67-195

Last-modified: 2017-11-21 (火) 00:22:10

プリシラお嬢様はいっそルセアさんがなんとかすればええんと違いますかね…
浄化できそうだし

 

レイヴァン「その手があったか……!」

 

ルセア「どうなさったのですか、レイモンド様。」
レイヴァン「ルセア、お前ちょっとプリシラと出かけてきてくれないか。」
ルセア「はあ…」
レイヴァン「最近、勉強漬けのようだし。沈んでいることも多いしたまには休息を取らせてやってもいいかと。」
ルセア「確かに、最近ため息が多いようで。お食事も細くお嬢様の身が心配です。それでは気分転換にお外にお連れしましょう。」
レイヴァン「頼む。」
\バタン/

 

レイヴァン「っしゃあああ!頼んだぞルセアアアッ!!あいつを浄化できるのはもうお前ぐらいしかいないからなあーッ!!」
ウィル「ヴァっくーん、久しぶりにゲーセン行こうぜー。」
レイヴァン「うん行く。」\ワーイ/

 

プリシラ「はあ……ことごとく作戦は失敗、あげくに四面楚歌…AKJはどうなってしまうのかしら…….ああ、兄様……」
ルセア「プリシラお嬢様?」
プリシラ(ビクッ!)「ル、ルセア!入る時ぐらいノックなさい!!」
ルセア「あ、申し訳ありません。お勉強ばかりですとはかどりませんし、たまには外で気分転換でもと。」
プリシラ「……本当ならば兄様と一緒がいいですが……仕方ありませんね、貴方でいいわ。」
ルセア「……恐縮です。それでは参りましょうか。」

 

ベグニオンデパート
サナキ「なんじゃ。犯罪者の入店は御免被る。」
プリシラ「……」
ルセア「今日はAKJとしてではなく、ただのプリシラお嬢様としてお買い物を楽しみたいのだとのことですので、どうかご寛容に……」
サナキ「うーん、しかし……」
ルセア「もしものときは、私が責任を持ちますので。」(キラキラキラーン)
サナキ「……む、仕方ないのう。ただし、問題を起こしたら出禁じゃからな。」

 

プリシラ「……」
ルセア「お気になさらないで下さい、お嬢様。誰だって間違いは起こすものです。大事なのは、そこからどうするかです。神様もおっしゃっていますし。」
プリシラ「……そ、そうね……」
ルセア「とりあえず、今日は一人のお嬢様としてお買い物を楽しまれては。」
プリシラ「……あら、可愛らしい髪飾りね。」
ルセア「そうですね。」
プリシラ「兄様に褒められるのはどれかしら?」
ルセア「……」
プリシラ「ルセア、貴方どう思う?」

 

ルセア「お言葉ですが、プリシラお嬢様。」つ髪飾り
プリシラ「……?」
ルセア「プリシラお嬢様はいつも、レイモンド様に合わせようとなさいますが……それではお嬢様自身のお考えや、ご魅力についておろそかになるのではと私は思うのです。」
プリシラ「……」
ルセア「ですから、プリシラお嬢様がご自分で一番似合うと思われるものを使われるのが、お嬢様にとっても、レイモンド様にとっても幸せなことかと思います。」
プリシラ「……」
ルセア「プリシラお嬢様に一番似合われるものこそが、レイモンド様、ひいては皆様に受け入れていただけるものと、そう私は思うのです。」
プリシラ「……そ、そう……そうね……」
ルセア「では、お好きなだけ時間をかけてお選び下さい。私はいつまでもお待ちしておりますから。」(ニコ)
プリシラ「……あ、ありがとう……/////」

 

プリシラ「こちらをいただくわ。」
マーシャ「ありがとうございます〜早速おつけになられます?」
プリシラ「ええ……」
ルセア「やっぱり、そちらを選ばれたのですね。」
プリシラ「……貴方、わかっていたの?私がこれを選ぶって…….」
ルセア「ええ、昔からお仕えしておりますから。好みはわかります。それに……」
プリシラ「…….それに?」
ルセア「その白い花飾りが、プリシラ様の雰囲気がよく出ていると思いましたから。」(ニッコリ)
プリシラ「〜〜〜ッ!!/////」
プリシラ(な、何をときめいているの私!兄様以外の男性にはしたないわ!!)\ブンブン/
ルセア「?」

 

セーラ「ルセア様ってさ……結構天然ジゴロに思うんだけど。」
エルク「僕の存在がすっかり忘れられている件……」
セーラ「だってあんた影薄いし。」
エルク「ぐぎぎぎぎ」
ドロシー「セーラさんも人が悪いです。」(フー)

 

ルセア「……あ、あの〜プリシラ様…?」
プリシラ「何かしら?」
ルセア「その…私がこういった場所にいるのは少し問題が…」
\女性下着売場/
プリシラ「あら、今日はとことん付き合ってくれるのではなくて?」
ルセア「し、しかしですね!」
タニス「いらっしゃいませ、何かお探しでしょうか?」
ルセア(ああ、恥ずかしい…)
プリシラ「白系のはどちらにありますか?」
タニス「白でありましたら、あちらに。」
プリシラ「どうも。」
タニス「して、そちらの方……」
ルセア(ドキッ!!)
タニス「…こちらは最近出ました新しいタイプの寄せて上げるブラでして、今シーズン一押し商品なのですが」(ペラペラ)
ルセア(私は男だと言いたいッ!だがこのような場所で言えば変態の烙印を押されてしまう…くう〜!)
プリシラ(フフフ、私を少しでも兄様以外にときめかせた罰ですよ。)
タニス「こちらのフリルのものなど特に…」
ルセア(////)

 

リュシオン「そういえば私はあまり女性には間違われないな。」
リン「そうね。なんか男ってわかるわねー。ガタイはいいからリベラさんもわかるけど。」
リュシオン「ふう…羨ましいぞ…フェニキス時代に女性の着替え室に潜入して、鷹の女の子達に袋叩きに遭ったものだ。」
リン「ハア…そういうところなのかしらね、わかるところって。」
ティバーン「お前俺の知らねえとこで何やってんの!?」