68-75

Last-modified: 2018-01-17 (水) 23:27:21

ラーラ(セティ様が喪かぁ…色々お世話になってるしなんとか力になりたいけど……)
ラーラ「ほらおつまみ出来たよ〜」
パーン「お、来た来た!」
トルード「悪いなラーラ」
セイラム「これは美味しそうです」
ラーラ(私も人の色恋に首突っ込める程余裕ないんだよねぇ…)ハァ…
パーン「お、そうだ。この前二人っきりの時に見してくれたあの踊り、またやってくれよ!」
ラーラ「なぁ!?アレはあんたにだけ見せる特別な踊りっていたじゃん!!」
パーン「あれそうだったっけ?」
トルード「おいおいパーンそりゃねえだろ」
セイラム「デリカシー無さすぎですよ」
パーン「いやさぁ、俺の(仲間)があんなとんでもなくキレイな踊り踊れるなんて自慢したくなっちゃてよ。わりぃ」
ラーラ「なっ!?///…だっ、誰がアンタのモノなのよ!!?////」ポカポカ
パーン「痛ぇ、だから悪かったってば!?」
ラーラ「ふんっ!!////」プイッ

 

セイラム「初々しいですねぇ」ホッコリ
トルード「青春だねぇ」ホッコリ

 

マチュア「ん〜〜…ラーラも力になれないみたいだし…よっし、私がセティ様と付きあえばいーじゃん。これで喪脱出だ。ひゃっほい!」
ブライトン「いや、何を言ってるんだ君は」
アスベル「あの…それ、セティ様のためというより自分が彼氏いない歴に終止符を打ちたいからなんじゃ…」
マチュア「その通りっ!文句ある!?」
ブライトン「うわ開き直った!?」
マチュア「いーじゃんいーじゃん。仮に上手くいかなかったとしてもここで恋愛経験積んどいて女の子に慣れることはセティ様にも+だよ?」
アスベル「で、でもほら。セティ様老け…大人びてるから見えませんけど中学生ですよ?マチュアさん大学生だし、付き合うには子供すぎるんじゃ」
マチュア「今言ったじゃん苦労人くさく老けてるって。だーいじょうぶ、見た目も精神年齢ももう社会人の雰囲気持ってるし」
ブライトン「しかし…そもそも付き合うと言ってもセティ様が承知するまい。すまないが私はティニー一筋云々…宝物だし…云々…みたいな感じで」
マチュア「…はぁ〜〜…そうなんだよねぇ…何夢見ちゃってるんだか…」
ブライトン「いや、夢くらい見たっていいじゃない。切ない事も多いんだし」
マチュア「現実が世知辛いもんねぇ…ああやだやだ。酒飲んで寝よう。それともいっそ押し倒せば夢から覚ましてあげられるかな?」
アスベル「い、いけませんよそんなの!////」
ブライトン「そうとも!そんなことしたらセティ様ショックで女性不信になりかねんぞ!」
マチュア「硬い事言わないで据え膳食っとけばいいって思うんだけど…ムッツリのくせに変なとこで純情だもんね。ふ〜やっぱだめかぁ…もう知らん。テキーラテキーラ…ぷはぁっ!」
アスベル「…僕、子供だしそろそろ帰りますね。マチュアさんが酔いつぶれたら…」
ブライトン「うん…送っておく…肩かして」
マチュア「誰が体格でかくて重たいだと〜!」
ブライトン「そんなこと言ってないし!?」

 

ミーシャ「そういえば…カリン?」
カリン「なーにミーシャさん?」
ミーシャ「セティ様から貰った…あれはどうしたの?」
カリン「セティの書?…あれは貰ったというか預かったんだけど」
ミーシャ「うん、それ。シレジア当主が結婚申し込む人に贈るっていう」
カリン「困るって言ったんだけどねー…セティ様はそういうつもりは無かっただろうけどね。あれなら…」
ミーシャ「うん」
カリン「変態葉っぱが成長率がどうとか言い出して…だからマーティに渡しちゃった。そのうち返さなきゃって思ってるけど」
ミーシャ「えっ…」
カリン「あれって素早さ魔坊が上がってHPが下がるから…私が持つよりマーティとかダルシンとかそういうガチムチな人たちが持った方がいいって。
    私、素早さとかほっといてもカンストするけどHPの成長下げられるのは困るし、マーティたちは真逆のタイプだし」
ミーシャ「そ…そうね…」

 

マーティ「ふ〜〜〜、これ持ってると素早さ上がって助かるなあ」
レヴィン「ん……いまの奴が持ってたのって…セティの書? 俺はもう結婚したからセティに、プロポーズの時に使えって回してたが…
      おいおいおい!? ま、まさかまさか喪を拗らせすぎて男に走ってあの斧男に告ったのかあいつ!?…い、いや…まさか…し、しかし現にあいつが持ってるし…」
マーティ「ん…どうしたのあんた?人の方見て急に」
レヴィン「い、いや…なんでもない…」
マーティ「そう?じゃ俺はもう行くね」
レヴィン「聞けなかった…いったいどうしてあいつが持ってるんだ…まさか…ありえない…いや…しかし…」

 

アトス「マークスが怪しげな動きを見せておる…儂の後継者候補をもう何人か立てておいてもよいか…あのセティという男、なかなか有望じゃな」