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Last-modified: 2017-10-31 (火) 07:35:22

〜ミランダの場合〜

 

トラキア幼稚園

 

タニア「まてー!」
オーシン「やーい、つかまえてみろー」
リーフ(6歳)「ふー、みんなむじゃきだなあ。おにごっこなんて、つかれるだけだよ。」(テクテク)

 

シグルド「……この年長の頃から、ませてきたというか……ちょっとスレてきたんだな。」
クロム「ひねくれてきた、というかな。」

 

ミランダ(ヌギヌギ)「あう〜、ころんでどろんこになっちゃった。かえっておかあさまにしかられるから、きがえないと。」

 

ティニー「あっ、幼女の着替えシーン。」
ミランダ「/////」
サラ「大丈夫よ、今日の映像は抹消するから。」

 

リーフ「あっ」
ミランダ「あっ!/////」(ササッ)
リーフ「ねー、なにしてるのー?」
ミランダ「れ、れでぃのおきがえ中をのぞくなんて!あなたしつれいよ!!」
リーフ「ええー?」

 

フィン「この頃から貧乳には反応しないんですね……」(白目)
ナンナ「……」
ルーテ「三つ子の魂百まで、といいますから。」

 

ミランダ「あなた、わかばぐみのリーフね!こんなところをみられたら、およめにいけないわ!あなた、男の子ならせきにんをとりなさい!」
リーフ「えー、こんなの"ふかこうりょく"だよー」
ミランダ「だめ!あなたはせきにんをとって、わたしと"けっこん"するのよ!いい?」
リーフ「やだよう、ぼくはきれいなおねいさんと"けっこん"したいの!」
ミランダ「まあ、しつれいね!ちょっと、こっちにいらっしゃい!」\ズルズル/
リーフ「うわ〜ん、やめてよ〜!」

 

ナンナ「ミランダのリーフ様の"許婚"って……そういう……」(ジトー)
ミランダ「あ、あのときは子供だったのよ!よくある話でしょ!?/////」
ラケシス「まあ可愛いわね。私も兄様に昔よく……」(テレッ)
シグルド\ゴゴゴゴゴ/
ラケシス「む、昔の話ですから!」

 

ミランダ「あなた、"みため"はそこそこいいけど……わたしのしょうらいの"おむこさん"になるにはちょっとたよりないわね。」
リーフ「べつに、ぼくはなりたくないけど……」
ミランダ「まー!しつれいね!リーフはわたしのこと、きらいなの!?そのなまいきなこと、いえなくしてあげるわ!」つサンダー
リーフ「わあ!まほうはひとにうっちゃだめなんだよ?」
ミランダ「ふん!わたしの"おっと"になるおとこなら、これぐらいたえてみなさい!えい!えい!」\ドカーンドカーン!/
リーフ「うわあ!なにするのさひとでなしー!」
ミランダ「これはあなたのためよ!わたしが、わたしのためにりっぱなおとこにきたえてあげの!」(キラーン)
リーフ「わーん!やだ〜!!」(ビエー)

 

ミランダ「リーフさま!おかし、つくってきてあげたわよ!あさから、おかあさまといっしょにつくったの!」つ焼き菓子
リーフ「わーい!やったあ!」
ミランダ「でも、ほしかったら、わたしのもんだいをとかないとたべさせないわ。」
リーフ「え〜っ!」
ミランダ「はい!このもんだい、といてみて!」つ地面にカキカキ
リーフ「え、えーっと……ろふとうすから、はんらんしたひとは、まいらと、がれ、どっち?……う〜ん。」(がれ、かなあ〜?)\チラ/
ミランダ(ムッスー)
リーフ(チラッ)
ミランダ(ニコニコ)
リーフ(えーっと、にこにこしてたから〜)「……まいら!」
ミランダ「だめ!いまわたしのかおみたわね!おしおきよ!」つサンダー
リーフ「あーん!このひとでなしー!!」(ビリビリビリ)

 

リーフ\プスプス/「」
ミランダ「はい!じゃあつぎのもんだい!」
リーフ「もうやだあ!」
ミランダ「だめ!リーフさまはわたしの"おっと"になるひとなんだから!りっぱにならなきゃだめなの!」つサンダー
リーフ\ヒトデナシー/

 

ミカヤ「あちゃ〜、押しかけ女房って感じで見ればまだ可愛いけど……」
ルーテ「一般的に言うと、愛だとすれば重いですね。」
ミランダ「」
サラ「ミランダって、昔から強引なところあったのね。」
ミランダ「あ〜……あのころの私はわがままだったっていうか……その……」(アセアセ)
ティニー「今もちょっとタカビーですけどね。」(ボソ)
ミランダ「何か言った!?」(ギロ)つトロン
ナンナ「やめなさいよ、二人とも!」
ミランダ「ぐぬぬ……」
ミカヤ「でも、ミランダちゃんのこともリーフは何も言ってなかったわね。」
クロム「たまーに、黒コゲになって帰ってきたが、俺たちには何も言わなかったな。」
ナンナ「おそらく、私の時と同じようにミランダを庇っていたのでは……?」
シグルド「あの子は耐えることは人一倍だからなあ……」(ウンウン)
ミランダ「……な、何よ。余計な気遣いしちゃって……/////」

 

ルーテ「さて、ミランダさんはわかりやすかったですね。で、次は…」
フィン(バッ!)「テイニーは!もういいのではないかな!?だいたい予想できるし!」
ティニー「そうですよ!私は自覚がありますし!!」(アセアセ)
フィン「そうだ!どうせBL本を描かれたとかそういう……」
ナンナ「いけませんよ、フィンさん。」\ゴゴゴゴゴ/
ミランダ「自分の娘だけ庇うなんて、ちょっとズルいんじゃないですか?」\ドドドドド/
フィン「」
シグルド「そうだな、ここは平等に見てみようではないか。」
ラケシス「そうよ、自覚があるとはいえ、皆平等にするべきだわ。」(キリッ)
ティニー「」
ルーテ「では、ティニーさん絡みの記憶を見てみましょう。」\カタカタ/

 

〜ティニーの場合〜

 

トラキア小学校

 

リーフ(9歳)「はい、アーサー。これ面白かったよ。ありがとう。」つゲームソフト
アーサー「いいよべつに。」
リーフ「僕はこの、"ゆいな"ちゃんがかわいいと思ったなあ〜。巨乳だし。いっしょに世界征服したい!」
アーサー「ああ、いいよね〜。でも俺は"ゆみ"ちゃん!デートイベントの反応とかかわいいし!」

 

フィン(ガタッ!)「アーサー!まだ小学生だというのに!淫らなゲームを……!!」
アーサー「ちょっとまって!あれ普通のギャルゲーだから!18禁じゃないから!!」
フィン「しかしだな!あんなものは小学生にはまだ早いというか……」(ブツブツ)
アーサー「俺だって男だしギャルゲーぐらいやるよ!悪いの!?」
ティニー「血は争えないということですよ……この前隠し持っていた同人ゲー(ry」
アーサー「ごめんティニー、ちょっと黙ってくれる?」

 

リーフ「いいなあー、アーサーん家はすぐゲーム買ってもらえるし。」
アーサー「そう?うちは変な人ばっかだし、ヒルダ叔母さんとか、正直苦手だし……あっそういえば、今度ティニーと俺の誕生会があるんだけど。来る?」
リーフ「ありがとう!もちろん行くとも!」(ケーキ食べ放題ラッキー!)
ティニー(ヒッソリ)「ウフフ……兄様×リーフ様ハアハア……」

 

ナンナ「……ティニー、まさかそんな頃から……」(ドン引き)
ミランダ「あんた昔っからああだったわねそういえば……」(ゲッソリ)
ティニー「とりあえずは身近なところから手当たり次第に萌えてみる!これは腐リージの宿命なのです!」(キリッ)
ラケシス「胸を張るところじゃないわよ?」
ティニー「ちなみにアーサー兄様は最初はイシュトー兄様と組み合わせ(ry」
ミランダ「ティニー、もう黙ろ?」つ肩(ポン)

 

フリージ家邸宅

 

リーフ「どひゃー!すっごい広い!大きいねアーサーの家!ケーキも豪華で凄いじゃない!!」
アーサー「そ、そうかな?/////」
ミランダ「あらリーフ、あなた来てたの?」
リーフ「げっ!ミランダ!どうしてここに!?」
ミランダ「いいなづけが来てあげたのに、なによその反応は。」(ジロッ)
アーサー「ええっ!?ミランダって、リーフと"こんやく"してたの?」
リーフ「違うよ!……幼稚園のころからから勝手に言ってるんだ……まいっちゃうよ……」
アーサー「な、なんだ……」(ホッ)
ミランダ「私はアーサーとティニーの従姉妹なんだから、来てるのはあたりまえでしょ。」
リーフ「へ?そうなの?」
ミランダ「そうよ、エスニャ母様は、アーサーとティニーのお母さんのティルテュ叔母様の妹なの。こっちは私の弟と妹のアミッドとリンダよ。」
アミッド「こんにちは。アミッドです。よろしく。」
リンダ「こんにちは〜。リンダです。」
リーフ「アーサーの家って、親戚多いんだね。」
アーサー「まあね。"ゆいしょ"ある家らしいから。」
リーフ「ふ〜ん。」

 

ナンナ「ミランダってそういえば小学校の高学年あたりまで、周りによくリーフ様はいいなづけって宣言してましたね。」(ジロッ)
ミランダ「だ、だからあれは子供だったからっ!!!/////」
アーサー(照れてるミランダなんかかわいい)

 

イシュタル「あら。アーサーとティニーのお友達ね?ようこそ、今日は楽しんでいってね。」(ニコ)
アーサー「イ、イシュタル姉さん!/////」(カアア)
リーフ「は、はい!お、おおおおじゃましてます!/////」(うわあ!アーサーとティニーの従姉のお姉さんってすっごい美人!!))
イシュトー「アーサー、ティルテュ伯母上が呼んでいたよ。」
アーサー「はい!イシュトー兄さん。リーフ、ジュースとかお菓子とかは好きに食べてていいからね。」(タタタ)
リーフ「わかった〜。」(モグモグ)
ティニー(コソッ)

 

ティニー「……リーフ様……」(ササッ)
リーフ「わっ!びっくりした!……なんだ、ティニーじゃないか。おじゃましてまーす。」(ムシャムシャ)
ティニー「こちらこそ、私と兄様の誕生日会にどうも。ところでリーフ様?いっぱいケーキを食べたら、のどがかわきませんか?」
リーフ「うん?そういえば……そうだね。」
ティニー「では私、取りにいってきます!」(スタタタ)
リーフ「ティニーって普段、あんまり喋らないけど……やっぱりちょっとよくわかんない子だなあ。大人しそうではなるけど。」
ティニーつ痺れ薬\サーッ!/(迫真)「おまたせしました、アイスティーしかなかったのですが、いいでしょうか?」
リーフ「いいよ、わざわざありがとう。」(ゴクゴク)
ティニー(……計画通り!)\ニヤ/
リーフ「?」
ティニー「リーフ様、向こうにもっと美味しいお菓子がありますよ。食べませんか?」(ゴゴゴゴゴ)
リーフ「うん!行く!」
ティニー「ではこちらへ……」(ぐっはっは、警戒もせずよくついてくる!まるでとんぼとりをしているかのようだな!)

 

ミカヤ「ごめんねリーフ、お姉ちゃんがひもじい思いをさせたから……」(ウッ)
シグルド「それを言うなら私が……」(ウッ)
フィン(どうしよう、すっごい気まずいわコレ)
ティニー「ピューピュー♪」(目逸らし)

 

リーフ「ねえ、ここどこ?薄暗くて、怖いんだけど……」
ティニー「ふっふっふ、リーフ様。かかりましたね。」(キラーン)
リーフ「え?ぎゃあああ!」(ビリビリビリ)
ティニー「ふふふ、ここはサンダー系魔法の使い手、フリージの誇る拘束室……電気でしびれて動けないでしょう?つでに、念のためさきほどのアイスティーには痺れ薬を……」
リーフ「ちょ、ちょっとなにすんの!?こ、この!……だ、ダメだ動けない……」(ヘトヘト)
ティニー「無駄無駄無駄ァッ!我がフリージの所有するトールハンマーの力を利用し作り上げられたこの拘束室は、誰も抜け出せませんっ!」(ククク)
リーフ「」
ティニー「じゃあそれでは私は目的を果たすべくっと。」(ペロン)
リーフ「ひゃああ!////何僕の服脱がしてんの!?」
ティニー「リーフ様、漫画は想像や空想で描かれていると思われがちですが実は違います!自分の見た事や体験した事感動した事を描いてこそおもしろくなるんです!」
リーフ「ちょ、ちょっと何を言っているのかわから(ry」
ティニー「『リアリティ』です!『リアリティ』こそが作品に生命を吹き込むエネルギーであり『リアリティ』こそがエンターテイメントなのです!」(脱がし脱がし)
リーフ「」

 

ティニー「むふふ、リーフ様。私の愛の作品(BL)のために、じっくり観察させてもらいますね。」(うっとり)
リーフ「ヒエッ」
ティニー「その表情もいいですね!……強引系作品の参考にスケッチさせていただきます。」(サラサラ)
リーフ「」
ティニー「ふう、では次はちょっとSM系の参考に電流を強めに……」
リーフ「え?ちょっとそれは聞いてないって!」
ティニー「リーフ様、よりよい作品を作るには、犠牲が必要なのです。」(迫真)
リーフ「あわわわわ……」
ティニー「あっ、ちなみにこの部屋、ヒルダ叔母様の趣味で火責めも……」
リーフ\コノヒトデナシー!/

 

アーサー「地下室でイシュタル姉さんが全裸でビクビクしてるリーフを見つけたって聞いたときは、リーフがHENTAI行為を行ったのだとばかり思っていたけど……」
サラ「どうも、こういうことだったみたいね。」(チラッ)
ティニー「しかしですね!これはリーフ様を想うがゆえにッ!ホ、ホモの嫌いな女子なんていませ(ry」
フィン「ティニー?ちょっと後で家族会議をしようか?……ヒルダ叔母上も交えて……」
ティニー「」

 

ルーテ「なかなか、興味深いデータが取れましたね。」
サラ「と、いうことね。あなたたちを避けるのは、貧乳じゃなくて別にあった。貧乳には単に興味がなかっただけなのよ。」
ナンナ「なるほど……」
サラ「つまり、全然チャンスはあるんじゃない?貧乳でもリーフに自分達が魅力的だって気づいてもらえれば。」
ミランダ「ふんふん。」
ティニー「そうです!前向きにいかなくては!」
アーサー「とりあえずティニーは一回会議決定だから。ね?」(ゴゴゴゴゴ)
ティニー「」

 

ラケシス「でもナンナ、これからどうするつもり?」
ナンナ「私は、リーフ様の趣味を理解した上でお慕いしておりますから。私が変態になるのではなく、リーフ様の趣味が社会に適応できるよう、上手いことマネージメントできるようにしようと思います。」
ミランダ「私はとにかく、まっとうな人間にするために変態行為の取り締まりだけど。……まあでも、リーフの野菜が普通に食べれるとか、植物が害を出さないような研究でもしてみるかなー?」
ティニー「では私はリーフ様とエロ漫画作家になるべく(ry」(ソロソロ)
フィン「ティニー、逃げるのは父さん感心しないぞ。」
ティニー「」

 

こうして、三人娘はエロゲ制作に協力したりそれなりに前向きに歩いていくことになったのであった……

 

ティニー「父様にお説教されちゃいました……」
アーサー「ギャルゲーくらい良いじゃん……何故かフィーにまで知られて、『ミランダにデレデレしたって!?』とか追加で怒られるし……」
ティルテュ「って言いつつ、二人ともなんかうれしそー♪」
アーサー「なっ!?!」
ティニー「そうですね……親子、って感じがして……////」
アーサー「う……それは……まあ……そうだな……」
ティルテュ(フィンが居ない時は、あたしが親としてちゃんとしなきゃだったんだけど……。
      そうゆうとこでも、義姉様にお世話になっちゃったなー……)

 

ヒルダ「で、何の用だい?」
フィン「地下の拘束室、とやらについて」
ヒルダ「あんた!? それをどこで知った!」
フィン「確かな筋からとしか。ともかく、あのような物を、子供が入れる場所に設けるのは、如何かと」
ヒルダ「……ちっ、食えない男だね……。あれなら昔、パーティーに参加したガキが迷い混んでからは閉鎖したよ。安心しな」
フィン「既に対策済みでしたか。失礼いたしました。では、私の用件は以上ですので……」
ヒルダ「……待ちな」
フィン「何でしょうか?」
ヒルダ「…………フリージ家として、あんたとティルテュに下した決を、間違っていたとは思っていない」
フィン「ええ。分かっています」
ヒルダ「……だが、私個人としてなら、まだやれることはあった……だから……」
フィン「…………」
ヒルダ「あの子を幸せにしてやりな。………………今まで悪かったよ」
フィン「……勿論です、義姉上」
ヒルダ「ふん! あんたに『義姉』と呼ばれる筋合いはないね! さっさと帰りな!」
フィン「はい。本日はお時間を下さり、ありがとうございました」

 

ブルーム「少しは素直になれた、か」
イシュトー「……あれで素直なのか……」
イシュタル「ブルーム父様も、苦労されたのですね……」

 

フィー「ねえアーサー?」
アーサー「ん、何?」
フィー「アーサーの初恋の人ってもしかしてイシュタルさん?」
アーサー「ギクッ!どうしてそれを!!」
フィー「ふーん、やっぱりそうだったんだー」
アーサー「昔の話だよ!昔の話!」
フィー「そ、まあ身近に年上のあんな綺麗なお姉さんが同居してればわからないことはないけどねー。」
アーサー「ヒルダ叔母さんから生まれたとは思えないよあの人は…優しいし。」
フィー「そーよねー、イシュトーさんもキリッとしてるし。ブルームさんとあんまり似てないわよね。」