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Last-modified: 2018-01-31 (水) 22:50:13

エフラム「ファを送って学校も行ったんだってな、偉いぞ」
ヴェロニカ「……もっとほめてもいいのよ……あともっと撫でても」
サラ「ファを送ったのはともかく、登校しただけであんなに得意になってる人初めて見たわ」
ミルラ「まあ……本人にとっては重大な出来事だったみたいですし」
サラ「まあね……あ、メイドもフォローしてたみたいだし、ご褒美も考えてあげようかしら」
ヴェロニカ「……もっとハグしながら撫でてくれてもいいの……あと今夜は一番最初に」
ミルラ「途中まではいいとしても最後のは見過ごせませんですよ!?」
サラ「登校しただけでちょっと欲張りすぎなんじゃないの?」
ヴェロニカ「いいでしょ別に……これでも遠慮してるし」
ミルラ「どれだけ欲望が天井知らずなんですか!?」
サラ「ソシャゲに熱中しすぎて欲望に歯止めがきかなくなってるのかしら」
エフラム「お前たち、ちょっとは落ち着……」
ファ「ファもよーちえんちゃんといったよ、えらい?」
エフラム「……ああ……偉いぞ。よし、こっちに来い」
ファ「わーい」
ミルラ「はぁ……あの無邪気さには癒されますね」
ヴェロニカ「……それは同意してもいい」
サラ「じゃあまたファを送って……」
ヴェロニカ「もうそれには乗らないから」

 

シグルーン「サナキ様もたまには無邪気な童心を振り返ってみるのはいかがでしょう。偶然ここに園児服が…」
サナキ「思いきり前もって用意していたじゃろ」

 

メイド1号「サラ様からご褒美が貰えると聞いて」
メイド2号「や……やっぱり一番はエフラム様からのお情けを……ハァハァ」
メイド3号「いや、流石に先輩達もまだなのにそれは無理でしょ」
ルル「そうよ、今回は頑張ったけど貴女達はまだまだよ……
   こう言っては何だけど、ナナを見習いなさい、あの娘は重ねた努力を、形にしたわ」
メイド1号「あ、そう言えばナナちゃん、エイリーク様に……」
ルル「ええ、あの娘はかなりの努力を重ね、その実績を認められ、エイリーク様専属メイドの位置を勝ち取ったわ。
   貴女達も頑張っているけど、言ってしまえばまだまだ半人前よ」
メイド3号「はい……申し訳ありません」
ルル「望みを持つなとは言わないわ、でも、それにばかり囚われて目の前の事を疎かにしては駄目よ」
メイド2号「はぁい、解りました……」

 

メイド1号「(小声)私達が悪かったのは確かだけど、ルル先輩少しピリピリしてない?」
メイド2号「やっぱり、ナナちゃんが行ったのが寂しいのかなぁ」
メイド3号「何だかんだ言って、彼女を一番気にかけてたの先輩だからね。
     勿論出世を嬉しくも思っているだろうけど……」
メイド1号「でもそうですね、こんな近くに望みを叶えた実例があるんだから、私達も頑張らなきゃ!」
メイド2号「そうだね、頑張ろう、目指せお手付き!!」
メイド3号「あんたは変わらないわね……」

 

ニュクス「私もアイクと過ごすときにメイドの格好してみようかしら…」
ミカヤ「その…ちょっとは自分の年齢考えた方が」
ニュクス「…占いでメイド服が吉と出たの」
ミカヤ「絶対嘘でしょ…」
ニュクス「…見た目は子供だからいいのよ」
ミカヤ「開き直ったわね…」