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Last-modified: 2018-03-05 (月) 23:59:59

ノノ「というわけで、ナギお姉ちゃんがちゃんと男の人と仲良くなれるのかをみんなで話し合いたいと思います」
ソフィーヤ「わー……」
ファ「ぱちぱちぱちー!」
ミルラ「……何ですかこれは?」
ニニアン「急に呼ばれたかと思えば……そういうこと……」
ノノ「いやさ、ナギお姉ちゃんは寝てばっかりの生活だったから男の人とちゃんと打ち解けられるか心配でしょ?」
チキ「確かに……お母さんも『長女なのに一番行き遅れになるんじゃないか』って言ってたし」
イドゥン「私も……話すのはそんなに得意じゃなかったから……アドバイスはしてあげてもいいと思う」
ノノ「はいじゃあノノから! ナギお姉ちゃんはスタイルはいいんだからおっぱい触らせてあげればいいと思う!」
ンン「お母さんはお願いですから考えてから発言するようにして欲しいのです」
ノノ「ちゃんと考えてから言ったよ?」
ンン「なお悪いですよ!?」
大人チキ「触らせるってのは直接的すぎないかしら……挟んであげると言うのは」
ミルラ「もっと直接的になってませんか!?」
大人チキ「いえ、想像してるようなこととは違うのよ、いずれやるかもしれないけど……こう前からでも後ろからでもいいから顔をぎゅっとしてあげるとか」
ソフィーヤ「いずれはやるんですか……」
チキ「それももう少し段階を踏んでからやるようなことな気も……」
イドゥン「……共通の話題を探すと言うのはどう?」
ニニアン「そうね……趣味とか仕事とか……私の場合だと踊りだけど」
ンン「やっとまともな案が出てきたのです」
ミルラ「趣味となると……寝ることになりますかね……どういう話題になるのか全然想像できないですけど」
ノノ「アイクのお兄ちゃんの方に合わせるなら……二人で手合わせでもするとか?」
ニニアン「周囲の被害が凄いことになりそう……」
ファ「ねー、ファもいい?」
イドゥン「……いいわよ」
ファ「えっと、なかよくなりたいなら『おともだちになって』って言えばいいんだよ。それで、いっしょにあそべばなかよしになれるよ」
ソフィーヤ「……そうね……ファの言う通りね」
ミルラ「あれ……何か目の前が滲んできました」
ンン「私もです……ファが一番まともなこと言ってるっていいんですかねこれは」
大人チキ「確かにファの言う通りだわ……でも進展を期待するなら別のアプローチも欲しいわね」
ニニアン「そうね、せっかく親密になってくれるかもしれない人が見つかったのに」
ファ「じゃあ『けっこんして』って言うの? それとお兄ちゃんにしてあげてるみたいにご奉仕してあげるとか……」
ノノ「よし、それもいただき」
ンン「せっかくいい話で終わりそうだったのに台無しなのです!?」

 
 
 

ノノ「よーし、じゃあ出た意見をナギお姉ちゃんに教えに行こう」
ンン「教えるって……今までの話を全部言うつもりじゃないですよね?」
ノノ「だめかな?」
ンン「駄目に決まってるのです! 教える内容は吟味するのです!」
ノノ「大丈夫だって、任せて任せて」
ンン「何をもって大丈夫とするのか全く分からないんですが……」