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Last-modified: 2018-06-26 (火) 00:55:36

ミカヤ「ふぁぁぁぁぁ…腰がいてーわー…ひっさびさに店出して座ってたら…座りっぱなしはだめねぇ」
エリンシア「キヌちゃんところの縁日で占い屋さんなさってたんでしたか」
ミカヤ「うん、百夜は手相とか陰陽とか風水とかが多いみたい。でも私のも物珍しい舶来占いみたいな感じでけっこう人来たわ」

 

ヒサメ「今年の盆栽の品評会で優勝できるでしょうか…」
シャラ「…カムイと子供作るにはどうしたらいいのかしら…義姉さん…」
リンカ「今場所は誰が優勝するんだ?横綱ヘクトル?大関ゴンザレス?そろそろ白夜人から誰か?」
リョウマ「私を海老呼ばわりするハゲに思い知らせてやりたいのだが」
ミドリコ「ちょうじゅのおくすりつくりたいからおからだをしらべさせて!」
オボロ「…神州不滅の白夜の神の境内で堂々と異国人が店開く日が来るなんて…じ、攘夷…しかし…うごごごご」

 

ミカヤ「みたいな人たちが来たわ」
エリンシア「最後の方はお客さんではありませんわねぇ…」

 

ニュクス「ミカヤの話を聞いて白夜の縁日に来てはみたけど…」

 

アイク「こっちの屋台も結構いけるのが揃ってるな」
イレース「そうですね…焼きそばは食べ終わったので次はたこ焼きを…今あるの全部下さい」
エルフィ「焼き鳥と焼きイカは食べたけど腹ごなし程度にしかならないわ…あのじゃがいもにバターつけたやつもおいしそう…」

 

ニュクス「あの三人だけで食べ物の屋台が全滅しそうだけどいいのかしら…」
シェイド「ま、まあ…お金は払ってるし…」

 

アサマ「ぐふふ、ぬふふふ、毎年毎年なんとありがたい事でしょう。賽銭はガッポガッポ、絵馬も御守りも、適当にでっちあげた土産物も売れますし、
     的屋呼んで場所代も取れてまさに神主丸儲けです」
キヌ「あっれ、お祭りってアタシを祀るんじゃなかったっけ。お金儲けが主目的になってない?」
アサマ「細かい事はいいのです。儲かればなんでも。いやぁ、異人の皆さんは物珍しさでなんでも買ってってくれますからねぇ。ありがたいありがたい」
ミタマ「なまぐさや ああなまぐさや なまぐさや」

 

タクミ「縁日で異人の占い師が来てたらしいけど、良く何もしなかったね」
オボロ「私も憎たらしいし許せないこととは思ったのですが……相手が流石にサクラ様達のお義姉様では、何も出来ませんでした」
タクミ「ああ、成程ね、それで、そのまま占って貰ったんだって?」
オボロ「ええ、つい顔を出してしまったので退くに退けずに……店の商売と……///」
タクミ「? それで、どうだったの?」
オボロ「その………」

 
 

ミカヤ『成程、まず商売だけど、流れは良い方に来てるわね、ここで貴女の持つ拘り? みたいのを妥協すれば、更に良くなる様よ。
    それからもう1つ、ふふ、青春してるわねぇ、初々しいわ、こちらは問題ないわ、お互いベストカップル、学生だからまだ先だけど、子宝も恵まれて、良い関係になりそうよ、頑張ってね』

 
 

オボロ「悪い結果では、ありませんでした///」
タクミ「…………そうか」

 

ミコト「私も他の方に負けないような男女の関係の指南をしたいですね」
シェンメイ「あんた占いとかできないんじゃないの?」
ミコト「ええ、でも知識と助言なら自信があります、何なら実践での指南を…」
シェンメイ「あんたのは洒落になってないのよね…」