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Last-modified: 2017-11-17 (金) 22:43:16

 

アルム「そりゃあ―草刈―」
モズメ「これやっとかんと野菜がようそだたんもんなあ」
アルム「なぜか小銭もでるもんね。ザ・副収入」
モズメ「それざっくざっくざっくざっく」

 

二時間後

 

モズメ「そろそろ一休みしよかあ」
アルム「だねえ」
モズメ「木陰は風が気持ちええねぇ」
アルム「…こーして隣に座ってる君の肩の温かさの方が僕は気持ちいいかな」
モズメ「なんや。気障やわぁ。キャラじゃないよアルム君」
アルム「うん…ちょっと自分でもそう思う…でも本音だもの…」
モズメ「………ちゅ」
アルム「………ちゅぅ……」

 
 

エフィ「アルム―お弁当持ってき……あ、モズメを草の上に横たえて耕作シてる…滅多に人も通らない過疎の村だからってお外で大胆…こっちまであえぎ声聞こえてくるね。
    …ここに置いてさりげなく帰ろ。夜は私の事も思いっきりシてもらおっと。はやくアルムの赤ちゃんほしいなあ」

 

モズメ「も、もっと耕してええんよ…」
アルム「も…モズメ……まいちゃうよ…種っ…」

 

キヌ「……っ! あああっ! はあ……ふう……」
ベロア「エフラムさん……私も……早く……」
エフラム「ああ……待たせたな」
ベロア「……んっ……あ! ああっ!」
エフラム「おい……少し声を……」
ベロア「大丈夫ですよ……誰もいません……せっかく遠くまで遊びに来たんですし……遠慮しなくても……」

 
 

アルム「……いるんだよなあ……兄さんたち、こっちの方向に来てたの気付いてなかったのか……」
モズメ「ちょっ……途中でやめたら駄目やって……もっと耕して……種まきしてぇ……」
アルム「分かったよ……モズメ……っ……」