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Last-modified: 2018-06-19 (火) 21:51:19

※折角なのでナー様ネタ便乗
ゼフィール「わしはこれよりイーリス署に向かう。ナーシェン、供をせよ」
ナーシェン「わ、私ですか?」
ゼフィール「うむ、マードックもブルーニャもゲイルも所用でな。1時間後に出るぞ」
ナーシェン「はっ、かしこまりました!(クソ、私はゲイル以下か!それに、イーリス署の署長との会談と言えば……)」

 

エメリナ「ですからそんなに厳しく罰しては反発が!!」ソレカラブツブツアレモコレモ…
ゼフィール「生ぬるい事を抜かすな!現にこの町の犯罪件数は…」ドータラコータラクドクドクドクド…
ナーシェン(いつもの如くこうなるんだよなぁ、ちったぁ進歩してほしいよ全く…)
ゼフィール「ナーシェンよ、少し席を外しておれ。この分らず屋とはサシで話し合う必要があるようだ」
エメリナ「フィレインも下がって大丈夫ですよ」
二人「「はっ!」」

 

ナーシェン(全く、結局ああなるんなら態々私を連れてくる必要なかったでしょーが………それに)チラリ
クロム「あれがベルン署に悪名高い、悪徳刑事のナーシェン……」コソコソ
リズ「なんかやらかさないか監視しといた方が良いんだよ!」コソコソ
ナーシェン(ふん、下等市民が。まぁこの程度で高貴な私は腹を立てたりはせんがな…………おや?)
フィレイン「……………はぁ」つ缶コーヒー
ナーシェン(あの自販機の横で黄昏ているのは…エメリナ署長の補佐官のフィレインか?…………そうだ!)
ナーシェン「如何致しましたか、お嬢さん?」ニコニコ
フィレイン「え!?……あ、あなたは確かゼフィール署長の」
ナーシェン「はい、ベルン署のナーシェンです。見た所なにかお悩みのようでしたので声を掛けさせていただいたのですが」ニコニコ
フィレイン「あ、いや、そんな、他人様に迷惑をかけるような事では…」
ナーシェン「何を言うのです、私達は同じ町の治安を守る仲間ではないですか!……そうだ、よければ今晩一緒に呑みにいきませんか?」
フィレイン「の、呑みにですか…?」
ナーシェン「はい、警察官同士悩みの相談や情報の共有も出来るでしょうし、如何でしょうか?」
フィレイン「そ、それじゃあ、折角ですのでお言葉に甘えて……」
ナーシェン(クックック、上手くいったぞ!こいつはエメリナ署長の側近、そしてウチの署長があの女と懇ろなのは周知の事実。今の内にイーリス署にコネを作っておいて損はない!!ああ、やはり私は誰よりも賢い……)
クロム「おいあいつフィレインを呑みに誘ったぞ!?」コソコソ
リズ「なんという命知らずなんだよ…」コソコソ

 

~んでその夜~
フィレイン「ちくしょおおおお私は配信する価値も無いってゆうのおおおおお
!!?//」
ナーシェン「ちょ、ちょっと、声大きすぎ…」
フィレイン「ギャンレルやエメリナ様ですら実は生きてましたやったんだからあんな投げ槍な描写の私だって生きてたっていいじゃないのよおおおお!!//」
ナーシェン(な、なんでこいつはたった一杯でここまで酔っ払えるんだぁ!?)
フィレイン「と言うかなんで天馬隊のみんな私以外どんどん結婚していっちゃうのよーーー!スミアやティアモから堰を切ったように次々と!!//」
フィレイン「しかもエメリナ様までさらっと好い人見つけてるし!私なんかこんなハンパな男と呑んでるていうのに!!//」
ナーシェン「はあぁぁぁっ!?言うに事欠いて………いい加減にしろよ貴様ぁっ!!!」つ深緑の斧
フィレイン「何よ!ヤルって言うの!?//」つ銀の槍
ナーシェン「こうなればぶん殴ってでも静かに……って痛ぁ!?なんで私に攻撃通せるんだぁ!?酒の力恐っ!!」
フィレイン「あははは!あーっはっはああああ!!!//」

 

~翌日~
ティアモ「え、ベルン署のナーシェンさんと呑んだんですか?」
フィレイン「ええ。彼、良くない噂が立ってた割にはとても紳士的で優しかったわ」
スミア(それは隊長のせいでそうせざるを得なかったのでは…)
ティアモ(隊長、お酒弱い上に立場上色々と溜まってらっしゃるから…)
フィレイン「そうだ、お礼のメールの一つでも入れておかないと…ふふふ、また今度呑みに誘って見ようかしら♪」
スミティア((うわぁ…ドンマイ……))

 

死んだ目のナーシェン「………」PCカタカタ
ジード「おい、なんでアイツが真面目に仕事してんだ!?なんか傷だらけだし…」ヒソヒソ
フレアー「分からん、確か昨日はイーリス署の女性と呑んでいたはずだが……」コソコソ
ナーシェンの携帯『プルルルル』
ナーシェン「!(ビクッ)……(チラリ)」
ナーシェンの携帯『メール受信:フィレイン』
ナーシェン「ひ、ヒイィィィ!」ドタンバタン
二人((い、一体昨日の夜に何があったんだ…))