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Last-modified: 2017-10-05 (木) 22:26:58

縁側

 

サクラ「エフラム兄様、お茶が入りました」
エフラム「ありがとう、サクラ。今日は白夜名物の団子か」
サクラ「はい。作ってみました」
エフラム「…………やはり美味いな」
サクラ「ありがとうございます。……? エフラム兄様……どうしたんですか? そのような顔をして」
エフラム「いや、すまない。サクラの所作につい見入ってしまった。白夜の作法というものか?」
サクラ「そうですね。幼い頃から取り組んでいましたので、癖になっていると思います」
エフラム「動作の美しさで心が洗われるようだ。エリーゼとは違う癒しかもしれないな」
サクラ「何気ない日常で兄様が癒されるのであれば、私はとても嬉しいです」