67-440

Last-modified: 2017-12-25 (月) 14:57:23

ヘクトル「ぐおー!?さみー!?1M先も見えねえ!?」
フィヨルム「今日はブリザード日和ですねえ。少々肌寒いかも」
ヘクトル「し、し、少々なんてもんじゃねえ…鼻水が凍ってきた……」
フィヨルム「ウォッカ呑んで温まると楽になりますよ?」
ヘクトル「そういうレベルかよ!?凍死するわ!?」
フィヨルム「それは困ります。なにしろ明日はクリスマス。サンタと言えば極北の出。そう、紋章町のサンタはニフル名物!」
ヘクトル「で、なんで俺が連れてこられてるのよ」
フィヨルム「その出た腹。恰幅のよい体系。付け髭の似合いそうな顔。どう見てもサンタ役に最適でしょう」
ヘクトル「よい子のみなさんにプレゼント配ってこいってか」
フィヨルム「その通りです。ヨイ子にはオーブ20個。普通の子には英雄の羽1000枚、悪い子にだって対戦権回復を1個プレゼント!」
ヘクトル「そういう判断はどうやってするんだよ」
フィヨルム「サンタパワー?」
ヘクトル「ねえよ。んなもん」
フィヨルム「細かい事はいいのです。さ、ソリに乗っていざ出動!」
ヘクトル「しょうがねえな。よっこらせっと…あっ」 ノシ、ドシン、バキバキバキ…ズドーン
フィヨルム「あっ………ソリが見事にペシャンコに……ちょっと減量した方がいいのでは」
ヘクトル「……そうかもしんねえな……」

 

アイク「もうクリスマスか…準備は万全か?」
エフラム「はい、全員の贈り物を確保するのは大変でしたが皆のためなら苦になりません」
アイク「ああ、あいつらの笑顔のためならむしろやりがいがある」

 

ヴェロニカ「プレゼントは…オーブ何個くらいかしら」
エマ「まさかサイファのボックスを頂いちゃったりとか…」
サラ「こんな日でも相変わらず過ぎじゃない?」

 

ノノ「ノノはプレゼントよりお兄ちゃんがいてくれればそれだけで幸せだなあ」
ミルラ「珍しく普通にいいこと言ってます…」
ノノ「だからプレゼントよりホワイトクリスマスにちなんで頭が真っ白になるくらい激しく抱いて欲しいの」
ンン「台無しなのです」

 

ミネルバ「こんな日にも仕事とは…」
ミシェイル「我々の仕事は今が書き入れ時だ。せめてもの情けに夜までには上がれるようにしてやったからそれまでは気合いを入れて働け」

 

クラリーネ「今年は今までとは違いますわ…お兄様と最高に熱く激しくどろどろな愛全開な聖夜ですわ!」
クレイン「…凄い気合いの入れ具合だね…僕も嬉しいけど」

 

ミコト「ではサクラ、しっかりやるのですよ。あなたの素質を活かせば成功間違いなしです」
サクラ「は、はい…頑張ります!」
シェンメイ「あんた今度はサクラに何教えたのよ」
ミコト「特別な日ということなので…裸よりも着ている方がいやらしい、を主眼に勝負下着の選定を教えていたのです」
シェンメイ「…まさかアクアにも似たようなこと教えてないでしょうね」

 

ヒノカ「なぜ!なぜ裸体にリボンなのです!?破廉恥な!?」
ミコト「子供たちには捻るよりもわかりやすいいやらしさの方がよいかと。さ、さ、試してごらんなさい?」ニコニコ
ヒノカ(この笑顔を見ていると突っぱねにくい…ううう…/////)

 
 

翌日

 

ヒノカ「………みな、先を競って求めてきてくれたな…母上の言う事がここまで的中するとは…」
ヨファ「すぅ……んにんに……」
ロス「Zzzzzzz…ひ、ヒノカ先生……そんなにされたら…」
ヒノカ「どんな夢見とるんだ…い、いや、昨夜実際にした事だが…・////
     し、しかし…12人も裸で眠ってる光景は……ん、いや言うまい…しかし…可愛いものだ…////」

 

〈夕方〉
イグニス「それじゃ、行ってくるよ」
ブノワ「ああ……カムイ様達とのパーティー、楽しんでこい」
イグニス「…シャーロッテさんも実家にいっちゃったんだし、一緒に来ても良いと思うんだけど」
ブノワ「気にするな…カムイ様の誘いを断った俺が行っても、空気が悪くなるだけだろう…」
イグニス「…そんなことないと思うんだけどなぁ」
ブノワ「ほら、そろそろ時間だろう…早く行け…」
イグニス「…うん…兄さん、メリークリスマス」ガチャ
ブノワ「メリークリスマス…イグニス…」

 

〈数時間後〉
ブノワ(ふう…アイツは今頃、家族とパーティーを楽しんでいるだろうか…?)
ブノワ(社長室にカチ込みをかけてまで手に入れた今日の休みだ…ゆっくり楽しんでいればいいが…)
ガチャン!
オラ帰ったぞ岩ヤロ〜!
ブノワ「!!?」

 

シャーロッテ「あークソ、あの弁当屋今日は休みだなんて聞いてねえぞ!!」
ブノワ「ど…どうした!?…今日は一晩実家で過ごすんじゃ…!?」
シャーロッテ「…家族全員から、『たまにはブノワさんを労れ』って叩き出されたよ///」
シャーロッテ「お誂え向きにこんないいワインまで持たされてな、アレ絶対前から計画済みだったろ…ったく…///」
ブノワ「そ…そうか…」
シャーロッテ「オラ何ボサッとしてんだ、ケンプ買ってきたからさっさと温めてこい!!///」
ブノワ「………ああ…すぐに準備をしよう…」ニコ