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Last-modified: 2018-07-29 (日) 20:23:25

ルフレ♀「今日の夕飯はカレーにしましょうか…」
クロム「何の話だ?」
ルフレ♀「セルジュさんがお昼はカレーを食べたと仰っていたので、私も無性に食べたくなってしまいまして」
マーク♂「毎日暑すぎて食欲もありません…」
ルキナ「こういうときはいっそ辛いものを食べてスッキリするほうがいいかもしれませんね」

 

エフラム「うーむ……」
ンン「どうしたのです、随分悩んでいますが」
エフラム「ああ、アイク兄上からマレハウトのカレー屋の話を聞いてな、恥ずかしながら食べてみたくなったのだが」
ンン「エフラムさんがそうなるのも確かに珍しいのです。でも私も食べて見たいので気持ちは解ります」
エフラム「それで行ってみたいと思ったが、険しいマレハウトとなるとな」
ンン「あー、確かに……」

 

アメリア「マレハウトかー、険しい山道に落石、いい訓練になりそうだよね」
カザハナ「そうね、脚力や反射神経、色々鍛えられそうだわ」
ネフェニー「マレハウトの山登りの先にフリーダさんのカレーかぁ……とても楽しそうやね」
ンン「こちらの訓練ガチ勢の皆さんや」

 

キヌ「岩山は登った事ないなぁ、とっても楽しみ」
ベロア「私も体力は自信があります……色々と」
ンン「あちらの元気組は勿論、他の皆さんも何だかんだで頑張れる人達ですが、こちらは……」

 

サラ「………何よ」
ヴェロニカ「…………別に、カレーなんてわざわざ食べにいかなくても家でレトルトでも食べれば」
アメリア「えー、せっかくだから頑張って行こうよ、せっかくの夏何だから、海だけじゃなくて山登りも楽しいよ」
ヴェロニカ「楽しいのはあなた達だけじゃない」
サラ「でもせっかく兄様が誘ってくれるお出掛け何だから一緒にいかないと駄目よ、私も頑張って見るけど……
   兄様、もし疲れたら抱いて運んでくれる?」
サラ「お前がそれだけ頑張るなら、勿論だ」
ヴェロニカ「はぁ、めんどくさい」
エマ「頑張って見ようよ、私も行くから疲れたら私のペガサスで運ぶよ」
ヴェロニカ「解ったわよ」
エフラム「じゃあスケジュールを後で教えてくれ、合わせてみんなで行こう」
ンン「わかったのです」

 

エフラム「そういえば、これだけの大人数で行くのなら事前に連絡した方がいいんじゃないか?」
エマ「そうだよ、あたしもメイドやってたから分かるけど、人手少ないときに急にたくさんお客さん来たらパニックだよ」
ヴェロニカ「…山登りっていうのがやっぱり憂鬱」
サラ「私もそこまで自信あるわけじゃないけど、兄様が抱えてくれるからいいでしょ」
エフラム「ああ、二人とも軽いから二人同時でも構わないぞ」
ヴェロニカ「そう…まああたしの方が軽いと思うけど」
サラ「…大して変わらないと思うけど、この前体重量ったときは私の方が軽かった記憶があるんだけど」
ヴェロニカ「…もう忘れたし、エフラムも昨日上になったときあたしの方が軽かったよね?」
サラ「そんなので分かるわけないでしょ、それ言うなら昨日抱えてもらいながらのときは私の方が長時間…」
ンン「どっちも軽くて昼の体力は貧弱もやしなんだから変なとこで張り合わなくていいんですよ!」

 

ヴェロニカ「ところで、山登りって何か気をつけることある?」
エフラム「ああ、岩が落ちてくるから俺か化身できる誰かの後ろにいた方がいいぞ」
サラ「万が一怪我しても私が治してあげるから安心しなさい」
ヴェロニカ「え、なに…修行に行くの?」