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Last-modified: 2017-10-15 (日) 22:29:52

対決 三人娘対アンチ葉っぱトリオ

 

学校の校舎裏。
不良がタバコ吸ったり喧嘩したり、カップルがこっそりイチャつく定番スポット。
そこで6人の少女がにらみ合っていた。
ナンナ、ミランダ、ティニーとジェミー、ベルカ、ピエリである。
一触即発のこの空気。なぜこうなったか?

 

それはジェミーたちがリーフをボコボコミンチにしていたためである。
それならいつも自業自得と三人娘も気にしない…むしろ率先して制裁するのだが。
だが凶悪なジェミーや残虐なピエリやターゲットには冷酷なベルカのはちょいとやりすぎじゃね?とさすがに思ったために止めに入り、
その結果…
ジェミー「はぁ?こんなゴミ虫庇うつもり?」
ミランダ「り、リーフは変態だけどゴミ虫じゃないわ!葉っぱよ!」
ジェミー「…あんたさぁ…こいつの事好きだって評判よ。ゲッロ、趣味最悪、頭沸いてるんじゃねーの?」
ミランダ「な、なによ無礼者ーっ!不良!底辺!あんたなんかに何がわかるってのよ!」
ジェミー「なんだとコラー!」

 

売り言葉に買い言葉。
短気な二人はたちまち大喧嘩をはじめ…そしてトコトンやったろうと校舎裏と相成った。
なお、原因のリーフはぼろ雑巾にされたまま忘れ去られて放置である。コノヒトデナシー

 

ティニー「さて、このままボコり合うのもいいのですが…勝負方法!交互にリーフ様のいいところと悪いところをぶつけあい、
      ネタ切れた方の負けです」
ミランダ「ちょっと!?そんなルールだったらこっちが不利でしょ!?正直リーフは欠点まみれなんだから」
ナンナ「何を言うんですか。そこもまた愛しいと思えば長所」
ベルカ「なんでもいい。早く始める」
ピエリ「ふふー、とことん受けてやるのよー!」

 

ナンナ「じゃあ私から……お優しい!」
ジェミー「キモい」
ミランダ「え、えっと…器用」
ベルカ「器用貧乏」
ミランダ「カウンターすんな!」
ティニー「画力があります。トーンも晴れます」
ピエリ「自家発電ばっかしててイカ臭いの」
ナンナ「なんかほっとけない!」
ジェミー「最悪の変態じゃん」
ミランダ「んーっ…つ、使える武器が多い!」
ベルカ「神器使えない」
ミランダ「使えない奴の方が多いわ!」
ティニー「ドMです。根は受けです。掘られる方ですハァハァ」
ピエリ「それ…長所なの?デリカシー皆無でずけずけ人を傷つけるの」
ナンナ「側にいるだけでドキドキします」
ジェミー「そんなのお前だけだボケ!んーっと、童貞!」
ミランダ「す、スキルは攻撃的でけっこういい感じ…!」
ベルカ「指揮官のくせして指揮レベル0。星2つはアウグストとドリアス効果。二人ともいない時は0の無能指揮官」
ティニー「ポークピッツです。これすなわち楽に受け入れる事が可能です」
ピエリ「…欠点なの!それ欠点なの!ラズワルドのもそんなに大きくないけど!」
5人「「「「「え」」」」」
ジェミー「あ…あんた…経験済み?」
ピエリ「なの/////」
ジェミー「う、うっそ…こんなガキっぽいのに…」
ベルカ「経験なら私も。カミラ様と」
ミランダ「そっちのグループじゃあんた一人だけ未体験のようね。やーいガキ」
ジェミー「う、うるせー!!!そっちは全員ガキでしょうが!この処女!」
ティニー「童貞っていうとネガティブなイメージ強いですし男性のプライド割りますけど処女はそうでもないですよね」
ナンナ「リーフ様に差し上げたいしリーフ様の童貞もほしいです」
ミランダ「さらっと何言ってんの!?」
ベルカ「植物相手に胞子まいて交合したのは童貞喪失のうちに入る?」
ミランダ「知らんわ!?」

 

対決はうやむやになり、6人はリーフという奇っ怪な人物の不可思議な生態に思いを巡らせつつ帰るのだった。