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Last-modified: 2018-04-14 (土) 22:29:58

アイク「……よし、そろそろ小休止にするか」
エルフィ「はい……すみません、付き合わせて」
アイク「気にするな、いつもしていることだろう」
エルフィ「今日は自分の誕生日なのに、何も思いつかなくて……結局いつも通りの訓練をしているのが落ち着くと言うか……」
アイク「したいことをするのが一番だ、そうだ、みんなが料理を大量に用意しているから楽しみにしていてくれと言っていたぞ」
エルフィ「それは物凄く楽しみです………………はぁ……」
アイク「どうした?」
エルフィ「エリーゼ様に『誕生日はせっかくの機会だから綺麗な格好して遊びに行くのもいいよ!』って言われたのに何も思いつかなくて……
      結局いつも通りに……いいんでしょうか……私……誕生日にこんな感じで……」
アイク「……言ったろ? したいことをするのが一番だと、俺は何だって付き合う。それに、お前は今でも十分綺麗だ」
エルフィ「あっ……もう……いきなり触るのは……」
アイク「鎧を着ているときも着ていない普段のときもエルフィが綺麗だと思っていることを改めて証明させてくれ」
エルフィ「ん……はい……たくさん愛してください……」

 
 

エルフィ「……ん! っぁ! ……ーーっ!」
アイク「エルフィ……っ!」」
エルフィ「はぁはぁ……ごめんなさい……また本気でしがみついちゃって……苦しくは……?」
アイク「いや、大丈夫だ」
エルフィ「私……訓練で丸太を振り回してたときに抱えて持とうとしてもうっかり壊しちゃうし……辛いなら別の体勢で」
アイク「これくらいでどうにかなるような鍛え方はしていないからな、……平気だと証明するためにもう一度このままするぞ」
エルフィ「あ! ま、また……! さっきみたいに……っ!?」

 
 

シグルーン「……などということになっているに違いありませんわ」
サナキ「毎度お前の話はリアルすぎるのじゃ……それはいいから手を動かさんか、料理が間に合わんぞ」
セルジュ「よし……と、肉料理はこんなものかしら、次は……」
ルキノ「ご飯は炊けてるわね……業務用の特別大きいやつがこれだけ並んでると壮観だわ」
ミスト「パンの数も足りてるよね……多すぎて確認するのも大変だよ……あ、イレース! つまみ食いはダメだからね!」

 

ベロア「くんくん…何やらいい匂いがしてきますね…何の料理でしょうか…エフラムさんの香りはもっと好きですけど…ちゅ…」
キヌ「アタシたちも爪とか牙とかあるからしがみつくときは気をつけないとね…ん…」
ベロア「キヌは正面からだと達するときに爪を立てる上に噛みつきますからね…次は挟んで上げます…」
キヌ「そ、そんな毎回正面から飛ばされるときに噛みついたりしてないよ!じゃあアタシが口でしちゃうから…」
エフラム「お前たちこんなときに…俺は爪を立てられようが噛みつかれようが平気だから気にするな」
ベロア「まあ確かに今は息を合わせましょう…一緒に握って…」
キヌ「うん…動きを合わせて…口も…ん…」
ベロア「…ふぅ…そろそろ…お願いします…もう私…」
キヌ「あ、ずるい!昨日もベロアからだったじゃん!エフラム、今日はアタシからしてよ…ほら…」
エフラム「…まあ…仲がいいのか?これは…」

 

リーフ「僕も巨乳のお姉さんの谷間に顔を埋めながらしがみつかれたり僕の光の剣を取り合ったりされたい」
ミランダ「何が光の剣よこの細身の剣が」

 

マナ「私たちは順番争いなんて…むしろ全員で連携をとらないと」
ユリア「ご奉仕から時間をかけてやらないとセリス様を受け止めきれませんからね…」
ミネルバ「私たちも色々試みてはいるが…気を抜くと気絶させられるからな…」
ラナ「色々な意味で真っ白にされますからね…」

 

アルム「今日はエルフィ義姉さんの誕生日なんだってさ、僕らも何か食べ物とか用意した方がいいんじゃないかな」
モズメ「そんならあたいが獲ってきた熊の肉がまだあるからそれがええんちゃう?」
アルム「あと春野菜が豊作だからたくさん持っていこう。ミラ様に感謝だね」

 

エフラム「今日はエルフィ義姉上の誕生日らしい、俺たちも食べ物か何か用意できないか」
キヌ「ならこの前アタシが獲ってきた猪とか鹿のお肉あげるといいよ」
ミルラ「サラは特別製のEドリンクの詰め合わせをあげるとか言っちゃだめですよ」
サラ「言わないから、だってシグルーン義姉様がもう手配してるし」
ンン「流石ですねあの人は…」

 

リーフ「エルフィ義姉さんの誕生日だって?それなら僕が育てた野菜を…」
ティニー「やめておいたほうが…」
リーフ「ええ…あと今用意できるものってうちのエロゲとか同人くらいしかないんだけど…」
ミランダ「そんなものお義姉さんの誕生日にあげるわけにいかないでしょうが」
ナンナ「それにエルフィさんはアイクさんと毎晩エロゲ並かそれ以上のことをされてるはずなので送る意味がないという別の問題が」
リーフ「ですよねー…」

 

リーフ「もしかして…もしかして僕は…みんなと血が繋がってないんじゃ…どっかから拾われてきた子なんじゃ…」
ミカヤ「い、いきなりどうしたのよリーフ!?」
ロイ「そうだよ!急にまた…」
リーフ「だってみんな…立派な剣を持ってるのに僕だけ似ても似つかない短剣じゃん!兄妹の遺伝子はどこいったのさ!」
ロイ「なんだしょうもない…心配して損した…」
ミカヤ「だりーわ。寝る」
リーフ「人が真剣に悩んでるのにコノヒトデナシー」