70-196

Last-modified: 2018-09-02 (日) 23:08:11

アイク「よし、終わったぞ」
エレミヤ「すみません、孤児院の修繕までやってもらって」
アイク「いいさ、大して時間のかかる作業でもなかったしな。それにしても、ここの子供たちは元気だな」
エレミヤ「それはもう、悪の尖兵……元気な子に成長するようにと願っていますので」
アイク「そういえば、サナキとシグルーンから聞いたぞ、あの話」
エレミヤ「その件は本当に感謝しています。ベグニオンの社長から直々に孤児院に出資して頂けるとか……」
アイク「まあ、でかい組織だからそれくらいの余裕はあるだろう」
エレミヤ「うちの残念姉妹……上の姉妹もそれくらい素晴らしい女性に成長して欲しいですね。あの、よろしければお茶でも……」
アイク「ああ、頂こう。少し喉が渇いていたところなんだ」

 

ローロー「どうだ、どうなった?」
クライネ「ちょっとあんたら引っ込んでなさいよ、多いから様子を見てるのがばれるでしょうが」
カタリナ「やはりアイクさんといると普段の悪の言動が抑え気味ですね……まだ若干抑えきれてませんけど」
クライネ「このまま完全に浄化してくれると助かるんだけど……ところで、さっきの出資とかの話って何? あたし聞いてないんだけど」
カタリナ「あ、すいません言うの忘れてました。この前アイクさんの家に情報収集に行ったときに、サナキ社長に冗談半分で余裕があったら孤児院に出資して下さいって
      言ったら何かあっさりOKされちゃいました」
クライネ「……はー……金持ちでも桁が違う……もう嫌味にすら感じないわ……ん?」
カタリナ「どうしました?」
クライネ「何か向こうから外堀を埋められてるような……気のせい?」

 

リーフ「あの、僕もゲーム作ったりとかで多少お金あるので少しならご協力できるかと」
アイク「いや、お前まで無理してやることじゃないぞ」
エレミヤ「そうですよ、元々運営に困っている訳ではないので…」
リーフ「いやあこんな美人のお姉様のためなら平気だよ。司祭の服でも隠しきれない巨乳とお尻のラインが最高ですハァハァ…」
アイク「…やっぱりか」
エレミヤ「…黙りなさい」
リーフ「…はい?」
エレミヤ「まったく、深い仲でもない女性にそんなことを言って恥ずかしくないのですか?恥という言葉を知らないなら頭を開いて直接脳に恥と書き込んであげましょうか?」
リーフ「あ、あの…」
エレミヤ「誰が口答えしていいと言いましたか?救いようのない変態ですね、私の前で呼吸できるだけでも感謝しなさい」
リーフ「は、はい…」
エレミヤ「情けない返事ですね。出来の悪い豚でももっと上手に鳴きますよ、あなたはそれ以下の存在ですか?」
リーフ「は、はい!」
エレミヤ「…だいたい日々磨いている私のスタイルもアイクさんに捧げるため…あ…す、すみません、何でもないです…私ったら何を…」
アイク「い、いや…よくわからんが落ち着いたならいい」
リーフ「………」
アイク「どうした?そんなに気を落と…」
リーフ「正直興奮した、もっと罵ってくださいお姉様!」
アイク「…まあ、平気ならいい」

 

リーフ「久々にお姉さんに罵られていい刺激になったよ、新作に活かさなきゃ」
ミランダ「…凄いわあんた、ある意味」

 

サラ「将来の義姉様のためだし、私も出資に協力しようかしら」
チキ「おじいちゃんたちに言えばいいのかな?」
サラ「ヴェロニカもどう?お金なら使いきれないくらいあるんでしょ」
ヴェロニカ「…べつにいいけど、いまから言おうと思ってたし」
ミルラ「ずいぶん積極的ですね…」
サラ「まあね、将来の義姉様のためってのもあるけど、将来有望な子がいたら教団で引き取って戦士やメイドに育成したり…」
チキ「………」
ヴェロニカ「………」
ミルラ「………」
サラ「…冗談なんだから突っ込みなさいよ」