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Last-modified: 2018-03-29 (木) 22:37:45

エフラム「カザハナ、誕生日おめでとう」
カザハナ「あ、ありがと……」
エフラム「ところで、その格好……」
カザハナ「これはその……ちょうど春の祭りの時期だし、みんなからもこのバニースーツを薦められたから……変かな?」
エフラム「いや、よく似合ってるぞ」
カザハナ「う、うん……あー……やっぱり言わなきゃ駄目かな……」
エフラム「……ん?」
カザハナ「えっと……今日のあたしはあなただけの兎さんだぴょん♪ たくさん可愛がっておいしいニンジンいっぱい食べさせて欲しいぴょん♪」
エフラム「…………」
カザハナ「……だぁーっ!? 駄目じゃん! 怪しいとは思ってたけど騙された!?」
エフラム「い、いや……ちょっと驚いただけだ。誰からそんなことを……だいたい察しはつくけどな」
カザハナ「えーい! こうなったら勝負よ! 今日は勝つ!」
エフラム「勝ち負けを決めるようなことはないと思うが……」
カザハナ「い、いいからそこに座りなさいよ、今日はあたしからしてあげるんだから……」

 
 

ノノ「とっておきの決め台詞教えてあげたけど、ちゃんと言えたかな?」
サラ「まあどう転んでも上手くいくでしょ」
ミタマ「こういうときは押せ押せで行くくらいがちょうどいいと思いますわ」

 

カザハナ「んくっ…はぁ…どう?これだけ連続してなら流石にあたしが優勢…」
エフラム「…勝負というなら、次は俺からの番だな」
カザハナ「え…ちょぁ…んぅっ!?」

 

ノノ「今頃教えた台詞みたいなことになってるかなー?」
ンン「そこまで気にすることでもないと思うのです」
サラ「あなたも明日誕生日でしょうが、同じことになるかもしれないから期待してなさい」
ンン「な、何を期待するんですか」