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Last-modified: 2017-11-24 (金) 00:02:42

ルーナ「何と言うか、生まれていない内から子世代のカップリング模様が凄まじいわねぇ、アタシもだけどさ」
ジェローム「そうだな……」
ルーナ「で、あんたはどうなの? あの3人と」
ジェローム「彼女達の想いはとても嬉しく思う、だが、未だ未熟な俺が、と思うとな」
ルーナ「まぁ、あんたの真面目さは元々だし、ある意味美点だけど、同じ女として、そしてあの子達の友達として思うとやっぱりもどかしいわ」
ジェローム「そうか……」
ルーナ「私がこう言うのもなんだけど、好きになるって理屈じゃ無いのよ。
    あの子達の事を考えればいい加減考えを纏める頃じゃない?」
ジェローム「そう……だな……」
ルーナ「ま、頑張りなさいよ」
ジェローム「解った、ありがとうな」

 

ネタの都合上、未来世界のセルジュ息子たちは結ばせてますが、ジェロームたちがどうなるかは、今後次第

 
 

セルジュ息子「……何か用か?」
ミカヤ娘「うん? おお、気を散らせたか? それはすまんかったのぅ」
セルジュ息子「気が散るとまでは言わんが、そうじっと見られると……特に……」
エリンシア娘「うぅ……KINNIKU……だ、ダメですわ……! わたくしはお母さまのようには……! でもKINNIKU……!」
ミカヤ娘「……この子は、まぁ気にせんでやっとくれ。
     いやそれにしても、妻三人を翌日動けぬほどに愛しても鍛練を怠らんとは、立派なものじゃな。色々な意味で」
セルジュ息子「訓練は単なる日課だ。……昨夜のことについては、その……何だ……」

 

スミア娘「きゅぅぅ……」
サーリャ娘「も、もう……むり……」
ソワレ娘「なんて逞しさ……はぅ……」

 

ミカヤ娘「カカカッ、照れるな照れるな。それも甲斐性よ」
セルジュ息子「……それで、何か用があるのか?」
ミカヤ娘「誤魔化し方も初々しい奴じゃのぅ。
     …………その率直さもまた、アイク叔父上に良う似とる」
セルジュ息子「父さんに、か……」
ミカヤ娘「複雑そうな顔じゃな。くくく……ああ、本当に、そなたは良い……。
     ……のう、知っておるか?」
セルジュ息子「何をだ」
ミカヤ娘「母上とアイク叔父上は、心の奥底では好き合っておった。そして、エリンシア叔母上も、アイク叔父上を好いておった。
     可能性の世界では、母上や叔母上が、叔父上と結ばれる世界すらあったことを、じゃよ」
セルジュ息子「…………確かか?」
ミカヤ娘「さて。当たるも八卦と言うし、ワシの占いを信じるも切って捨てるもそなたの自由よ。
     ただ言えることは、なぁ。
     母上の血かは知らんが、そなたとアイク叔父上の共通点を見つける度に、ワシの心がざわめき波立つのじゃ」
セルジュ息子「私と父さんは違う。……私では、父さんにまるで敵わない」
ミカヤ娘「無論、分かっておるともさ。そうして、そなたとアイク叔父上の相違点を見つける度に、そなたに心惹かれるのじゃからな」
セルジュ息子「……今のは、唯の誉め言葉と捉えて良いのか?」
ミカヤ娘「おなごの口から皆まで言わせる気かえ? おお、酷い男じゃ。さでずむじゃ」
エリンシア娘「KINNIKU……はっ!? お姉さま!? 抜け駆けはズルいですわ! わたくしも! わたくしもあなたが好きです! KINNIKUも含めて!」
ミカヤ娘「最後の一言は余計じゃろ。して、返事は貰えるのかのぅ、万の歳月で初めて惚れた、愛しき殿方様よ?」
セルジュ息子「……私は、あの三人のことも、未だに幸せにできる自信が無い」
ミカヤ娘「何を当たり前のことを言うておるか。ワシの占いでも未来は未知。
     それを、誰かを幸せにする自信がある、などと嘯く輩、信用なるものか」
セルジュ息子「彼女たちと別れるつもりも無い」
ミカヤ娘「ワシら二人を受け入れてくれ、と望んでおるのに、他の女は嫌じゃとは言わんよ。
     幸いにして、あの子らも気立ての良い娘らじゃからな。そなたの人徳かの?」
セルジュ息子「……良く考えて、話し合ってから、決めさせてくれ」
ミカヤ娘「うむ。まあ妥当な判断じゃろう。応えを楽しみにしておるよ」
セルジュ息子「ああ」
エリンシア娘「……トントン拍子で話が進んでしまい、置いてけぼりですわ……」
ミカヤ娘「そなたが口を開くと、筋肉のことばかりじゃからなぁ」
エリンシア娘「うう……この身に流れる血が、KINNIKUを求めるのですわ……」
ミカヤ娘「業が深いのぅ」

 

リーフ「大変だ!このままじゃカミラさんたちは子孫を残せない!」
ミランダ「…好きで百合してるんだし残す気ないんじゃないの?」
ティニー「IPSでなんとかしそうな気もしますが」
リーフ「僕を恋人にしなくてもいいからせめて種馬役に任命してくれないかなあ」
ナンナ「久々に制裁していいですかね」