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Last-modified: 2017-10-11 (水) 23:26:20

リーフ「自宅の庭もだめ…山もだめ…牢もだめ…砂漠もだめ…ならば!」

 

リーフ「せんせー、部活作りたいから認可してくださーい」
トラバント「あのな…何度も言うが中学でエロゲ制作部など許可できるはずなかろう!」
リーフ「違います。違います。園芸部です」
トラバント「なんだ…お前にしてはまともな部だが…」
リーフ「実は僕、園芸に興味がありまして」
トラバント「そうか。なんにでもチャレンジしてみるのはいい事だ。よし、やってみろ。中庭に花壇作っていいからな」
リーフ「はいっ、ありがとうございます」

 

そして中庭は人外魔境と化した。

 

トラバント「わ、わずか一日で中庭が雑草まみれに…いや!伸びた蔦や草が校内にまで入ってきおる!?」
オーシン「な、な、なんじゃあこりゃああ!?」
リーフ「ふふふふー、兄さんが校内でセツナ義姉さんとイチャイチャウフンアハンしてたらしいけど僕だって負けてないよ。校内で嫁たちとイチャイチャハァハァ」
ロナン「雑草に頬すりしてる…」
ナンナ「私も草になりたい」
ミランダ「あんた病気かい」
タニア「キャーッ!?の、伸びた蔦が服ん中入ってくる!?」
オーシン「ブバアアアアッ!?」
セティ「た、谷間を通ったり乳を絞り出すように絡んだり…なんていやらしい蔦なんだ!?」
ハルヴァン「あれ、リーフ因子持つリーフの子の植物らしいから…」
マリータ「うちらの方にはちっとも寄ってこんねんな」
タニア「解説してないで助けろバカー!?」
リーフ「ああっ、うちの子がなんて羨ましい事を!?」
トラバント「バカ者!お前がまともな部を作ると思ったワシが大馬鹿だった!廃部だ駆除だ!」
リーフ「コノヒトデナシー」

 

アスベル「僕から見たら、タニアに蔦が絡んじゃって、でもファイアーだとタニアも燃えちゃうからどうしようって思ってたのに……」
ロナン「よくあんな単語がスラスラ出るよね、普段からそういうの読んでるんじゃないの?」
セティ「ち、違うし!//////」
リーフ「美女のマンドラゴラ的なのが生やせれば最高なんだけどな……」
セティ「私はあんな妄想はしないから!」(ビシッ)
オーシン「これは是非、スマホやPCのフォルダを拝見させてもらわねえとなー」(ケケケ)
アスベル「ハルヴァンさん、セティさんを担いじゃってくださいな。」
ロナン「よーし、セティのスマホやカバンの中身を剥ぎとろう。」
ハルヴァン「よいしょっと。悪く思うなよロナン。」
セティ「や、やめて!やめて下さいお願いします!!」(泣)

 

レヴィン「…実際さー俺も実家暮らしじゃん?嫁のマーニャやフュリーやシルヴィアとイチャイチャするじゃん?
      そしてフィーも彼氏持ちじゃん?涙目グリーンでもメンバーのアーダンセシリアがいい感じじゃん?
      そんだけ見せつけられてたら悶々してPCでそういうの楽しんでもおかしくねーわなセティのやつ」
フィー「わ…わかってるならせめて部屋でイチャイチャしてよ…もう…」

 

\ズラッ/
スマホ 謎ノート ノートPC

 

アスベル「よしよし、めぼしいものは揃いましたね。」
ロナン「ノートPCを学校に持ち運んでるとか、通だね。」
セティ「ひ、酷い……ウッウッ……」(シクシク)
ハルヴァン「よっぽどネットで色々やりたいと見えるな。」
セティ「私だってね!ネトゲぐらいするの!!」
オーシン「あれか、指揮官になって負けたら女の服破けるやつ。」(ケケケ)
セティ「ちゃうわ!私はマイクラ派だ!!」(クワッ)
ハルヴァン「ガチ勢か……」
オーシン「おいスマホのロック教えろよ!」
セティ「誰が教えるか!」
アスベル「多分ティ二ーさんの誕生日かと。」
オーシン「おっ、センキュー。」(ポチポチ)
ロナンつノート「え〜っと、なになに……『麗しい君…君の瞳はフォルセティ…私の心に柔らかなサンダーの甘い痺れ…』」
アスベル「……結構酷いポエムだね……」
リーフ「あっこんなところにPCが。エロ画像は入ってないかなっと。」(カタカタ)
セティ「いやあああ!!」(滝涙)

 

男子勢(セティ以外)『キュ〜〜〜』
セティ「シクシクシクシク……」

 

ミランダ「全く、いい加減にしなさいよ」
タニア「この馬鹿野郎どもが……」
マリータ「流石にやり過ぎやで」
オーシン「お前らいきなり何するんだよ!!」
タニア「ただふざける位なら良いけど、流石に集団でのいじめなんて見過ごせないんだよ!!」
ハルヴァン「お……俺らはいじめなんて……」
マリータ「本人が嫌がってるのを寄って集って無理矢理プライバシー見てどう違うっちゅーねん」
ロナン「ぅ……」
ミランダ「ティニー、お願い出来る?」
ティニー「解りました、はい、セティ様、元気を出して下さい」ナデナデ
セティ「ティニー……」

 

マリータ「大体あんたらそうして無理矢理見て笑ってたけど、あんたらとて隠したい秘密とかあるやろ」
オーシン「お、俺は秘密なんて……」
タニア「へー、じゃあ子供の頃のあれやこれ、話して良いんだな、例えばお前がオネショしてたのが……」
オーシン「な! やめろー!」
マリータ「ハルヴァンは専用武器が無いのを気にしてこっそり白暗夜の鍛治屋言って武器に名前つけてたな、確か……」
ハルヴァン「や、やめてくれ頼む!!」
カリン「ロナンは何でか魔力才能があって、慣れない魔道書使って小火を起こしたことあったわね」
ロナン「そ……それは……」
ナンナ「そしてアスベル君は、暫く離れてたリーフ様に再会したときこう言ってましたよね『あの時の誓いは子供の頃の……』
アスベル「わーわーわー!!」
ミランダ「そしてリーフは……」
リーフ「………ゴクッ」
ミランダ「……正直何もかもよね」
マリータ「そうやな、葉っぱの存在事態が恥の塊や」
リーフ「そ、それは酷すぎだよ!」

 

男子勢「……………」
マリータ「どれだけ酷いことしてたか理解した?」
男子勢「はい………」
ナンナ「なら、どうすれば良いか解りますよね」
オーシン「セティ、悪かった」
ハルヴァン「調子に乗りすぎた、ごめんな」
ロナン「ごめんなさい」
アスベル「申し訳ありません、セティさん」
セティ「もう過ぎたことだからいいよ、これからしないでくれれば」
リーフ「まぁ、一件落着かな?」
マリータ「なに良いように締めてんの」
ミランダ「そもそも発端はあんたじゃない」
リーフ「え? 別に僕はセティに何したわけじゃ……あれ? 何か忘れてるような……」
トラバント「こらぁ! リーフ、こんなところにいたか!! さっさと中庭の雑草を片付けろ!
      綺麗にするまで家に帰さんからな!!」
リーフ「な! ちょっ、待って、コノヒトデナシー!」

 

 そして中庭一杯に繁った雑草を一人で片付け、終わった頃には自分の嫁や子を始末した哀しみに泣き暮れたが同情するものは誰もいなかった。

 

リーフ「そうか。ふと思った。隠しておきたい事を隠すから暴かれた時恥ずかしいんだ。最初から晒していれば無問題」
マリータ「人生恥街道のあんたが何言うとるねん」
リーフ「すべてを!晒そう!」(ぬぎぬぎ)
マリータ「のわーっ!?い、い、いきなりなんじゃ!?」
リーフ「ほんとは全裸でいいと思うけど自重して葉っぱはつけました。ママチャリの時は付けずに外歩いたけど。
    いや、最近僕の露出狂設定が出てない気がしたから」
マリータ「出さんでいいわそんなもん!」
タニア「うちじゃ親父が風呂上りに裸でうろうろするけど」
マリータ「あの親父も自重さらせ!」

 

エリンシア「お風呂上がりのスッポンポンダグダさんハアハア」(グフフ)
ルキノ「エリンシア様、配達終わったら帰りますよ」(真顔)
エリンシア「いいんですルキノ!どうせ私はオバさんなんです!ティバーン様もペロペロさせてくださいませんし!ついでにオーシン君とハルヴァン君のKINNIKUもジュルジュル」(ゲヘゲヘ)
ルキノ「エリンシア様……」(泣)

 

ティバーン「フンフーン♪」(スタスタ)
ビーゼ「きゃあ!!た、鷹王様!水浴び後に素っ裸でウロウロしないで下さいよ!//////」つタオル
ティバーン「すまんすまん、服も洗っちまってたからよ。」(ポリポリ)
ビーゼ「最近観光客もいるのに、見られたらどうするんですか!」
ティバーン「……俺はあんま気にしねえんだがよ……」
ネサラ「いや、俺達が気にするから!」(クソッ!こいつの見ると自信なくすわ!)
ヤナフ「でもフェニキスで泳ぐ時ってだいたいみんな素っ裸だよな。流石に最近は着てっけど。」
ウルキ「ベオクの水着という文化がなかったしな。」
ネサラ「とりあえずそれとこれとは別だから!恥ずかしいと思わねーのか全く!」

 

エリンシア\ピタア……/つアミーテ(ジュルジュル)
ビーゼ「ところで、さっきからKINNIKUハンターが襲撃しようとこちらをうかがってるんですが……」
ネサラ「なにあれこわい……」