68-118

Last-modified: 2018-01-28 (日) 02:28:00

マークス「ルキナ君、遠乗りはどうだったかな?」
ルキナ「は、はい……とても気持ち良かったです……(マークスさんの胸板が……)///」
マークス「む、顔が赤いな、冷えてしまったか?」
ルキナ「い、いえ、そんな! 大丈夫です!!」
マークス「それにしても君が馬に乗れなかったとはな、だが私と共に乗ったことで君も騎馬で走る感覚も掴めただろう
    確か君の父上は乗馬が出来た筈だし、君も頑張りたまえ」
ルキナ「は、はい……ありがとうございます///」
マークス「おっと、調子が悪いのに長々と立たせてしまったな。
     後の事は私がやっておくから、先に中に戻ると良い、調子が悪いなら早めに休む事だ」
ルキナ「わ、解りました、ありがとうございます……」
マークス「さて、今日は頑張ってくれたな、お前もゆっくり休むと良い。次も頼むぞ」
マークスの馬「ヒヒーン!」

 

以下日本語に訳す。

 

レオンの馬「おかえり……兄者、何か良いことがあったのかい?」
マークスの馬「ああ、主人とルキナ殿との仲が順調に進展していてな、今後が楽しみだと思ってな」
レオンの馬「それは良かったじゃないか、僕の主人も嫁を貰って、相手がいないのがただ1人になったときにはどうなるかと思ったけど、これなら安心できそうだね」
マークスの馬「ああ、これからどうなるか、ゆっくり見守って行けるよ。
       因みに、そちらの方はどうだ?」
レオンの馬「知っての通り、嫁が物凄い旺盛だからね、主人は引っ張られてるけど、上手くやれてるみたいだよ」
ヒノカの天馬「こっちも同様……と言うか相当だな、主は元々体育会系で体力あるんだが、流石に少年12人となると引っ張られてる様だ。
       それでも幸せそうなのは確かだから、乗騎としては、嬉しく思うがな」
レオンの馬「それなら良かった………それで、対して随分と不機嫌そうじゃないか?」
カミラの飛竜「……チッ! うるせえよ、随分良い思いしてるみたいじゃねぇか、あんなエロい体の女が主の嫁でよ」
マークスの馬「お前と言うやつは、相変わらず主人や縁者の方に不埒な目を……」
レオンの馬「まあ良いさ、こう言った下衆な言い方は好きじゃ無いけど、お前に一矢報いるならさ……
      そうだね、彼女、主人と一緒に乗ることがあるけど、主人と肌触りとかまた違うよ。
      おまけに彼女の好意で主人の代わりに手入れをしてくれることがあるんだけどさ、サカの文化を学んでいるだけあって馬の扱いがすごく巧いんだよ、ブラッシングとか凄く気持ち良いんだ」
カミラの飛竜「てめぇ、自慢しやがってよ、大体あの女だって主人が目を付けてたのに、かっ浚いやがって」
レオンの馬「それは僕に言われても困るんだけどね、嫁にした……と言うか婿になったのは主人の意思だし」
ヒノカの天馬「相変わらずな奴だ」

 

シェンメイの馬「ねぇ彼女、そろそろ俺の熱い想い、受け止めてよ」
アクアの馬「断固としてお断りですわ! 貴方のような粗野で軽薄な男など真っ平御免です。
      それに、私にはもう心に決めた御方がおりますわ!」
シェンメイの馬「………は?」
アクアの馬「聞こえなかったんですの? 私には既に愛する御方がいます。
      だから、今後は無闇に近づかないで下さいまし!」
シェンメイの馬「な! そ、それ、どこの馬の骨だよ!」
アクアの馬「貴方がそれを言いますの? ………本来なら言う必要はありませんが、ここは言わせていただきます。
     主様の旦那様の騎馬ですわ、力強く、見目麗しく、何より紳士的で、とても素敵な方ですわ」
シェンメイの馬「な!!」
エリーゼの馬「おねーちゃんもおにーちゃんが好きなの? わたしもなの!!」
アクアの馬「あら、そうですの?」
エリーゼの馬「うん、優しくて、かっこいいの!!」
アクアの馬「そうなのですのね、でも魅力的な方なら番は集まるもの、一緒に、あの方へ想いを伝えましょうね」
エリーゼの馬「うん!」
シェンメイの馬「」

 

マークスの馬「いやはや、なんというか」
レオンの馬「騎馬は主人ににると言うか、その主人に似てモテ馬だよねぇ。
      まぁ、わからないでもないけどさ」
マークスの馬「そうなのか?」
レオンの馬「面倒見がよくて良いやつなのは確かだから……恋馬か……主人も結婚したし、考えてみようかな……」
マークスの馬「良い相手がいるのか?」
レオンの馬「いまのところはね、まあ、慌てず探すよ」
ヒノカの天馬「そうだな、主人の心労がなくなって手入れがしっかりされるようになって。
       自慢の毛艶も戻って来たし、そろそろ考えようかね……馬や天馬は人間と違ってフリーも多いしな」
マークスの馬「まぁ、2頭とも、頑張れよ、私は、完全に主人が身を固めるまで、見送るさ」
レオンの馬「そうか、まぁそこは兄者の好きにすれば良いさ、でもいつか、良い相手が見つかると良いね」

 

カミラの飛竜「お、俺を放置して話進めやがってよ……だ、だが、俺だって本気になれば恋竜位……」
マークスの馬「(小声)ああ言っているが、あいつはどうなんだろうな?」
レオンの馬「微妙……かな、あの最低な言動と主人や人間に欲情する性癖で同族には引かれてるらしいから。
      前にあいつの主人の部下の騎竜がそう溢してるの聞いたし」
ヒノカの天馬「良い薬だ……と言いたいが、仮にあの葉っぱレベルまで落ちてたら、流石に哀れだしそうなってないのを祈るか」