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Last-modified: 2018-05-27 (日) 21:39:19

エリンシア「お弁当屋さん始める前なら私が預かれたのですけど」
ルキノ「弟妹も手を離れられてご自分の事ができるようになったのですからよいじゃありませんか。シグルド様もお喜びのようで…緊急回避!」
エリンシア「え、どうしていきなり店のシャッターを閉めるのです?」
ルキノ「シャナムが外を歩いてました…万一店にこられてはなんでも半額で買われてしまいます」
エリンシア「いったいどういうお力なんでしょう…話術にしても…」

 

アイラ「ぬう!シャナムだ!通り過ぎるまで店を閉めろ!」
ラクチェ「ラジャッ!」
スカサハ「…一週間通われて全部半額にされたのはきつかった…」

 

ミシェイル「斥候に出してたエストからメールだ!シャナムがこっちに歩いてくる!店に入れてはならぬ!」
ミネルバ「ただでさえ一品当たりは安いのにこれ以上値切られたら原価割るからな…」

 

キャス「やっべ!シャナムこっち来る!店閉めるよ!」
ローソン「夜でも霧でも視界の取れる盗賊ありがたいな…こうしてアレな客を早めに察知してくれるし」

 
 

シャナム「最近どこいっても店に入れないんだが…」
イリオス「値切りまくって警戒されたんだろ…」
シャナム「したがって昼飯食ってないんだ。なんかわけてくれー」
イリオス「え、やだよ」
セーラ「しらね」
ユアン「出直してくれば?」
シャナム「ひどくね?」
ドロシー「社長の人望って…」
シャーロッテ(気付かないフリして鳥の丸焼きに齧りつき中)

 

マケドナルド

 

リーフ「こんにちは~」
セリス「いらっしゃいませ、なんだリーフか」
リーフ「なんだって、随分だなぁ、まぁいいけど、チーズバーガー……今日は奮発してセットにしようかな?」
セリス「珍しいね、いつもはケチ臭くバーガー1つとか最悪サラダだけなのに」
リーフ「最近は葉羽腐の評判も良くて潤って来てるからね、これくらいなら贅沢出来るよ」
セリス「ふーん」
リーフ「所で今日はミネルバさんは?」
セリス「今日は本社勤めだよ……リーフ、いくら僕でも恋人を嫌らしい目で見られたら怒るよ?」
リーフ「ぅ………」
セリス「パオラさんとか他の店員さんも、やたらナンパしたり嫌らしい目でみるなら流石に出禁にしてもらうからね」
リーフ「か、勘弁してよ! 最近色んな所が出禁にされてるのに、そんなにされたら行くところが無くなっちゃうよ!!」
セリス「だったら行動は気を付けてよ、はいチーズバーガーのセットね」
リーフ「ありがとう」

 

シャナム「何で変態で同じくケチなあいつは入れるのに、私は駄目なんだ!!」
イリオス「そりゃあいつはいくら少額でも正規の料金で買ってるけど、社長は大量に買って全部半額だから、店にとってはダメージくるんだよ」
ユアン「原価割れして赤字になったら目も当てられないからね」
セーラ「少なくとも世間の評判はリーフ<社長だけど、お店の評判はリーフ>社長よ」
シャナム「ぐぬぬ………はぁ、まぁいい、このままじゃ腹が減ってしょうがない、悪いが、食べるもの買ってきてくれ、食べたいのは……」
イリオス「へいへい、全く、人使いが荒いよな」
ドロシー「あれ、社長、これ少なすぎ無いですか? これじゃ今言ったのの半分位しか買えないですよ?」
シャナム「え!? 私いつもはこれくらいで……」
セーラ「すっかり半額での買い物が身に染みきっちゃってるじゃない!!」
シャーロッテ「これはお店からすれば迷惑かもですねぇ」

 

レヴィン「最近葉羽腐が儲かってるらしいな」
セティ「へ、へぇ。そうなんですか」
フィー「…朝、ゴミ出しするお兄ちゃんを見かけたんだけど」
セティ「い、家の手伝いくらいはね」

 

フィー「…使用済みティッシュ自分で始末してるの、もうバレてるのに…」
レヴィン「…勘のいいあいつの事。察されているのわかってるだろう。そっとしといてやろ…」
フィー「…エロゲくらいとやかく言わないけど…なんかもう見てて悲惨で…どうしてこうなったんだろ」