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Last-modified: 2017-10-15 (日) 21:52:35

コノヒトデナシー!!!

 

ナンナ「あぁ……リーフ様、お労しい……」
ミランダ「いや、全然労しくないでしょ」
ティニー「相変わらず巨乳の人にルパンダイブかけてはぶっ飛ばされてますねぇ」
ナンナ「でもここに、サラがいたらどうなってたんでしょう?」
ミランダ「何でここでサラが出てくるの?」
ティニー「あの子なら、今エフラムさんのところで幸せに居ますよね?」
ナンナ「ええ……ふと、思ったんです……2人共、今のサラの異名、知ってます?」
2人『?』
ナンナ「ハーレムプロデューサー、それが彼女が密かに呼ばれている異名です」
ミランダ「まさか……」
ナンナ「今のエフラムさんのハーレム、あそこまで大きくなったのは、彼女がエフラムさんを想う人を上手く引っ張って来たからなんです。
    それだけではありません、これは噂の域ですが、あのアイクさんをハーレムにしたのも、彼女だと言われてるんです」
ミランダ「……嘘でしょ?」
ティニー「でも……そうなると納得できます、フラグクラッシャーと言われたあの人が、あそこまでなるなんて」
ナンナ「だから、ふと思ったんです、もし今ここにあの子がいたら、リーフ様の為に他の人を連れてきて、今の様にはなってなかったんじゃないかって……」

 

サラ「残念だけど、それはないわ」
ナンナ「サラ!!」
ミランダ「あんたいつのまに来たのよ!!」
ティニー「相変わらず神出鬼没ですねー」
サラ「随分な言い草ね、友達のところに遊びに来るのが、悪いかしら?」
ナンナ「そんな事無いですよ、ごめんなさい、サラ」
ミランダ「ごめん、びっくりしちゃってつい……」
ティニー「ごめんなさい」
サラ「まぁ良いわ、それで、せっかくだから話の続きだけど」
ナンナ「あ、そうですね、サラはリーフ様の為にハーレムをプロデュースはしないのですか?」
サラ「ええ」
ミランダ「なんでよ」
サラ「はっきり言ってしまうとね、リーフ、ハーレムを築いたとして、平等に愛する事が出来る?」
ティニー「それは……」
サラ「仮に巨乳の、リーフを好きな人がいて、ハーレムメンバーに入れたとする、どうなると思う?」
ナンナ「…………」
ミランダ「間違いなく、巨乳の相手を優先するわね」
サラ「そうよ、彼なら、巨乳の相手を優先しナンナ達を蔑ろにするわ。
   でも兄様は違う、新しい相手も、元居た私達も、平等に相手をしてくれる、例え、その相手がより自分の好みでも」
ナンナ「……………」
サラ「だから私は兄様を好きになっている子を引っ張って居るし、アイク義兄様のほうもそう。
   それにエイリーク義姉様、マルス、リン、私の力が必要な時なら、他の兄弟の為にも動くわ
   彼らは、例え自分の好みを持っても、自分を愛してくれるなら、差別しないから」
ティニー「リーフ様は、違うんですね」
サラ「普段の様子を見れば解るわよね、自分の好みの相手なら相手が嫌がっても犯罪でも、セクハラ発言にルパンダイブ。
   好みじゃないなら平気で相手を傷つける発言や軽い扱い、態度が冗談抜きで差が大きいの。
   そんな彼がハーレムを作ったら、扱いに差を付けて内部の不和をもたらすわ」
ナンナ「そう、ですね……」
サラ「正直リーフに合うのはハーレムじゃなくシグルド義兄様やクロム義兄様の様な一対一、だけどそれももう遅いけどね」
ミランダ「あそこまで、悪評が広まってるとね」
サラ「だから、仮にあのまま私が残っていても私はリーフの為にハーレムプロデュースをすることは無かったわ……
    だから、ナンナ、ミランダ、ティニー、これからもリーフをお願い」

 

ナンナ「え?」
サラ「はっきりいえば、もうリーフは崖っぷちよ、貴女達がいなくなれば、もうリーフに相手はいない、それこそ、本当に雑草だけだわ」
ミランダ「そ、そうね……」
サラ「早々に見限って離れた私が言うのも都合が良いと解って居るわ。
  だけど、以前追いかけてた彼がこのまま潰れるのを見るのは忍びないから……ただ………」
ティニー「ただ?」
サラ「だからと言って、これで貴女達の幸せが無くなってしまうなんて、本末転倒よ……だから、いよいよの時は、仕方ないわ」
ナンナ「それって……」
サラ「いよいよの時には、貴女達も私みたいに……」
ミランダ「………」
ティニー「………」
ナンナ「ありがとうございます、サラ、私達を思ってくれて」
サラ「え?」
ミランダ「ホント、あんたは相変わらず小さいのに人の気遣いばっかりで」
サラ「む……余計なお世話よ」
ティニー「でも、ありがとうございます、これからも、頑張って見ますね」
ナンナ「だからサラも、エフラムさんと、みんなのところで、幸せになって下さい」
サラ「……ありがとう、ナンナ姉様(小声)
   もし、いよいよ駄目だったら私に言って、兄様なら、優しく迎えてくれるわ。
   或いは、傷ついた人を受け入れるのはエイリーク義姉様の方が多いかしら?」
ミランダ「ありがとう、どうしても……本当にどうしても駄目なら、お願いするわ」
ナンナ「さて、真面目な話はここまでにして、せっかく4人集まったんだから、これからケーキでも食べに行きませんか?」
ティニー「いいですね、サラは時間大丈夫ですか?」
サラ「平気よ、一緒に行かせて貰うわ」
ミランダ「じゃあ、行くわよ」

 

リーフ「…サボテンもタンポポもワカメも平等に扱ってるつもりなんだけどな」
マリータ「そんなんどうでもええわ…あんたそれでええんかいな」
リーフ「いいに決まってるじゃん」(ハナホジ)
タニア「わけわかんねぇ…草の何がいいんだか…」
リーフ「その良さを僕と一緒に学んでみないかい?植物園でデートしようよ!そのまま触手緊縛プレイなんていかがハァハァハァ」
カリン(態度の差が違いすぎるけど…正直好まれる方が嫌よねこれ)