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Last-modified: 2017-10-17 (火) 22:28:41

ティルテュ「でねー、昔は体力半分くらいになったら、テンション上がって必殺連発できたのに、何かできなくなっちゃって……。
      その代わりに、フィンの速さを上げたり長持ちさせたりするのは得意になったんだけど……やっぱり年かなー」
シグルーン「あらあら。その若々しさでお年だなんてそんな……」
サナキ  「何をやっとるのじゃお前は」
シグルーン「お散歩中の奥様とお会いしたので、情報交換をしておりました。
      ティルテュ様、こちらはサナキ様です。私の主であり、共にアイク様を愛する御方ですわ」
ティルテュ「こんにちは! 可愛い子だね! うちの娘よりちっちゃい!」
サナキ  「む……ティルテュ殿の娘は、何歳なのじゃ」
ティルテュ「中学三年生! 上の子は高校生だよ!」
シグルーン「え?」
サナキ  「は?」
ティルテュ「? どうしたの?」
シグルーン「……ティルテュ様、失礼ですが、ご年齢はおいくつでしょうか?」
ティルテュ「三十過ぎです!」
サナキ  「…………ミカヤ義姉上と同じ印付き……あるいは竜の混血か?」
ティルテュ「トードの末裔だけど、人間だよ?」
シグルーン「若さの秘訣は!?」
ティルテュ「毎日楽しく!」
サナキ  「良かったのぅ、お前ならできそうじゃぞ、シグルーン」
ティルテュ「最近、十五年ぶりにフィンと暮らせるから、もっと楽しい!
      毎晩Eドリンク飲んでがんばってるよ!」
サラ   「ご愛顧に感謝するわ。初めまして、ティニーの友人のサラよ」
ティルテュ「わー! 可愛いー! よろしくね! サラちゃん!」
サラ   「ええ、よろしく……ティルテュ、姉様? おば様とは言いにくいわね……」
サナキ  「……さらりと重い話題が出た気がするのじゃ」
シグルーン「もしもアイク様と十五年会えなかったら……想像するだけで発狂しそうですわ」
サナキ  「言わんでも分かる」
シグルーン「ところで、ティルテュ様ならセーラー服も着こなせるのではないでしょうか?
      旦那様との夜を盛り上げるためにも、是非お試しください」
ティルテュ「えぇー? いくらなんでもムリがあるよー」
サラ   「大丈夫、余裕でいけるわ」
シグルーン「さあさあ是非是非」
ティルテュ「うーん……そんなに言うなら……ちょっとだけ……」
サラ   「他には何がいいかしら」
シグルーン「スタイルも良いので、バニーガールやメイド服も」
サラ   「ありね。さすがはシグルーン義姉様」
サナキ  「おい、重い話どこに行ったのじゃ」