67-398

Last-modified: 2017-12-18 (月) 09:13:25

キヌ「おーい、オボロー」
オボロ「あ、お稲荷様! いらっしゃいませ! 今日はどのような……」
キヌ「今日はアタシのじゃなくてさ、エフラムに何か買っていきたいんだけど」
オボロ「そうですか、寸法は分かりますか?」
キヌ「うん、毎日抱き合ってるし。って何言わせるのさもーやだなー」
オボロ「あはは……お熱くて雪も解けそうですね」
キヌ「そういやさ、オボロのとこはやんないの?」
オボロ「何をですか?」
キヌ「ほら……クリスマスフェア、とかそういうの」
オボロ「は!? そういうのは白夜には無いはずでは……」
キヌ「えーでも結構やってるお店とかない?」
オボロ「そ、そういうのは……だいたいどうして全く関係ない地域の企画をこっちでやらなきゃならないんです!?」
キヌ「そうなんだ、でもアサマが言ってたよ『白夜人の良いところは自分の利になると思ったらよく理解もせずに貪欲に風習を取り入れる恥知らずなところですね』って」
オボロ「それ……褒められてるんですかね?」
キヌ「アタシの家でも何かクリスマスパーティとかするんだって」
オボロ「そうなんですか……」
キヌ「大事な人たちと一緒に過ごすみたいな……それで夜も激しく盛り上がるみたいらしくて……ってもうやだなーオボロ!」
オボロ「は、はあ……いやー熱いですね、雪雲がどっか行きそうですよ」