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Last-modified: 2018-07-11 (水) 08:58:18

ヨハルヴァ「さーせーん、流星軒でーす!!」
セリス「あれ、出前って騎兵のヨハンの仕事じゃなかったっけ?」
ヨハルヴァ「バカ兄貴なら昨日ラクチェの試作ラーメンを俺に隠れて一人で三杯喰って布団の中だよ」
セリス「うわぁそれは、御愁傷様……因みにやっぱりヨハルヴァ的にはそーゆーの羨ましかったり?」
ヨハルヴァ「まーなぁ、幾らクソ不味くてもラクチェの手作りなんて有名レストランのコース以上のご馳走だぜ」
セリス「あ、不味いのは認めるんだ」
ヨハルヴァ「一応俺も料理人のはしくれだからよ…あの、ところでエリンシアさんは…」
セリス「エリンシア姉さんは今買い物中だから大丈夫だよ」
ヨハルヴァ「ホッ良かった…っと、ラーメン伸びちまうな、今出す」
セリス「わーい♪…あれ、タンメン?僕が頼んだの担々麺なんだけど」
ヨハルヴァ「うわぁマジか!?わりぃ間違えた!」
セリス「もーしっかりしてよ!アイラさんに言い付けちゃうよ?」プンプン
ヨハルヴァ「ヒィ!!?そ、それだけは勘弁してくれ!!何でもするから!!!」ガクブル
セリス「全くもう、まぁ今日の所はタンメンで我慢」
『 ん? 今何でもするって言ったよね? 』
セリス「!?ヨハルヴァ逃げて!!」
ヨハルヴァ「は?いきなり何《ビュン!!》
セリス「うわあヨハルヴァが消えた!?」
ルキノ「すいませんセリスさん!今此方の方にエリンシア様がすごい勢いで走っていったのですが!?」
セリス「じ、実はかくかくしかじかで…」
ルキノ「……はぁ(クソデカ溜め息)、取り敢えずエリンシア様の御部屋に行きましょう」

 

セリス「…!?、姉さんの部屋から声が…」
ヨハルヴァ『何でもするから食べるのだけは許して(泣)!!??』
エリンシア『許してもらえるわけがな~い!』
セリス「姉さんダメだから、女の人がそのネタ使っちゃダメだから!?…って何この頑丈な扉!?」
ルキノ「エリンシア様が欲求不満な夜でも鷹王様が逃げ出せないようにとミカヤ様が…」
セリス「鬼か!?ってそうだよ鷹王様!あの人なら!」
ルキノ「…残念ながら昨晩大分溜まったエリンシア様のお相手をしていらしたはずなので、恐らく扉のむこうで鶏ガラになっているかと」
セリス「そんなぁ!?(デデドン!(絶望))」
エリンシア『あ、KINNIKUみーっけ、いただきまーす!』
ヨハルヴァ『待って!助けて!待って下さい!お願いします!アアアアアアアア!』
セリス「だからそのネタはダメだってば!誰か助けてええええ!!(泣)」
アイク「どうした、なにやら騒がしいが」
セリス「救いの光だ!!」

 

この後、タイミング良く帰ってきたアイクがウルヴァンで扉をぶち破り、寸での所で食い止められました。
救出されたヨハルヴァはそれはもう酷い怯え様でしたが、哀れに思ったラクチェから「コレでも喰って早く復活して仕事戻れ」とツンデレ混じりに渡されたラーメンで完全復活し、でも直後に腹を壊して寝込みましたとさ。

 

セリス「ヨハルヴァはラクチェが慰めてくれて役得だったからって弁当無料回数券で許してくれたけど…」
ミカヤ「エリンシアの暴走、本当にどうにかしないとねぇ…」
アイク「しかし無理に禁欲させても、暴発して今回の二の舞だぞ」
シグルド「ならうまい具合に発散させてやるべきか。となると……」
ティバーン「ふう、やっと回復したぜ」
「「「「………」」」」ジー…
ティバーン「……!!?」ゾゾゾッ!!

 

リン「うんうん、わかる。乙女の愛よね。彼氏を干からびさせちゃうのも。求める気持ちが強いのよ。愛よ」
マルス「言っておきますけどエリンシア姉さんは一人ですよ。七人も干からびさせる姉さんはまさに貪狼…あいたあっ!?」
ロイ「またいらんこというから」

 

パティ「メシマズラクチェなんてクビにしてアタシを雇えばいいのに~、アタシの料理ステータス上がるよ?」
スカサハ「そうなんだけどなんかどっか怪しいし」

 

アンナ「最近やけにリライブの杖が売れるわねえ」
ジェイク「胃薬も売れるね、最近暑くなってきたし……食中毒が多いからかな?」
アンナ「食料品にカビ生やさないように気をつけなきゃね」
ミカヤ「……すいませーん、バサークの杖下さーい、ラクズの大男にも即効で効く強力なやつで」
アンナ(ヒソヒソ)「あ、あの子一体何をするつもりなのかしら……」
ジェイク「ま、まさかテロとかじゃないよな?」
アンナ「ま、まさか~やーねジェイクったら!フ、フフフ」(乾いた笑い)
ジェイク「……ハ、ハハハ……」