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Last-modified: 2017-10-22 (日) 22:43:01

《15:29 旅館前》
デューテ「うわー!でっかーい!」
ロビン「すっげー…な、なんか萎縮しちゃうな…」
グレイ「いやーこんなスゲー旅館に来られるなんて、ホントにクレア様々だな!」
クレア「おーっほっほっほ、もっと誉めてくれて構いませんわ!!」
クレア(皆様ごきげんよう、未来の女帝・クレアですわ!本日は私の恋人であるグレイとロビン、そして未来のよ、嫁///であるデューテと共にここ・イズモ温泉に来ています)
クレア(そろそろ出血死しかねないので本格的にデューテへの告白のシチュエーションを考えていた矢先、商店街の福引きでここの宿泊券4人分を当てましたの!しかも幸運なことに、今夜は花火大会が行われるとか!)
デューテ「おーいクレアー、はやくいこーよー!」
クレア「はーい、今行きますわー!」

 

《15:35 旅館フロント》
マトイ「いらっしゃいませ。クレア様御一行様ですね、ご予約承っております」
クレア「ティアモさん!?何故こんな所に…しかもその銀髪は…」
マトイ「あはは…よく間違われるのですけど、私はティアモの妹のマトイです。姉がいつもお世話になっております」
クレア「あ、あなたが…話には聞いていましたが、本当にそっくりですわね…」
クレア「お姉様とは彼女の恋人のエイリークさんを通してたまに一緒にお茶してますの。容姿は自分にそっくりだけど自分以上に優秀な妹だ、と伺っていますわ」
マトイ「姉さんったら…では、姉さんの顔に泥を塗らない様にしないといけませんね」フフフ

 

グレイ「AKJに女帝ズと、都会に出てるだけあってクレアって交遊関係広いよな」ヒソヒソ
ロビン「やっぱ俺たちの事とかも話てんのかな…?」ヒソヒソ
デューテ「そーだねー、ボクもたまに女帝さんたちのお茶会に参加してるけど、二人の事めっちゃのろけてるよー」ヒソヒソ
ロビン「マジで!?う、嬉しいけど、なんかちょっと恥ずいな///」ヒソヒソ
グレイ(てか、もう先輩とかにデューテのこと紹介したりしてんのか……外堀埋め?)

 

マトイ「こちら向かって左側の炎の間がクレア様とデューテ様、右側の風の間がグレイ様とロビン様のお部屋となっております」
デューテ(う…なんとなく想像ついてたけど、やっぱりクレアと二人っきりかぁ///)
クレア「デューテ、どうかいたしまして?」
デューテ「ひゅい!?いやいやいや何でもないって!!////」
クレア「そうですの?ならよろしいのですが…(旅館が立派過ぎて気後れしているのでしょうか?…でも大丈夫ですわ、もうすぐそんな事を考える余裕もなくなるくらいキモチよくしてさしあげますわうふふふふふ/////)」
グレイ(クレアからなんらかの邪なオーラが漏れでてる…)
ロビン「おいみてみろよグレイ!部屋すっげー広いぞ!」

 

《15:49 炎の間》
クレア「さてと今は…4時少し前といった所ですわね」
デューテ「ウンソーダネー////(あーもうやっぱり意識しちゃうよー////)」
クレア「では事前の打ち合わせ通り、デューテとグレイたちは温泉街を散策、わたくしは先にお風呂をいただくという事でよろしいですわね?」
デューテ「ウンソーダネー////(これから二泊三日はこの部屋で二人で過ごすっていうのに、初日からこんなんでどーすんだよー////)」
クレア「……デューテ、少々よろしいですか?」ウシロカラダキツキー
デューテ「!!!!!????」
クレア「この地図のこの部分…ここにちょっとした展望台が在りますの。そこで6時に待ち合わせをしたいのですわ」ウデヲクビカラマエニマワシー
デューテ「ハ、ハヒ…////(せ、背中におっぱいがぁ!耳に吐息がぁぁぁ!!////)」
クレア「二人っきりで話があるのです。わたくし達二人以外には決して聞かれたくない、とてもとても大切なお話ですわ」ミミモトニササヤキー
デューテ「!!!!/////////」コクコクコクコク
扉の向こうのロビン『おーいデューテー準備できたかー?』
デューテ「!!!!!???」ビビクン
クレア「忘れちゃダメですわよ…はいもう行ってもいいですわ」パッ
デューテ「ふわい!!!??////」
扉の向こうのロビン『うお!?どうしたいきなり大声出して!?』
デューテ「ななななんでもないっていい今行くよぉぉぉぉぉ!!!!!
」ダーーーーバタン
クレア「行ってらっしゃましー」
扉の向こうのロビン『あれ?デューテなんか顔赤くね?』
扉の向こうのデューテ『うるさい空気が読めない!』
扉の向こうのロビン『ヒーローズの二つ名の話はやめろぉ!』
扉の向こうのグレイ『あー…はやく行こうぜ』
クレア「……」
クレア「ぐはぁっ!!?」鼻血ブシャア
クレア「くっ…デューテニウム過剰摂取の副作用が…」
クレア「ふふ…ですが、これでお膳立ては整いましたわ。後はデューテに告白して、わたくしの嫁にするのみですわ!!」
クレア「…大丈夫ですわよね?デューテは受け入れてくれますわよね?」
クレア「…ってダメですわ!ポジティブに!きっとわたくしの愛は伝わりますわ!」
クレア「さ、験担ぎにお風呂で身体を清めますわよ!!」

 

《16:32 温泉街》
デューテ「…」時計チラ
時計「まだ一時間半近くあるぞ」
デューテ(うう…あと一時間半…////)
ロビン「な、いいだろコレ!デューテもそう思うよな?」
デューテ「わひゅい!!?いいいいいいんじゃないかなぁ!!?////」
ロビン「…お前やっぱりなんか様子が変じゃないか?」
デューテ「そそそそんなことないって!いつも通りやりたいほうだいだってば!!」
ロビン「そおかぁ?まぁそれならいいけどさ」
グレイ「で、クレアとの約束は何時なんだ?」ヒソヒソ
デューテ「6時だよ…ってグレイ何故それを!!?」
グレイ「クレアの様子がなんか変だったからよ、アイツがおかしくなるとしたらだいたいデューテ関係だからな。お前さっきから時計チラチラ見てたし」
デューテ「う、さすが恋人。クレアのことよくわかってらっしゃる…」
グレイ「まあなぁ。んじゃ、6時前になったらうまい事ロビン連れて退散するからよ、後は上手いことやれよ」
デューテ「ん…ありがと」
グレイ「気にすんなって、クレアの為だからな」

 

《17:40 旅館廊下》
クレア(一世一代の告白なんだからもっと綺麗にしなければとかやってたらこんな時間まで長風呂してしまいましたわ!!)
クレア(件の場所までおよそ10分、急ぎませんと!…あら?何やら騒がしいですわね?)

 

セノウ「一体どう落とし前つけてくれるんですかねぇ!!」
マトイ「誠に申し訳ありませんでした!」
ロリ仲居「もうしわけ…ありませんでしたぁ…(半泣)」ガクブル
クレア「穏やかじゃありませんわね、どういたしましたの?」
セノウ「ああん?そこの見習い仲居が転んだ拍子に私に熱々の茶をぶっかけたんですよ!!」
ロリ仲居「ヒッ……ごめんなさいごめんなさい…!」ガクブル
マトイ「誠に申し訳ありませんでした。此方の不手際ですので、お洋服のクリーニング代は全てこちらで負担させていただきます」
セノウ「それは当然でしょう、私は誠意を見せなさいと言っているのです」
セノウ「こっちは一歩間違えれば大火傷だったんですよ?慰謝料の10万や20万はいただいてもおかしくはないと思うんですがねぇ?」ニタニタ
マトイ「そ、それは…」
クレア(こ…この男は、なんと下劣な!!)イライラ
クレア(ですが、流石にこの件ではあの少女に否があるのは明白…仕方ないですわね)
クレア「ちょっとよろしいですか?」
セノウ「何なら出るとこ出ても…って何ですか、部外者は引っ込んでなさいな」
クレア「まあまあそう仰らずに、今日の所はこれで許して差し上げませんこと?」スッ…
セノウ「は、何を言い出すかと思えば。並の物品では私は納得しまって覇者の金貨ぁ!!?」
マトイ「な!!?」
セノウ(こ、こんな貴重品をポンっと出せるなんて、このお嬢さん何者ですか!!?)
クレア「(ニコニコ)」
セノウ(と、とりあえず只者でないのは明らか、彼女と事を構えるのは得策ではないですね…)
セノウ「今日の所はこのお嬢さんに免じてクリーニング代だけで勘弁してあげましょう!次からはきちんと躾をしておくのですね!」ダーーッ

 

クレア「…ふん、シッシッですわ!」
ロリ仲居「…あの、お姉さん、ありがとうございました」
マトイ「私からもお礼を。そして、申し訳ありませんでした、お客様にお手を煩わせるなど…」
クレア「気にすることはありませんわ、あの眼鏡が個人的に気に食わなかっただけですもの」
クレア「それに…貴女の様な可愛らしい女の子が泣いている所は見たくありませんもの」ナデナデ
ロリ仲居「ふわ…/////」
クレア「ですが…今回の件は貴女のせいで回りに迷惑をかけてしまったというのも事実ですわ。もうこのような事が起きないように、精進なさいな?」ナデナデ
ロリ仲居「は、はい!がんばります!!」
クレア「ふふ、いい返事ですわ。それではそろそろ失礼致しますわ」

 

ロリ仲居「…クレアお姉さま…ステキな方でしたねぇ…/////」ポワポワ
マトイ(他人の為に身を切る事も厭わず、その言葉は泣く子をも癒し、然りとて与えるのは飴のみにあらず…あれが女帝の器なのかしら?)

 

クレア(あの見習いの娘、可愛かったですわねぇ…あら?)
時計「17時59分やぞ」
クレア「」

 

《18:04 約束の展望台》
デューテ「ったくクレアの奴、自分から言い出しといて遅刻するってどういう了見だよ…」
ガサガサ…
デューテ「お、やっと来た…」
シャナン「今度こそょぅι゛ょウォッチしようと思ったのに旅館から出禁をくらうとは。この辺りなら野宿にちょうどいいかな…」
デューテ「って最近バイトの先々にいる変態おじさん!?こんな所まで!!?」
シャナン「おおデューテ!こんな所で出会えるとは、やはり私達は運命の赤い糸で結ばれていたのだな!!」
デューテ「ひっ!!?く、来んなぁ!!」つファイアー
シャナン「怖がらなくても大丈夫だよ、さあ私と二人きりのランデヴーを楽しもうではないか」ヒョイ《MISS》
デューテ「ぎゃーっ!キモいキモいキモい!!助けてクレアぁぁぁぁぁぁ!!!」
〈☆キラン
シャナン「むっ!」サッ《MISS》
デューテ「い、今飛んできたの、グラディウス…?」
???「そこの薄汚い変態、わたくしのデューテから離れなさい!!」
クレア「く、クレアぁぁぁぁ!!////」
クレア「ふふ、遅くなってごめんなさい……さて、本当なら叩きのめして豚箱にぶちこんでやりたい所ですが、今は一分一秒が惜しい状況、今すぐここを立ち去るならば見逃してあげますわよ?」
シャナン「ふっ、立ち去るのは君の方だろう、私は今からこの未来の嫁とお楽しみタァイムなのだからな」
デューテ「き、きっしょい事ゆーなぁ!?」ゾワゾワ
クレア「」プツン
クレア「…なるほど、引き下がるつもりはないと…でしたら残念ですが」ロムファイアカマエ

 

クレア「ブ チ コ ロ シ か く て い ですわね(はぁと)」ニコッ

 

シャナン「ヒィッ!!???」ガクガク
デューテ(な、なにあのおぞましい笑顔!?あれがクレアのガチギレ!?)ブルブル
クレア「あ、そうそう。貴方さっき『デューテは私の未来の嫁』とかほざいてましたけど」
シャナン(なななな何をおおお恐れているのだわわわ私にはバルムンクがああああるではないかぁ!?)ガクガク
クレア「デューテは『わたくしの嫁』ですわ、未来永劫」
シャナン(はははは速さ+20技+10の補正、おまけにばばばバレンシアの槍は三竦みがない、わわわわたしが負けるはずがないぃ!?)ガクガク
クレア「爪の先から髪の一本まで、デューテに触れていいのはわたくしだけですわ」
シャナン(なのに何故こうも震えが止まらんのだぁぁぁ!!?)ガクガク
クレア「わたくしの愛する人に汚い手でさわるなぁ!!!」
シャナン「ひ、ひぃぃぃいい!!!???」

 

クレア「必殺!!龍霞!!!」
シャナン「ぐがぁぁぁぁあああ!!?」critical
シャナン(な…何故だ…まったく動きが……見切れ……)ガク…
※龍霞…『ロムファイア』を装備することで使用できる戦技。速さの数値を攻撃に上乗せしてダメージ。消費HP8、命中補正+20%

 

クレア(ふう…まさかこんな変態にデューテへのプロポーズを先を越されるなんて)ズーン
デューテ「あ、あのクレア!////助けてくれてありが……ってぇ!?クレア、鼻!鼻!?」
クレア「鼻?(鼻擦り)……あら、また鼻血…が…」ボタボタ
クレア「…はふん」ガクリ…
デューテ「く、クレアぁぁぁぁ!!?」

 

《20:36 炎の間》
クレア「………んん…あら、ここは…?」
デューテ「あ、クレア起きた?」
クレア「デューテ?…わたくし、何故旅館の部屋で眠っていたのですの?」
デューテ「変態ブッ飛ばした後、クレア急に倒れちゃったんだよ……お風呂上がりに旅館から展望台まで全力疾走して、おまけに龍霞なんて大技使ったから、湯冷めして熱出しちゃったみたい」
クレア「成る程、面目無いですわ……って今何時ですの!?花火は!?」
デューテ「今は八時半、花火なんてとっくに終っちゃったよ?」
クレア「は、はは……そうですの………(うふふ、せっかく腹決めて計画立てましたのに…)」ズーン
デューテ「…そんでさクレア、ちょっと聞きたいことがあるんだけど…///」
クレア「うふふなんですの〜?…」ズーン
デューテ「さっき変態ブッ飛ばした時、クレアが何て言ったか覚えてる…?///」
クレア「いいえ〜あの時は無我夢中でしたので〜…」ズーン
デューテ「……『デューテは未来永劫わたくしの嫁』」
クレア「うふふ〜………へ?」
デューテ「『爪の先から髪の一本まで、デューテに触れていいのはわたくしだけ』」
クレア「ちょ、待っ///」
デューテ「『わたくしの愛する人に汚い手でさわるな』」
クレア「わたくしそんなことを言ってましたの!!?///」
デューテ「…あのさ、もしかしてクレアがしたかった大事な話ってさ…その…告白…だったりする?/////」
クレア「!!!!!????/////」ビビビクッ
デューテ「あはは〜///その反応は図星かな?////」
クレア「ななななな何故それを!?////」
デューテ「そりゃあわかるよ、伊達に何年もクレアの親友やってないし」
デューテ「……それにさ、ボクもクレアのこと、好きだし/////」
クレア「……え…えええ!?いい今なんと!!?/////」
デューテ「何べんも言わせないでよこっちだって恥ずかしいんだから!!/////」
クレア「ごごごごめんなさい!?……で、でも…わたくしとデューテが両思い…うへへ///」鼻血タラ〜
デューテ「あのさ、喜んでくれるのは嬉しいんだけどさ……その、なんか言うことあるんじゃない?/////」
クレア「おおっとそうでしたわ!///(鼻血拭き)……ええと、デューテさん!////」セイザ
デューテ「……はい/////」セイザ
クレア「わたくしは貴女の事を愛しています、この世誰よりも一番だと断言できる位愛しています……ですが、わたくしの愛を貴女一人だけに向けることはできません」
デューテ「………」
クレア「…こんな身勝手なわたくしですが、もしわたくしの事を愛してくれるならば…」

 

「どうか、貴女の人生をわたくしにください」
「…えへへ///、どうか末永くよろしくお願いします/////」

 

《後日》《13:25 旅館前》
マトイ「この度は当旅館をご利用頂き、ありがとうございました」
クレア「いえいえ、お礼を言うのはわたくしの方ですわ」

 

デューテ「…というわけで、ボクもクレアの恋人になりましたー!」
ロビン「お、おう、ついにか…」
グレイ「思ったより随分時間がかかったなぁ」
デューテ「そこで、先輩のお二人にぜひとも言っておきたいことがあります!」
グレロビ「「?」」
デューテ「クレアの一番、譲る気ないからね☆ミ」ウインク
ロビン「なっ!?」
グレイ「ははっ、いいじゃねーか。こっちこそ譲らねえぞ?」
ロビン「お、俺だって負けねーからな!!」
デューテ「ふふーん♪……!、ねえあれ…」

 

マトイ「これ、私の連絡先です、良ければまたお会いしましょう//」
クレア「いいですわね。ええと、わたくしの連絡先はと…」

 

ロビン「…え、何で仲居さんがクレアに連絡先わたしてんの?」
グレイ「…つーかあの仲居さん、なんか顔赤らめてね?」
デューテ「…そーいや、仲居さんが悪質クレーマーに絡まれてる所をクレアが助けたって」
三人「「「………」」」
三人「「「クレアぁ!!早く帰ろう(ぜ)!!!」」」

 
 

こうして、ついに想いを告げてデューテと恋人の契りを結んだクレア。
これから彼女らがどのような路を行くのか、まだ誰にも解りませんが。
勇気を持って一歩を踏み出した少女の前途に、幸があらんことを。

 

《おまけ》
シャナン「ぐぞぉぉぉぉ!ラドネイに続きデューテまで、何故私の元から飛び立って行ってしまうのだぁぁ!!」
ギィ「いやそもそもアンタの元に居たことねえだろ」
カレル「酷ですが、今や貴方の評判は葉っぱ以上ゲブ以下です。少女どころか、誰も貴方を愛しなどしないでしょう」
シャナン「な!?この私がゲブ以下だとぉ!!?」
カレル「それ程までに最近の貴方の狼藉は目に余るのです。何か一つ、貴方の得意な物でもいいですから、功績を立てなければ、このような状況がいつまでも続くと思いますよ」
シャナン「ぐぬぬぬぬぬ…くそ、ギィ!稽古に付き合え!!」
ギィ「おし、今日こそ流星剣を盗み出してやる!」

 

カアラ「兄者、今日はやけに煽るな。ゲブ以下は流石に言い過ぎではないか?」
カレル「確かに多少誇張したが、こうでも言わなければ彼も奮起しないだろう?」
カアラ「ああ、確かに…(呆)」
カレル「純粋に剣を振るう楽しさを思い出してくれれば、きっと彼だって不埒な行いを起こすことも減るだろう」
カアラ「成る程な…」
カレル「それに彼ほどの腕前の剣士がいれば他の門下生にもいい刺激になる」
カアラ「成る程成る程」
カレル「そうなれば我が道場の評判もうなぎ登り、入門者も増えてウッハウハという、一石三鳥の作戦なのさ」
カアラ「な、成る程…(いや兄者ウッハウハて…キャスと仲良くしてくれるのはありがたいが、なにやらいらん影響までうけてやいまいか?)」

 

ギィ「てりゃー!流星剣!!」ズババ
シャナン「違う!こうだ!!」ズバババババ