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Last-modified: 2017-12-31 (日) 22:45:48

サクラ「それでは、行って参ります、兄様」
エフラム「ああ、頑張れよ」
キヌ「はぁ、せっかくのお正月なのに……」
ミタマ「神社の家と言うものを、これ程恨めしく思ったことはありませんわ」
エフラム「そう言うな、お前達が頑張ってくれるお陰で、一年元気で過ごせる人たちが沢山いる、立派な事だろう」
キヌ「そ、そうかなぁ」
エフラム「勿論俺達も初詣に行くし、今回は他の兄弟も行くだろう、その時は、よろしく頼むぞ」
サクラ「解りました、お待ちしています」
エフラム「それに今回頑張ったら、その分お前達に付き合う事を約束しよう、デートでも一緒に過ごすことでも、俺の叶えられる範囲で応えよう」
キヌ「本当に!?」
ミタマ「それは、とても楽しみですわ」
サクラ「兄様、ありがとうございます、頑張りますね、それでは、行ってきます」
エフラム「ああ、気を付けてな」

 

ミタマ「しかし……年越しをのんびり過ごせないのはやっぱり憂鬱ですわ」
サクラ「そうですね……分かってはいるんですけど……」
キヌ「ああ忙しいと完全にお仕事でめでたいって感じあんまりしないよね」
ミタマ「今年もエフラムさんに抱かれながら年を越すのは無理ですね……」
サクラ「はい……」
キヌ「え、そんなこと考えてたの!?」
ミタマ「お稲荷様は考えたことはないのですか?」
キヌ「いや……ないことはないけどさ、エフラムは間が空いたらその分いっぱいしてくれるし……会えないのは辛いけどまあそれを楽しみにしてなんとか」
ミタマ「確かにそれはありますね……何でもお願いを聞いてくれると言ってましたし」
サクラ「何でもとは言ってましたっけ……?」

 

シグルーン「アイク様に抱かれながら年を越すのが今から楽しみですわ…」
イレース「正月料理も楽しみですけどそれも外せませんね…」
サナキ「本当に一年通してブレんのうお前たちは」