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Last-modified: 2017-12-25 (月) 14:51:49

《とあるバー》
ヘザー「貴女もこちらに来るなんて、やっぱり私の目に狂いはなかったのね(20-427参照)」
ラドネイ「あの頃は手当たり次第だっただけだろまったく…」
ミーシャ「…まあ、あれから色々とあったから」
ヘザー「…それで、話って何かしら?」
ラドネイ「私達で良ければ何でも相談に乗りますよ?」
ミーシャ「ありがとう……それで、ほら、もうじきクリスマスじゃない?」
ヘザー「そうねぇ、ウチはラドネイちゃんと思いっきり聖☆性夜するつもりだけど」
ラドネイ「いやなに言ってんの姐さん」
ヘザー「やっぱり貴女もカリンちゃんと過ごすの?」
ミーシャ「まあ、そうなんだけど…」
ミーシャ「実はその、私、クリスマスを恋人と過ごすというのが初めてで…」
ヘザー「成る程、それでどういうデートがいいか相談したいと」
ラドネイ「とはいっても、普通にミーシャさんが考える恋人の喜びそうな事をすればいいのでは?」
ヘザー「そうそう、カリンちゃんの好きな事は貴女が一番知ってるんだから♪」
ヘザー「それに付き合いたての時期なんて、恋人が用意してくれたプランならなんでも嬉しいモノよ。いっそ貴女が過ごしたいように計画をたてるのもいいんじゃない?」
ミーシャ「私がしたい…といっても、私の家で二人でゆっくりできればぐらいしか」
ラドネイ「いやいや良いと思いますよ?中学生なら変に高級な所に連れて行かれても気後れするでしょうし」
ヘザー「クリスマスの夜に愛する二人でささやかなパーティーをして、二人でお風呂に入って、最後にはBed in…いいわねぇ、コレはコレでロマンチックだわ」
ミーシャ「べべべベッドイン!!?/////ななな何考えてるのよあの娘まだ中学生よ!!??/////」ガタッ
ラドネイ「うわぁこの町で最早希少になった正しい反応だ」
ヘザー「まあそのあたりの進展は二人次第だからね」
ヘザー「と言うか今の慌てっぷり…ミーシャちゃん貴女もしかして、おぼこ?」
ミーシャ「!!!??///」
ラドネイ「へぇ意外です、ミーシャさん美人だからモテそうなのに」
ミーシャ「い、今までずっと仕事一筋だったから…///」
ヘザー「でもそんなんでいざと言う時に大丈夫かしら?良ければ私とラドネイの夜の体験でも話してあげましょうか?」
ラドネイ「うん………は?」
ミーシャ「…少し興味あるかも」
ラドネイ「ミーシャさんも何承諾してんの!?酔ってんの!?」
ヘザー「コレは先月に私たちが温泉旅行に行った夜の話なのですが…」
ミーシャ「…」フムフム
ラドネイ「だぁぁぁぁ話すな聞くなぁ!?と言うか姐さんただのろけたいだけだろ!?止めろ止めろぉぉぉ!!////」

 

《同時刻 ベグニオンデパート下着売り場》
カリン「…///」ムムム
つ[凄い際どい下着]
カリン(って何考えてるのよ!いくらクリスマスデートだからって、別にそういうことするとは決まった訳じゃないし///…そもそもこんなの中学生が手を出せる値段じゃないし…)
シグルーン「勝負下着をお探しですか?」ヌッ
カリン「ひゃぁぁああ!?」
シグルーン「只今『聖性夜☆夜の性活応援フェア』と致しまして、セクシーなランジェリーが大変お安くなっております」
カリン「何そのオッサンみたいなセンスのフェア!?てか勝負下着とかじゃないし!?」
シグルーン「こちらなどは如何でしょうか?」
カリン「勝手に話進めないでよ!?大体、安くったってたかが知れて……なぁ!?」
カリン「…………ひ、一組ください」ボソッ
シグルーン「ふふふ、ありがとうございます」ニコ

 

タニス「いや勝手に何やってんですか!!?」
シグルーン「実はクリスマスに向けてサナキ様用のセクシーなランジェリーを開発していて、これ等はそれの失敗作や試作品なのです」
マーシャ「その割には無駄にクオリティ高いんですが…」
シグルーン「開発や品質調査にはウチの下着部門に協力してくれていますから。サナキ様の為ならばと皆快く協力してくれました」
マーシャ「アホか……」
タニス「こんなことサナキ様に知られたら、シムベリンの一発や二発ではすみませんよ」
サナキ「もうバレておるぞ!」ニッコリ
マータニ「「え」」
シグルーン「あ」

 

デューテ「フヒヒ、これ買ってクレアをその気にさせてやるんだー!」
グレイ「鼻血噴く未来しか見えねえ」
ロビン「誘惑しつつ、鼻血噴いて行動不能になるほどの破壊力にはならねえ勝負下着ってどうやって選ぶんだろうな」

 

ソレイユ「わーい!ララちゃんに買ってって着てもらお♪クリスマスが楽しみー!」
オリヴィエ「なんてあけすけなのよ……」

 

タニア「べ、別にいい!いらない!スポブラでいい!/////」
マリータ「ダァホ。どんな機会があるかわからんやろ!」
     (うちかてなんの約束もしとらんけど、せ、せやけどなんかあるかも知れんし…なんでセインの事考えてまうんや)

 

リーフ「ヒロインの作画の資料に、これとこれとこれ買っていこうっと」
ティニー「マスターアップまで時間がありません。私は冬コミもありますしクリスマスは部室に缶詰ですね」
ナンナ「世のリア充に背を向け、非リアや喪を応援する私たちらしい過ごし方です」
リーフ「しまいには泣きたくなるけど」

 

フォレオ(ど…どうしよう…ユリウス君には絶対カミングアウトしないといけないし…と、時々その…求めてきてくれるような視線くれるし…
      ああっ、何を着たらいいんだろう……それ以前に…ぶつぶつ……)

 

マーシャ「い、い、意外と盛況……?」
シグルーン「だからこれでよいのです」

 

モズメ「普段から地味なんやから勝負下着くらい派手なの選んでもええよね…?」
エフィ「アルムが喜んでくれそうなのは全部買わなくちや…」
シルク「シスター服の下はガーターベルト、というのは外せませんからね」
ジャンヌ「どこの情報ですかそれは」

 

シグルーン「ご覧下さい、盛況でしょう?」
サナキ「ふむ…本当に売れているようじゃから、会社ぐるみで勝手に私のランジェリーを開発していたのはまあ許してやろう」
シグルーン「ありがとうございます、では早速完成品を」
サナキ「本当ならアイクと愛し合うのを一日禁止するくらいは言おうと思っていたのじゃが」
シグルーン「い、いきなり一日我慢するなど辛すぎますわ!せめてご奉仕だけでも…でも次の日に反動で凄く良いかも…どうしましょう?」
サナキ「知るか!」