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Last-modified: 2017-10-29 (日) 21:00:58

ラケシス「ナンナー、用事って何かしら?…って、なにこれ、ナンナの部屋がエロゲやAVだらけに!?」
デルムッド「呼ばれて来てみたら…なんて有様だ…」
エルトシャン「ううむ…年頃の乙女の部屋とは思えん…」
アレス「まるで葉っぱの部屋のように…ちゃんとジャンル別に整理されてる…」
ナンナ「研究用の資料です。それよりみんなにお願いしたい事があるんですが」
アレス「なんだ?」
ナンナ「一人だと気付かない事も人に聞いてもらえば気付く事ってあると思うんですよ」
デルムッド「うんうん」
ナンナ「私、次の作品で自家発電するシーンのあるヒロインに声当ててまして。うまく演じるためにも実際にここで自家発電して声出しますから、
    みんなに見て聞いてもらっていろいろ気付いた事を指摘してほしいんです。主に興奮できたかどうかとか」
アレス「……頭沸いてるのかお前…」
ラケシス「いい?そんな姿を人に見せたりしたらだめよ?頼むから……」
ナンナ「そんな!?独学には限度があります!せめて録音データを聞いてもらうだけでも!」
エルトシャン「…それだって家族が聞くにはあまりに生々しいし…せめて信頼のおける友達…できれば女性にしなさい…はぁ…」(頭かかえ)
ナンナ(ゲームが完成したら売り出しますしどのみちいろんな人に聞いてもらうんですけど…
     大勢の人にハァハァしてもらっていっぱい売れてお金が入ればリーフ様の大好きなエロゲを自由に作れるエロゲメーカー設立って卒業後の進路が現実味を帯びるんです。
     …リーフ様のためだけじゃなくって。えーっと、私もけっこうエロゲ好きになっちゃったし…でもなんか口に出せない雰囲気)

 
 

学校の地下

 

リーフ「エロゲ制作部ってのも味気ない名前だしさ。非公認部活のサークルとして名前つけたらどうかな?
    ネットで販路開拓するから」
ナンナ「いいですね。じゃあ私たち3人の名前からイメージできるような…」
ティニー「葉…羽…腐…かなあ……」
リーフ「じゃそれでいく?それと次回作のシナリオだけどこれ、書いてきたから読んでくれる?」
ナンナ「ふんふむ……」
ティニー「三人で何かを作るのってやっぱり楽しいですね。次はBLにも挑戦してみません?」
リーフ「ごめんそれはちょっと。それは腐リージの方でやって」
ティニー「」

 

戸の外

 

ミランダ「あ、あいつら〜〜!また校内に隠し拠点作って風紀乱して!…べ、別に楽しそうにしてるのいいなぁなんて思ってないし!ガサ入れしてやるし!」

 
 
 

イリオス「新興の同人サークル「葉羽腐」ってどういう意味なんだろーな。
      いまんとこネット販売しかしてねーみたいだけど、けっこう可愛い声してる声優使ってるんだよな。
      プロ化すんのかな?エロゲメーカーにも同人サークルが前身って結構あるし」
セーラ「エロゲオタキメェ」
ユアン「君はエロゲだけで満足なのかい?まあリアルの体験とは別腹だし今でも僕も大好きだけど。
     でもそれだけじゃ虚しいよね」
イリオス「何言ってるんだお前…って、ま、まさか!」
ユアン「ふふふふ、晴れて童貞卒業したよ」
イリオス「な、なんだってー!年下のガキに先越されたぞ!どうするんだよ社長!」
シャナム「いや…私は女より金の方が好きだし…童貞だろうと別にかまわんのだが」
ドロシー「なんて正直な…」
シャーロッテ「はずかしーお話ですぅぅ/////」
セーラ「カマトトぶんなタコ!」
オルエン「童貞ってなんですか?エロゲって?」
ドロシー「オルエンさんはこっちで一緒にお茶しましょう」

 

シグルーン「エロスの品評ならば」
ノノ「ノノたちの出番だね!」
ンン「巻き込まれましたですよ……」
チキ「……ううん……ここの発音を、もう少し呂律が回っていない感じに……」
アクア「それだとあざと過ぎないかしら? それより、こっちを半オクターブ高く……」
大人チキ「こういうゲームなら、あざとさも重要じゃないかしら?
     私は、ここの所をもっと余韻を響かせるように……」
ノノ「ガチのプロ来たー! なるほど……そうすればもっと……ふむふむ……」
シグルーン「声という分野では抜きん出ていますわね……メモメモ……」
サナキ「この二人はこの二人で、まだ上を目指すか……」
ンン「疲れたので、私は帰りますです……」