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Last-modified: 2017-10-09 (月) 21:55:45

サラ「はい、これで決まりね」
エマ「あう…手も足も出ませんでした…」
サラ「カードゲームは勢いだけじゃ勝てないわよ」
ヴェロニカ「…余ってるカードあげるから新しいデッキ組んでみたら?」
エマ「あ、ありがとうございますぅ…」

 

シェイド「新しいバイトの調子はどう?」
エマ「みんな優しいですし、友達もいるからすっごく楽しいです!」
シェイド「そうなの、良かったじゃない」
エマ「あとエフラムさんにも会えますし…えへへ」
シェイド「…まあ、それは何よりね」
エマ「ただもう少し…う〜ん…私もシェイドさんみたいにスタイル抜群ならもっとアピールできるんでしょうか?」
シェイド「な、何よ突然…ていうか誰が何をアピールしたのよ!?」
エマ「それはシェイドさんはアイクさんに…」
シェイド「ちょ!?ストップ!」

 

シェイド「まさかエマにまで言われるとは…」
ニュクス「…だから素直になれって言ってるでしょう」

 

アリス「まったくシェイドは素直じゃないわね。もう少し正直に自分を出したらいいのに。見ててじれったいわ」
バルジャン「お嬢様。鏡でございます。映るものをよくご確認くださいませ」
アリス「…なによ?…髪…よし…化粧…よし…リップ…よし…何もおかしくないけど?」
バルジャン「いえ…別に…そろそろお仕事のお時間です。まずは領民の引見から…」

農民「…今年は雨が多くて稲の実りが悪く収穫高もがっかりな有様で…」
アリス「し、仕方ないわね!あんたらの生活なんてどうでもいいんだけど収める分は収穫の2割まで負けてあげる!
     水路や水車の使用料は免除するから。ほんとにあんたらなんてどうでもいいんだけどあんたらが土地を捨てて出てったらうちの領地の経営が困るからなんだからね!
     勘違いしないでよね!」
農民「ははーっありがたやありがたや…」
バルジャン「はい、次の者」
商人「事業に失敗し借金はかさむ一方…このままではうちの家族は首をくくらんといけませんシクシクシク…」
アリス「貸した側も回収できないと困るんだから!…しばらく利息分だけ待つよう説得してあげるからその間に元金少しでも減らしなさい!
    うちだって貴族の威厳保つためにお金借り入れあるけどなんとか回してるんだからね!ちゃんと見習いなさいよ!
    あんたなんかどうでもいいんだけどうちの領地の商業の発展のために今回は助けてあげるんだから!感謝なさい!」
商人「ははーっ、健全経営を目指します!」
バルジャン「さらに次の者」
漁師「最近海賊がこのあたりの海をうろうろしてまして…安心して漁ができませぬぅぅ…」
アリス「なんですって!すぐに兵を集めるわよ!あんたらの身の事なんて興味無いけど、
    うちの領地で好き勝手されたら貴族の面子に関わるんだから!それだけなんだからね!私のプライドのためなんだから!誤解しないでよ!
    準備できたら私が直卒するからね!」
漁師「ありがとうございますありがとうございます」
バルジャン「ははっ、では本日最後の者を」
リーフ「おっぱい分が足りなくて干からびそうでございます。揉む事も吸う事も見る事すらも許されずこのままではおっぱい分が不足で死んでしまいます。
    お嬢様のカードイラスト見ると余裕のある服でわかりにくいですがよく見るとなかなかの膨らみがあるようですので揉ませてくださいませ」
アリス「し、仕方ないわね!あんたなんかどうでもいいけど死なれたら哀れだから仕方なく揉ませてあげ…るわけあるかあああああああああっ!?
    ほんとにどうでもいいわ変態!?だいたいあんたうちの領民じゃないでしょうが!どっから紛れ込んだのよ!?」
リーフ「訴えの領民さんが並んでたから並んでみました。なにとぞなにとぞ。このとおーり土下座でもなんでもするからなにとぞ」
バルジャン「おや、手配書が回ってきてますな。最近このあたりをかの有名な危険人物葉っぱが徘徊してるから気をつけるように…と」
アリス「こ、この写真。この顔……」
リーフ「僕も有名になったもんだなあ。でもそんなに危険でもないですよ。ほんとだよ。それはそうと揉むのがだめなら見せるだけでもオナシャス!」
アリス「しねええええジャスティスソード!!!!!」
リーフ「コノヒトデナシー!」
バルジャン「ベルン署に突き出し&トラキア中と兄弟家に苦情言っておきます。対応はその辺りでよろしいでしょうか?」
アリス「うん…すっごい疲れた…今日はこれで休むわ…」

 

シグルーン「何か以前のサナキ様を思い出しますわ」
サナキ「どういう意味じゃそれは?」
シグルーン「ほら……以前はアイク様に『私の名を軽々しく口にするでない、社長と呼ぶがよい』などと仰っていたのに」
サナキ「あ、あの頃の話はやめい」
シグルーン「今ではもう夜には『こういうのがいいのじゃろう? 我慢しなくてもいいんじゃぞ』とか
       『もう我慢できぬ……早くアイクの逞しいのを私に……』などとすっかり素直に」
サナキ「なあーっ!? おいやめろ!」
シグルーン「ちなみに私ならお願いするときはもっと……」
サナキ「誰も聞いとらん!」