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Last-modified: 2017-11-14 (火) 22:37:52

何気なくてけとーに書いたこいつら元々どんなメイドだったんだろうという妄想

 

メイド1号「山賊でした」
メイド2号「海賊船乗ってました」
メイド3号「………は?」
メイド1号「だから賊だったんだって」
メイド2号「3号も野良メイドだったでしょう?」
メイド3号「そ、そうだけど…賊まではやってなかったし」

 

〜 野良メイド 〜

 

クビになったり主家がつぶれたりして職を失ったメイド。
IFで賊の敵と戦うと賊たちの中にちらほらその姿が見受けられる。
食うために戦闘能力活かして賊入りし社会問題化している他、
ご主人様を見つけて就職するためメイドスキルのアピールを図ろうとして
人の家に勝手に入って掃除や洗濯をするなどなりふり構わない事まで仕出かす者がいてやはり問題になっている。
しかもクビになる程度の家事スキルの者が多いため、皿は割る、アイロンは焦がすなどアピールにならない事が多い。

 

メイド1号「田舎の貴族様のところに就職してたんだけど没落して解雇されちゃって」
メイド2号「メイドになろうと片っ端から履歴書出したけどどこも面接通りませんでした」
メイド3号「それ、元メイドですらないような…」
メイド1号「3号は?」
メイド3号「…ご主人様がマクベスに不正献金して逮捕されて家が潰れて野良化……」
メイド1号「やばい、話が重くなってきた」
メイド2号「就職浪人辛くなって港町でやけ酒してたら起きたら海の上にいた。海賊船乗る契約書に知らないうちにサインしてた」
メイド3号「おい」
メイド2号「船乗りの勧誘ってだいたいそうなんだって!船乗りも海賊もそもそも大差ないし!」
メイド1号「中世の海軍かい。いやFEはそういう世界観かも知れないけど」
メイド2号「来る日も来る日も潮くさい海賊のパンツ洗濯してたよ……何か月も海の上漂って…獲物の船襲う時は一緒に戦わされたし…」
メイド1号「何気に家事の修行にはなってたんだね。で、どうして覇王家に?」
メイド2号「ミルラ様が間の悪さを嘆いて吐いたブレスで船が沈んだ」
メイド3号「おいおい」
メイド2号「で、船長が謝罪と賠償求めにいってそのまま逮捕されていくとこ無くなったしお腹も空いたんで…」
メイド1号「あ、それで私と出会ったんだ!私も賊がベルン署の摘発で壊滅して逃げて彷徨ってお腹空いて…覇王家の裏から出るゴミに食べられるものないかなって探ってたら2号が寄ってきたんだったよね!」
メイド2号「そーそー、そしてごそごそやってたらアメリア様とジョキングしてたご主人様が通りかかって…うちに来るかって…」
メイド3号「モブにも人生ありみたいな…壮絶なストーリーね……」
メイド1号「FEって動乱の時代だし、ディール要塞にいるスナイパーや勇者、オレルアン城の魔導士二人をキャラ付けした箱田先生みたいに、モブにも人生あり人間性ありでいいじゃない」
メイド2号「で、三号は?」
メイド3号「え…えーっと……な、なんとか就職したいなーって…覇王家に忍び込んで…メイド隊に紛れて仕事してみようとしてすぐ捕まった」
メイド1号「それ、噂のロプト組?」
メイド2号「見た事はないけど…」
メイド3号「わかんにゃい…ふつーのメイドだったけど…もしかしたらふつーのメイドの振りしたロプトメイドだったかも…」
メイド1号「で…そしてご主人様が通って…まあいいだろ。それくらい。的な?」
メイド3号「うん、ふつーは叩き出すとこなのに器が大きいよね」
メイド2号「だよね」
メイド1号「ご奉仕してさしあげたい」
メイド3号「それ、他のメイドも思うくらいはあるけど口にはしないから!」
メイド2号「プロ度が特に高い人たちはすごい割り切ってるとこあるしね。すごいなあ」
メイド3号「そろそろ仕事しよう」
メイド1号「そーね」
メイド2号「そろそろレベル5くらいには上げたい」

 

メイドA「代々暗夜家に仕え、物心着いた頃には見習いメイドでした」
メイドB「それを考慮しても先輩のスペックおかしいですけどね。私は母が暗夜家に拾われて、今も現役メイドです」
メイドC「おばあちゃんからですねー。
     昔話で、若い頃のガロン様はこちらからご奉仕を願いたいくらいカッコよかった、って聞いて、わたしも将来そんなご主人様と……なんて」
メイドA「主人との妄想をする癖は幼児期からですか。そしてご祖母様は幼い孫に何を……」
メイドB「まあ、ご主人様は魅力的ですからね。……全身マッサージも含めて」
メイドC「わたしも先輩も、まだ2回しか特別報酬いただけてないですけど……」
メイドB「先輩、こないだので何回目でしたっけ?」
メイドA「黙秘します。
     総じて私たちは、ルルのように暗夜家の家臣の元で働いていた者も居ますが、基本的に暗夜のメイドとして生まれ育っています」
メイドB「あ、逃げた」
メイドC「そしてわたしたちの番をまとめちゃいました」

 

メイドX「ロプト教団の情報部出身。父親は元ベルクローゼン」
メイドY「マジで!? えーと……教団の……名前が無い部署で、極秘の工作活動を……」
メイドZ「あんたらマジか……普通に教団員やってたら、検査でメイドの素質があるって分かって、サラ様にスカウトされたんだけど……」
メイドX「むしろ、その経歴であの訓練を耐えたことが驚き」
メイドY「あれはキツかったわー……サラ様の教団改革以来、仕事なくて鈍ってたから余計に」
メイドZ「私は、あんたが元工作員だってことが、まだ信じられないんだけど……」
メイドY「え? でも、お互いの顔は知らないから分かんないけど、うちのとこ暇してたし、全員ここでメイドやってると思うよ?」
メイドX「何人かは、直接戦闘能力が不足しているため、情報部配属になったらしい」
メイドZ「私たち戦闘力で配属先決まってたの!?」
メイドY「見たら分かるでしょ?」
メイドZ「いやまあ、残ったメンバー強い子ばっかりだなあ、とは思ってたけど……家事能力とかは……」
メイドX「覇王家の方々を護衛するなら、足手まといにならず、盾になれることが最低ライン。
     家事については、メイド訓練で叩き込まれたおかげで、全員一定水準以上だから、問題無い」
メイドY「うんうん。やっぱ、いざって時は身をもって、だもんねー」
メイドZ「私の中の常識が崩れる……メイドって何だっけ……」
メイドY「今更じゃない?」
メイドX「それについては、考えないことにした」

 

メイドα「成竜となった日に、これからの生涯をどうするか考え、メイドを極めようと決意しました」
メイドβ「早いですねーメイド長。私は、二、三百才くらいの時に……思いつきで?」
メイドγ「同じく、五百才弱ぐらいで、『そうだメイドになろう』と」
メイドα「……経緯はともかく、今は竜王家の御名前を背負い、エフラム様たちに仕える者としての、名誉と責任を自覚し……」
メイドβ(さあ始まりましたメイド長の説教タイム)
メイドγ(先日、野良メイドをエフラム様がまた拾ってきたことを愚痴っていたため、その件も含めて長くなると予想されます)
メイドβ(実況は私)
メイドγ(解説は私が、それぞれお送り……しません!)
メイドβ(説教を聞き流しながら、ダラダラ雑談念話するだけでーす)
メイドγ(いつも通りでーす。ごめんなさーい)
メイドβ(イラッ★)
メイドγ(自分から振ったくせに酷い)
メイドβ(ごめんごめん。んじゃ、メイドになった切欠でも話す?)
メイドγ(何となく気が向いたから)
メイドβ(ぶっちゃけさっき言ったのが全てよね……野良の子以上にあやふやかしら?)
メイドγ(私らの場合、有り余った時間で大抵の技術は修得できるからねー。基本、人生舐めプだわ)
メイドβ(そもそも人生じゃないわー、竜生だわー)
メイドγ(ドラゴンライフ)
メイドβ(何それ強そう)
メイドγ(覇王さんちのメイドラゴン)
メイドβ(それ全く紋章町関係ないから)

 

※このネタでの『成竜』は、原作と違い『肉体的に成熟し老化が遅くなった(人間の百分の一)こと』の意味

 

ルル「皆さんも色々あるんですね」
ナナ「す、凄いです……」
ルル「私は前にもお話しましたが元々マクベスの元にいました。
   それ以前は一般庶民……と言いたいですが孤児でした」
ナナ「そうだったんですか!?」
ルル「ええ、孤児院育ちで少しでも早く自立するために白暗夜家で募集をされていたメイドに就職したんです。
   家事を含め器用さには自信がありましたし給料は良かったので……結果としてあの男の部下の位置にいましたが……」
ナナ「そ、そうだったんですか、失礼ながらその割には人一倍暗器の扱いが上手いですよね」
ルル「ええ……あの陰険ワカメに扱き使われイヤらしい目を向けられる度にその怒りをこめ暗器を振るっている内に何時の間にか……」
ナナ「そ……その、ごめんなさい……」
ルル「ナナが謝る事ではありませんよ。ここに移ってこれた事で素晴らしいご主人様に出会えて充実してますから」
ナナ「昨日は特別報酬が頂けた事で、恍惚とされてましたからね」
ルル「ええ、あの方になら、一生かけてお仕えするつもりです」
ナナ「そして私ですが、母の代から白暗夜家にお仕えしてて、訓練を終え現場で働ける様になったことで、こちらに派遣されました、それで……」
ルル「それで早々に葉っぱに絡まれたのですよね。
   今まで言及していませんでしたが、貴女、見習い組ながら結構な物を持っていますから」
ナナ「//////……る、ルルさんもそうじゃないですか……」
ルル「そうですね、故にその後葉っぱに目を付けられた訳ですが……まぁあの一件のお陰でクリスナイフの有用性が証明されたので良かったですが」
ナナ「そうですね、先日漸く私も武器LvがCになりました。これでエフラム様の、そしてエイリーク様の為に頑張れます」
ルル「そうですね、話を戻しますがそしてしつこく絡まれ涙していたところをエイリーク様に救われたのでしたね」
ナナ「は、はい……剣を構え私を守って下さったあの凛凛しい姿……素敵でした……
   それから優しく私を慰めて下さったあの暖かさで……///」
ルル「あの方は他のメイドにも人気がありますから、もし許されれば補にも向かう者もいるかも知れませんね、頑張りなさい、ナナ」
ナナ「わ、わかりました」

 

ルル「さて、休憩はそろそろ終わりです、仕事の続き、がんばりますよ」
ナナ「はい、頑張ります!」

 

マリータ「メイドさん泣かせたんやて!?なんちゅう真似しさらすこんクソボケ!」
リーフ「ぼ、僕はただ仲良くお近づきになりたかったんだよお。そりゃ下心もあるけど。まさか泣くなんて…」
マリータ「はっきり言うけどあんたのナンパはキモいねん。しつこいし胸ばっか見とるしルパンダイブせんでも一番寄ってきてほしくないタイプやで」
タニア「そーだよ。そーだよ。もっと言ったれー」
リーフ「……ううう、泣かせちゃったのはほんと悪い事したよ…」
マリータ「…といいつつタニアの胸ガン見するんはやめい」
リーフ「目が、目が勝手にいいいいい!ブバアアアアア!」
タニア「なーミランダ。こいつエロゲっ///////…こ、こほん。そういうのに時間割かせておいた方が無害じゃね?摘発しなくても」
ミランダ「ちょっとそんな気がしてきて…って、あんた。その単語だけで恥ずかしがるのね。ほんと初心ね…」
タニア「う、うるさいなー」