ルフレ♀「クロムさん、はい。バレンタインのチョコです」
クロム「日付が変わると同時にか? ならチョコと一緒にお前も食べ」
ルフレ♀「駄目ですよ。クロムさんも今日は朝早いじゃないですか」
クロム「ルフレのけち…」
ルフレ♀「まあ…! せっかく明日の夜のためにルキナを父さんに預けるつもりでしたのに。仕方ありませんね。やめておきましょうか」
クロム「いや、すまない! 今日は早く寝るから明日相手してくれ!」
ルフレ♀「ふふっ。いいですよ」
ルキナ(お父さまとお母さまの会話が聞こえてしまいました…。少し恥ずかしいですがやはり嬉しいことですね)
マーク♂「それもいいですけどルキナさん、マークスさんへのチョコレートは出来ましたか?」
ルキナ「ひゃいっ?! マママママ、マーク?! いつからいたんですか?!」
ロリルフレ「ところでちい姉さんはなんで急に父さんに小さいルキナを預けようとしてるの」
姉ルフレ「妹ちゃんはルキナに
『バレンタイン当日は私たち両親は邪魔しませんから
あなたはマークスさんと上手くやってらっしゃい』
って意味を込めて当日の夜はクロムと過ごすことにしたって言ってたわよ」
ロリルフレ「なるほど。確かに告白が成功してもクロムが邪魔したんじゃ意味ないわ」
姉ルフレ「それに『そろそろマークも欲しいんです…///』って言ってたわ」
ロリルフレ「なるほど、そういう作戦でもあるのね」
姉ルフレ「さすが策士ね」
母からバトンは渡したぞ!
がんばれルキナ!