やきもち
カムイランド楽屋側……
マリータ「ほら、とっとと来ぃ」
オーシン「ひっぱるなバカ!だいたいなんで俺があいつなんかに…」
マリータ「ん?クラスメイトに差し入れっちゅうだけやで?なんもおかしなことあらへんで?」
オーシン「わ、わーってるよボケ!さっさと済ませるぞ!」
マリータ(くっくっく、単純でかわいいやっちゃ。ほんに見ててじれったいしウチがちっと背中押したる)
楽屋
タニア「あっ…ちぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!…やっとマスク取れる……」
エフラム「お疲れ、よかったぞ。なかなかどうして運動神経いいんだな。お前」
タニア「へへ、そう?ま、山育ちだしね。部活とかもやってるしね」
エフラム「一休みしたらアクションのおさらいやるか。午後からまた出番だしな」
タニア「うん、そだね。うまく合わせるから」
タニア(つーか…す、すげえ…び、美形だしつえーし…かっこいい…////
あのバカもこのくらい決まってたら…って、何考えたんだバカかアタシは)
エフラム「ん、どうかしたか?」
タニア「ナナ、ナンデモナイヨー」
楽屋袖
オーシン「へ、へん!ちょっとイケメンのヤツいたからってデレデレしちまって!
てめーみてーな山犬相手にされるわけねーだろーが!」(むすっ)
マリータ(あっちゃあ……弁当屋さんについ鼻の下伸ばしてタニアがやきもち妬くんがいつものパターンやが…
逆になってもうた…なかなかうまくいかんもんじゃ。こいつらの進展は牛歩やな…)