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Last-modified: 2017-11-01 (水) 21:30:03

クロード「近頃、兄弟家さんは羽振りが良いですねー。
     おっと、ハマーンの杖を入荷しに行かなくては」ホクホク
シルヴィア「当然のようにシルバーカード持って……」ハァ…
リーン「言うまでもなく値切りの腕輪も装備……」フゥ…
コープル「これがエッダ家当主……ブラギ直系……」ハァァ…
クロード「儲かっていますし、お小遣いもアップしましょうか」ニコニコ
3人「「「兄さん大好きー!」」」ワーイ!

 

シルヴィア「あたしは言うまでもなくレヴィンでしょ?」
コープル「急にどうしたの?」
リーン「恋人の話なんじゃない? あたしアレスね」
コープル「あ、そういう……えっと、僕も、ヒノカ先生と……///」
リーン「初めてを13人でってのもスゴいわよね……三傑みたいなのは例外として」
シルヴィア「まーともかく、我がエッダ家は、かなりのリア充率を誇るわけよ」
コープル「うんうん」
リーン「はいはい」
シルヴィア「で、ありながら! 当主である長男は……!」
クロード「いやー、毎日毎日いつもどこかでバルキリー。本当に紋章町は良いところですねー」
リーン「……兄さんが稼いでくれなきゃ、お小遣い欲しさに、また変な店のバイトに捕まっちゃうかも知れないし……」
コープル「文句なしの大黒柱だから……」
シルヴィア「分かってる……分かってるわよ……。
      でも! このままじゃ兄さん、『女の肌より純金の触り心地よのぉ』とか言う変態成金に……!」
コープル「いくらなんでも……」
クロード「我が祖先ブラギ様……あなたの遺してくれた血と杖のおかげで、今日も稼げました……南無南無」
リーン「ブラギ教団司祭が白夜にかぶれてる!?」
クロード「稼げれば良いのですよ。稼げるなら何でも良いのです」
シルヴィア「あかんわ……ほんまにあかん……」
コープル「姉さん!? しっかりして!」
リーン「えーと……あのさ、兄さん。兄さんには、誰か好い人いないの?」
クロード「……さて、どうでしょうね? 原作フラグは軒並み折れていますから」
シルヴィア「ティルテュさんはフィンさんの奥さんだし、フュリーはレヴィン。あたしもレヴィンの妻である以前に妹設定だしね」
コープル「メタだよ姉さん」
リーン「原作フラグって時点でメタでしょ」
クロード「エーディンさんの逆ハーレムに入るのも何ですし、ブリギッドさんと私なんて、狙って結ばせたプレイヤーは皆無でしょう」
リーン「バルキリー持ちの魔力と魔防がやたら伸びるスキル無しパティ……」
コープル「大事故じゃないですか」
クロード「と、言うわけで、私は日々お仕事に励み、弟妹たちを養っているのです」
シルヴィア「いやまぁ……確かに兄さんの稼ぎで育ててもらったし……いまだにお小遣い貰ってるけど……」
クロード「さて、お話が終わったなら、私は少し出かけてきます」
コープル「あ、はい。行ってらっしゃい、兄さん」
リーン「行ってらっしゃーい」
シルヴィア「むぅー……」
コープル「姉さん、まだ悩んでるの?」
リーン「本人にその気がないのに、無理に結婚勧めることもないんじゃない?」
シルヴィア「うーでも……何か忘れてるような……はぐらかされたような……」

 
 

クロード「やっぱり仕事のシメにはラーメンですねー」
アイラ「やれやれ……閉店間際に来るなと、いつも言っているだろう」
クロード「この時間のこの店のラーメンでないと駄目なんですよ」
アイラ「……稼いでいるだろうに、飽きもせず……相変わらず、分からん男だな」