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Last-modified: 2018-06-26 (火) 10:03:17

セツナ「あ……見てあれ……芋がらせんになってる……」
カザハナ「へー、あんなのもあるんだ」
セツナ「きゅうりの一本漬けもある……どれから食べよう……?」
カザハナ「でも……久々に白夜の縁日に来てみたけど……」

 

ミシェイル「外食産業の覇権を取るには様々な店を知らねばならん、ここには珍しいものが色々あるようだが……」

 

クラリーネ「お兄様、一通り回ったら神社に夫婦円満をお願いしに行きましょう!」
クレイン「それはちょっと気が早いんじゃないかな……」

 

セーラ「……ということで、早速見ていこうと思います」
イリオス「……よしOK」
セーラ「ふー……さすが私ね、完璧だわ」
ユアン「珍しいものいっぱいで撮りがいがあるよ」
ドロシー「仕事で来てますけど目移りしちゃいますね……」
シャーロッテ「出番まで時間あるから何か買ってもいいでしょ」

 

カザハナ「よその客がずいぶん増えたような……」
セツナ「確かに……」
モズメ「あ、お二人さん! 来てたんやね」
カザハナ「あれ、モズメじゃない」
セツナ「……屋台やってるの?」
モズメ「そうやで、作ったスイカを出してるんよ。二人もどうや?」
セツナ「じゃあ、もらおうかな……」
カザハナ「じゃああたしも……そういえば、結構よそから来る観光客も増えたんじゃない?」
モズメ「まいどあり……っと。そうやなあ……それに、屋台も白夜の人じゃない人がやってるのも出てきてるんやで」
カザハナ「そうなの?」

 

マリータ「トラキア風焼きそば! 食べてってや!」
タニア「バイト代出すからって言うから手伝いに来たけどめっちゃ忙しいじゃん……ここだと珍しいから余計に売れるのかな……」

 

フィヨルム「またムスペルの屋台が近くに……今度こそ思い知らせてやらねば」
ロキ「ぐはははははっ! 我が灼熱の焼き物を食らうがいい!」

 

カザハナ「……本当だ」
アクア「あら、カザハナとセツナも来てたの?」
カザハナ「アクア様!? なんでここに?」
チキ「私もいるよ!」
セツナ「チキも……なんで?」
アクア「今日はここで歌うことになったのよ、チキもね」
セツナ「あ……それでさっきテレビが来てたんだ……」
カザハナ「全国級の芸能人がわざわざここで……どういう経緯で仕事を受けることになったの?」
チキ「実は……アサマさんがお兄ちゃんを通じてお願いしてきたの。スケジュールも調整できたからそれならいいかって……」
カザハナ「……ああ……そういう……」
セツナ「アサマ……神主っていうより……商人?」

 

ヘクトル「この状況で食うなって無理じゃね?」ズゾゾゾゾ
マリータ「毎度どーも♪」
モズメ「ぎょうさん買うてくれるんうれしいんやけどスイカ食べ過ぎるとお腹壊すんよ」
スルト「ぐはははははは!どうだ豚汁の味は!」
フィヨルム「夏なのに暑すぎます!口直しにアイスキャンデーをどうぞ!」
カムイ「…百夜の夏だねぇ。アタシも何かお店出せばよかったかなー、そしてヘクトルお兄ちゃんの体重が増えるのもこの季節ならでは…」
エフラム「あいつの体重は年中増えてないか?」
ユミナ「こらあんた!エーディン先生が体重減らせゆったでしょうが!」
ファリナ「そうよこのバカ!またこんなに無駄遣いして!」
ヘクトル「うおっ!?やべえ!?嫁に叱られる!?」

 

クレイン「白夜の催しもなかなか面白いね」
クラリーネ「色々珍しいものも見れましたし、お願いごともしましたし…でもこのまま帰るのも物足りないですわ。お兄様…今日はこっちで宿をとりませんか?」
クレイン「…そうだね、そうしようか」
クラリーネ「はい!あ、受付で関係聞かれたらどうしましょう!?恋人って言っていいですか!?」
クレイン「ち、ちょっと落ち着いた方がいいね」
クラリーネ「宿も雰囲気良さそうですわ…今夜は寝かさないで下さいね」
クレイン「あ、ああ…努力するよ」
クラリーネ「そうだ、せっかく浴衣を着てきたんですからあれをやって欲しいです、帯を引っ張って脱がせるやつ」
クレイン「…そういうのをどこで覚えてくるんだい?」