れが入り、数々の余罪により逮捕され、各種リーフ草は焼き払われた。

 
 

ベルン署重犯罪者用牢獄

 

 ベルン署の牢の中でも地下深い場所にあり湿気が強く非常に不快な空気を醸し出している。
 更に牢故に掃除もそこまでしっかりされていない、それ故この牢にあるのは……

 

リーフ「やぁ、まさかこんな場所でこんな可愛い子達に会えるなんて思わなかったよ……苔や茸達。
    草に比べると小柄だけどその分可愛らしいね、うん、君達と新しく暮らせるなら牢暮らしも悪くないや、じゃあ早速……」胞子噴出
カシム「た、頼む! もう悪いことしない、詐欺なんて絶対しないから出してくれ!!
    ダメなら部屋を代えてくれ!! あんな気味の悪いバケモノと一緒なんて嫌だー!!」
ツァイス「葉っぱを久々に入れる事態になってたら変態度が物凄い上がってるんですが」
ゲイル「あいつの変態性は本当に底無しなのか?」

 

 余談だが、リーフに武器アイテムを全て奪われたナーシェン警部補は帰宅中シューターの流れ矢(クレインクイン)に撃たれて墜落、瀕死になった際に偶然にも元部下のジードに遭遇した。
 その際過去に容赦なく扱き使った怨みから復讐モードに入った彼に止めを刺された。
 後にリノアン達に回収、復活したが、トラキアで油断した事の授業料として、バルキリー代は給料の天引きとなった。

 

おまけ

 

ミカヤ「で、何で私達が出てるの?」
カムイ「今回はメタ話らしいからね」
ミカヤ「メタ?」
カムイ「うん、今回作者がこのネタを書くにあたって、過去ネタで情報確認してる内にFETVのを見てたんだって」
ミカヤ「何でまた」
カムイ「それは色々とね、その際にセーラさんがある台詞を言ってたのが目についたんだって」
ミカヤ「何?」
カムイ『Qリーフがお姉さんハントを止めたとき隣に誰が残るか? Aミッキーのぬいぐるみ』
ミカヤ「それは……」
カムイ「うん、今のリーフ……正直かなり近いところにいるよね……」
ミカヤ「何とか……しないと……よね」
カムイ「できるのかなぁ?」

 

ベルン署牢内

 

ツァイス「ああもう…牢をこんなにして…駆除しなきゃ駆除」
リーフ「ひどい!なんで誰も彼も僕の葉ーレムを邪魔するのさー!?」
ツァイス「やかましい!牢はベルン署の施設だっつーの!」
カシム「た…助かった…変な香りのするキノコに囲まれて死ぬかと思った…」

 
 

リーフ「ふー、久々のお勤めだったなぁ。刑期も終わったし次の場所を考えよう」
リーフ「人があまり来ない場所だと思ったんだけど通報されたし、もっと人跡未踏の場所じゃないといけないみたいだ」
リーフ「砂漠にやってきたよ!正直寂しい場所だけどサボテンちゃんがいるよ!」
リーフ「あいたー!?抱き着いたら棘が刺さったー!?ふふふ、つんつんしちゃって…ツンデレなんだね。可愛いよ」
リーフ「ここは葉ーレムっていうより一対一かな。シグルド兄さんやクロム兄さんみたいに。君とならそれもいいかな」イチャイチャチクチク
マギー「サボテンに抱き着いて独り言言ってる変態がいるよローズ」
ローズ「ほんとだ。キモいねマギー。囲んで剥ごうか」
リーフ「コノヒトデナシー」