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Last-modified: 2017-10-27 (金) 21:39:17

葉っぱが何故三人娘を遠ざけちゃうのか考えてみた。

 

ルーテの研究室

 

ルーテ「みなさん、ようこそ。」
ナンナ「とりあえず、リーフ様にスリープをかけて連れてきましたけれど……」
リーフ「しゅぴぴ〜zzz……」
ミランダ「一体何をしようというのかしら?」
ティニー「もしかして、リーフ様を巨乳嫌いにする洗脳とか……」
サラ「いいえ、違うわ。」
ナンナ「えっ?」
サラ「前のティナの一件で、リーフは貧乳だからといて冷たくする男じゃないことがわかったから……だとしたら、あなた達に問題があったのかもしれない。そう考えてもみたの。」
ラケシス「ちょっと!ナンナがそんなことをするはずがないでしょう!?」(ガタッ!)
ナンナ「ラ、ラケシス姉さん!?」
シグルド「すまない、私達もリーフの心が知りたくてね。」
クロム「……みんなで来てしまったんだ。」
ミカヤ「根は悪い子じゃないから、ね。」
ミランダ「兄弟家の皆さんまで……」
ルーテ「いかに、献身的で真面目であっても……それが果たして相手にとって必ずしも良いことに繋がっているかどうかというのは、わかりません。」
ナンナ「……」
サラ「そんな顔しないで。あくまで原因を探ることが目的よ。いまからやることは、それを解決するためのものなんだから。」

 

ルーテ「今から、リーフさんの脳内の記憶を遡り、そこから彼のトラウマである記憶を探ります。」\カタカタ/
ルーテつリーフの頭「この装置を頭につけ、そこからリーフさんの記憶を我々で覗いていくわけです。」
サラ「じゃあとりあえず、やっていくわね。今からリーフの思い出が、そこのモニターに映るはずよ。」つ杖\ポワワ〜/
ナンナ「一体、私達がリーフ様にどのようなことをしでかしてしまったのでしょうか……」
ミランダ「そんなこと、したかしら?リーフが私達にいろいろしでかしたのは覚えてるけど?」
ティニー(まずいです……私はちょっと心当たりがありすぎて……)
シグルド「おや、映ったようだな。」

 

〜ナンナの場合〜

 

ユグドラル公園

 

リーフ(4歳)「ちぇい!てあー!」つ木の枝(ブンブン)

 

ミカヤ「あら可愛い。」
ラケシス「……ふ〜ん、葉っぱにもあんな時期があったのね。」
シグルド「あの頃はまだ可愛かったなあ……」

 

リーフ「うーん、いまちきまんないや。はやくつよくかっこよくなって、おねいさんにモテたいなあ〜。」

 

ミカヤ「好みは誰かさんのせいで今と一緒みたいだけど。」(チラッ)
クロム「ぐふっ……」

 

ナンナ\パタタタ/「リーフさまー」

 

ミランダ「あら、ナンナじゃない。」
フィン「本当ですね、あの可愛らしさは金髪の天使というものですね。」
ナンナ「/////」

 

ナンナ「リーフさまー、なにしてるのですー?」
リーフ「剣のおけいこだよ!ぼくも、クロムにいさんやアイクにいさんみたいにつよいおとこに、なるんだ!」
ナンナ「まあ、それはすごい!」
リーフ「かっこいいおとこは、つよくなくちゃね!」(フンッ!)
ナンナ「えらいです!さすが、リーフさま!」(キラキラ)
リーフ「でも、いまいちだめなんだあ。」(むーん)
ナンナ「どうしてですー?」
リーフ「アイクにいさんが、いってた。もっと、からだに"ふたん"がからないと、きたえられないぞって。」
ナンナ「ふたん……」
リーフ「もっと、へとへとにならなきゃいけないのになー。」
ナンナ(ああ、リーフさま。ナンナは、リーフさまのおやくにたちたいです……でもどうすれば……あ!)\ピコーン/

 

ナンナ「リーフさま!わたしに、まかせてください!」
リーフ「えー?」
ナンナ「えへへ、これを!」つ大地の剣
リーフ「なーに、それ。」
ナンナ「えへへ、ラケシスねえさまから、こっそりかりてきました!」
リーフ「それで、どうするの?」
ナンナ「ええと、この剣は、あいての"たいりょく"をすいとる剣だそうです!」
リーフ「ふーん」
ナンナ「ですから、この剣をリーフさまにつかえば、きっとへとへとになります!」
リーフ「そっかあ!」\パアア/

 

ラケシス「……ナンナ!?大地の剣を勝手に持ち出したことがあったのね!?昔、一度なくしたと思ったら元の場所にあった……ってことがあったけど。」(ゴゴゴゴゴ)
ナンナ「」
フィン「申し訳ありません、私がひそかに回収して戻しておきました……ま、まさかこのような事情があったとは……」
シグルド「フィン、一体どういうことだ?」
フィン「いえ、見ていればわかるかと……」(目逸らし)
サラ「雲行きが怪しくなってきたわね。」

 

ナンナ「えい、えい!」(ちくちく)
リーフ「きゃはは、くすぐったいよう!」
ナンナ「だってえ、リーフさまをほんとうにきったらあぶないもん!」
リーフ「むー、でもぼくも、ナンナにあたったらあぶないもんなー。」
ナンナ「うーん、でしたら……よいしょ。」つ自動素振り人形
リーフ「なにするのー?」
ナンナ「このおにんぎょうあいてなら、だいじょうぶです!でるむっどにいさまが、いっつも剣のおけいこでつかってるの!」
リーフ「わー!このおにんぎょう、かってにうごくの?」(キラキラ)
ナンナ「えへへ、リーフさまのために、こっそりもってきちゃいました/////」
リーフ「わあい!ありがとうナンナ!ナンナはいいこだね!」
ナンナ「そ、そんな/////」
デルムッド「おーいナンナあー、もうすぐお歌のおけいこの時間だよー。どこにいるんだーい?」
ナンナ「あっ、わたしいかなくては!にいさまには、ないしょよ!」\トタタタ/

 

リーフ(ブンッブンッ)「えへへ、このおにんぎょう、すごいやすごいや!」
リーフ「……あれ?でもなんだか、すごくつかれてきた……」
素振り人形つ大地の剣\ブンブンブンブン/
リーフ「はあ、はあ……こ、これしきのことで、まけないぞ……」
素振り人形\ブンブンブンブンブンブン(ry/
リーフ「で、でも……もう……だめ……」
素振り人形\ブンブンブンブンブンブンブンブン(ry/
リーフ「お、おねがい!だれかとめてえ!ナンナあー!ナンナあー!!」
素振り人形\シヌガヨイ/
リーフ「うわああーん!このひとでなちー!」\ウボアー/

 

フィン「と、私が発見したころにはミイラになる寸前でした……」
ナンナ「」
フィン「現場を見た私は、てっきりリーフ様がラケシス様とデルムッド様から盗んだのだと思い……こっそり剣と人形を回収して元に戻しておいたのです。」
ラケシス「そ、そうだったの……知らなかったわ……」
ミカヤ「そういえば、リーフがフィンさんに抱き抱えられて帰ってきたことがあったわね。遊び疲れたんだって聞かされてたけど……」
シグルド「確か、その日おねしょをしたのではなかったか?夕飯もあまり食べず、怯えた様子だったように思うな。」
ミカヤ「てっきり、いじめっ子に苛められただけかと思ってたわ。次の日はそんなに落ち込んでなかったし。」
ミランダ「そのときから割とタフな精神してたのねー。」
ナンナ「そ、そんな……わ、私なんてことを……」(ブルブル)
サラ「でも、リーフはナンナにあなたのせいだってこと言わなかったのね。」
ナンナ「あっ……」
ラケシス「そうね、私も今の今まで知らなかったのだし。」
ミカヤ「きっとナンナちゃんのこと庇ったのよね。」
クロム「だったらきっと、本気で"嫌い"になったのではないと思うぞ?」
ナンナ「リーフ様……」

 

ルーテ「さて、では次の記憶を覗きましょうか。」
ティニー「順番から言うと、もしかしてミランダ?」
ミランダ(ドキドキ)

 

タニア「…幼馴染っていろいろあるよな」
マリータ「ガキん頃のいいとこやバカなとこ、みっともないとこまで見とるからのお」
タニア「そーだよ。斧忘れて騒いでるとことかね」
マリータ「せやなぁ…そこで最初にオーシンが出てくるんやなあ。ハルヴァンとかも幼馴染やろに」
タニア「……っ!?な、何言ってるんだよバカ!?別にあたしは!」
マリータ「そういう反応可愛いねん」

 

リーフ「爆乳ナース物エロ本!入手したよ!」
オーシン「おう!やったぜ!いやあ杖治療が多い紋章町じゃ貴重だよなあこれ」
リーフ「さっそく回し読みしよう。トラバント先生にバレないよーにね。葉っぱエロ本図書館を今後ともよろしく!」

 

ナンナ「………」
タニア「あのバカヤロー共…何やってんだほんと…」
マリータ「ほんにガキん頃知っとるゆうんは恥もいっぱい知っとるっちゅうこっちゃが…大人になったらこれも学生時代のバカな思い出って事になるんかいのう…」