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Last-modified: 2018-09-02 (日) 22:53:41

エレミヤ「アイクという男、この町での有数の実力者です。引き入れれば更に悪事を行えるでしょう、他意はないですが引き抜きに行ってきます」
ローロー「ウキキ、どうする?」
エレミヤ「簡単です……露出の無い司祭の衣装でも隠し切れないこの悪の色気! 交渉は成功したも同然です、それでは」
クライネ「自分で言うのもどうなのよあれ……それに妙に嬉しそうだったし」
カタリナ「なるほど……これは使えます。もしこれでエレミヤ様が骨抜きになれば活動も縮小します、そうなれば私はクリスとの子作りに専念できます」
クライネ「あの男のことになると性格変わるわよね……ていうか今ものすごい欲望を口にしなかった!? だいたいそんなに上手くいくの?」
カタリナ「エレミヤ様のようなタイプは女の喜びを教え込まれれば従順になると相場が決まっています」
クライネ「何調べよ、それ」

 

マリータ「あんた、あの覇王の兄さんと会ったりすんの?」
タニア「うん。バイト先でたまに、お嫁さんとデート中に合ったりする」
マリータ「まあ、イケメンやね」
タニア「ね、かなり鍛えてるみたいだし。薄着のとき見たけど筋肉も凄かった」
マリータ「そーか、どうなん?」
タニア「よく分かんないけど……今はバイトで忙しいんだよね、何か悩んだりしてる暇ないの」
マリータ「ん? 何か買うとか?」
タニア「そうなの、また胸がきつくって……良いブラと新しい服欲しいの。あ、そろそろバイトの時間だ!」
マリータ「……あれは誰かとか関係なくそういう話はまだなんかなあ」

 

アイラ「ラクチェ、アイクという男だが……」
ラクチェ「ああ、私のラーメンをちゃんと食べてくれるからちゃんと腕を磨かないと」
アイラ「他には?」
ラクチェ「他って……ワユさんから話を聞いて、手合わせを挑んでみたけどもう見事にやられちゃった。話以上だったよ……まあまずはワユさんに勝ち越せるようになるのが先だけど」
アイラ「……見た目は悪くない、性格に問題なし、剣の腕は立つ、定職に就いている、ラクチェの料理が食べられる、仮に何かあったとして反対する理由もないが……」
ラクチェ「できた!」
アイラ「駄目だ」
ラクチェ「食べてもいないのに!?」
アイラ「見れば分かる、油と塩コショウが多い。やり直し! まともなものを作れないと他の暇はできないぞ!」
ラクチェ「うぅ……分かってるよ」
アイラ「……最後の理由が一番大きいか」

 

リーフ「いやー今日もヒーローショー大盛況だったねー」
エフラム「ああ、有難い限りだ」スーツヌギッ
エフラム(タンクトップ&短パン+汗だく)「ふう…しかしまだまだ暑いな…」フェロモンムワーッ
タニア「葉っぱにエフラムさんお疲れ!これタオルと水ね」
エフラム「おお、すまない」
タニア「んじゃ予定あるから先に帰るね!」
エフラム「ああお疲れ様」

 

オーシン「まだあっちぃなーちくしょー…」ワイシャツバサバサ
タニア「なっ!?//こ、公共の場でみっともない腹晒してんじゃねーよ!!//」
オーシン「んだとぉ!?この鮮やかなシックスパックが見えねえのか!!」ハラメクリッ!
タニア「に”ゃーー!?///やめろやこのヘンタイ!!///」

 

リーフ「…アレが乙女心なのかなぁ?」
ナンナ「!!??、リーフ様が狂った!!?」
ティニー「くっ、こんな所にも環境汚染の波が…」
リーフ「酷くない!?」
ミランダ「普段の言動省みろボケ」

 

  ~  ~  ~
【流星軒】
クライネ「…ってな具合で『バカ総統厄介払い作戦』、ウチの義姉主導で始まっちゃった訳よ」
フィル「また身も蓋もない作戦名でござるなぁ…」
クライネ「ま、一番振り回されてるの私だし作戦自体に異議はないんだけどさ。一応育ての親みたいなモンだし、相手方がどんな奴かは気になるのよ」
フィル「複雑な義娘心でござるなぁ。拙者は彼の兄弟と友人でござるが、立派な御人であると伝え聞いているでござる」
ラクチェ「麻婆麺とワンタン麺お待ち!」
クライネ「お、来たわね♪」
フィル「…そういえば貴殿はアイク殿とフラグ建てたそうでござるな」
クライネ「マジ?ちょーどいいわ、どんな奴か話聞かせなさいな」
ラクチェ「まーたその話?何度も言うけどちょっと絡んだだけでフラグなんて大層なモンじゃないからね」
ラクチェ「まあ、見た目結構カッコいいし、剣の腕は町内トップクラスだし、定職に就いてるし、あんなにお嫁さん抱えて問題ないから性格も良さそうだし、私の料理食べてくれるし、凄い立派な人だと思うよ」
フィル「おおう、それは凄まじいでござるな(特に最後…)」
クライネ「成る程ねぇ…でもなぁ…」
フィル「アイク殿の人柄以外にも何かあるでござるか?」
クライネ「ほら、この作戦が成就すれば私は兄弟家の身内になる訳じゃない?……結局厄介事に巻き込まれるのは変わらなそうで」
ラクチェ「あー……」
フィル「それは…まあ…何というか…(汗)」

シャナン「おいお前達大丈夫か!?顔色ヤバイぞ!?」
スカサハ「まさかこの間の目玉焼きの後遺症が!?」
ヨハン「は、ハハ、大丈夫だ…」カオマッサオ
ヨハルヴァ「どずるのおとこはつよいからな…」プルプル
アイラ(まああんな規格外が恋のライバルになるかもって考えたらそら恐いわな)