ファ『7がつ〇にち はれ
きょうはおにいちゃんとおねえちゃんたちといっしょにマレハウトのお山にいってきました』
ンン「何をしてるのです?」
ファ「絵日記! ようちえんの夏休みのしゅくだいなの!」
ンン「ちゃんと取り組んで、偉いですね、お母さんもコツコツ取り組まないと、後で大変なことになるのですよ」
ノノ「ぅ……こっちに飛び火が……ノノだって少しは……」
ファ『お山ではいしがおちてきたけどファはドラゴンになれるのでへーきでした、ヴェロニカおねえちゃんをまもってたらおにいちゃんにえらかったぞってほめてもらえました。
とちゅうでつかれたらおにいちゃんがだっこしてくれたのでとてもうれしかったです』
ンン「思いましたがファの日記にはエフラムさんの事が沢山出てきますね」
ファ「うん、だってだいすきだもん!!」
ファ『てっぺんからみたけしきはとてもきれいでした、ちかくのカレーやさんでたべたカレーもとってもおいしかったです』
ンン「あのカレーは中々絶品でした、また食べに行きたいのです」
ノノ「ヴェロニカなら絶対拒否するよね、サラも『場所は覚えたから次に行くときはリワープするから』って言ってたね」
ンン「それにしてもファのお陰でほのぼのとするのですよ」
ノノ「そうだね、でも何だかウチらしくないような」
ンン「なんなのですウチらしさというのは……あれ、確かその日は……」
ファ『おうちにかえってからみんなげんきになったのでみんなでしました、ファもおにいちゃんと……』
ンン「ちょっ! それは書いちゃ駄目な事なのですよ、止めるのです!!」
ノノ「うん、やっぱりこの賑やかさがウチの雰囲気だよね」
ンン「ちょっと不安になってきたので他のページも見せてもらうのです」
ノノ「そんなに気にすることかなあ?」
『おにいちゃんからすごくじょうずになったってほめてもらいました。おねえちゃんたちからもっとおしえてもらってがんばろうとおもいました』
ノノ「これは普通のことに見えるから大丈夫でしょ」
ンン「ええ…そうですか?」
ノノ「言わなきゃご奉仕のことだってばれな…」
ンン「それ聞かれたらアウトってことですよね!?」
『ファはおねえちゃんたちみたいにはさめないけど、おにいちゃんがいっぱいすってくれて、ファのはかわいがられてるからだいじょうぶといわれました』
ノノ「あ、これノノが言ったやつだ」
ンン「やっぱりですか!?これも添削なのです!」
ノノ「大丈夫だってぱっと見だと普通のことだから」
ンン「どうも普通という言葉にかなり認識のズレがあると思うのです」
『きょうはキヌおねえちゃんとヴェロニカおねえちゃんとこうえんであそびました。サラおねえちゃんからおそとであそばないとからだにわるいから
ヴェロニカおねえちゃんをいっぱいおそとにつれていってとたのまれました。ほかのひとのことをしんぱいしてえらいなあとおまいました』
ンン「…これは残しておくのです」
ノノ「そだね」
サラ「…何なの、その生暖かい視線は?」
シグルーン「実は私も日々の記録をつけております。こう、愛の記録といいますか」
サナキ「お前の日記だと何を中心に書いているか予想できるわ…見せなくていいぞ」
シグルーン「それと合わせてサナキ様見守り日記というのも…」
サナキ「おいそっちは見せるのじゃ、何を書いておる!?」