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Last-modified: 2018-09-10 (月) 23:23:03

ティバーン「ほげえ……」(真っ白)
ビーゼ「ティバーン様まーたエリンシアさんに絞られてたんですってね……」
ネサラ「俺達が止めたのに一晩中飲み歩いた罰だ、しゃーない」
ニアルチ「ここは鷹王様もレベルアップするしかありませんな。」
ティバーン「あのな、もう俺にこれ以上どうしろと……」
ネサラ「弁当屋さんはなんか最近またパワーアップする予定があるらしいな」
ウルキ「今度シグルーン殿が主体となって女子会=アレな技を研究する会が開かれるとか開かれないとか……」
ティバーン「ひぎぃっ……」(ビクンビクン)
ヤナフ「もうコレ鶏ガラどころか搾りカスになるわ」(白目)

 

セフェラン「はあ~ヒマだわ~、つまんないわー、ね~え、ゼッちゃ~ん?何か面白いことないの~?」(鼻ホジ)
ゼウギウス「鼻ホジとか、美形キャラにあるまじき行為はおやめ下さい。あと社長代理の仕事さっさとやって下さい。」
セフェラン「ええ~、たまには私も遊びたいんですよー。そだ、ちょっとセリノスあたりのぞいてみよ。鳥どもは元気にやってるかなっと。」つ水晶玉
ゼルギウス(葉っぱ君みたいにそれを女湯の覗きとかに使わないあたりまだマシか……)

 

ティバーン「もう鶏ガラにはなりたくないのおっ……」(ビクンビクン)
ビーゼ「なんたらドリンクを発注しましょうか?」
ネサラ「もうそれ、多分効果ないレベルまで使ってると思うぞ」
ビーゼ「ええ……うーん、じゃあリュシオン王子にそばで呪歌を延々と歌ってもらうとか……」
リュシオン「私がイヤですよ、他人のイチャイチャタイムに乱入とかむちゃくちゃ気まずいだろうが!リンのときはやってあげてるけど!」
ネサラ「リアーネならやってくれるかな……アイク同伴なら許してくれんじゃね?いやちょっとそれも問題かな……」
ティバーン「それがきっかけでエリンシアがアイクとのKINSHINに目覚めたらもっとエライこっちゃだろ……ハア……エリンシア……どうしてお前はKINNIKU狂なの……別にいいけど、いやよくないか……」
ニアルチ「もう覚悟を決めて搾りカスになられなされ。少しでも残っていれば復活できますじゃて。」
ティバーン「何で搾りカス前提なの!?お前ら俺を何だと思ってるの!?」
ネサラ「ダイジョウブダイジョウブ、天下の経験値泥棒鷹王様ならヘーキヘーキ。」
ヤナフ「スキルに大盾あるから使ったら?無限化身もできんだろ?」
ティバーン「平気ちゃうわ!原作でもボウガン必殺食らったらさすがに俺も死ぬからね!?」

 

セフェラン「うはwwwめっちゃ面白いことになってるwww鷹王め、ラグズのくせにベオクとイチャイチャすっからこうなるのよwww」
ゼウギウス(自分がオルティナ殿とアレな結末迎えたからって人の不幸は蜜の味か!……まあこの人も働きづめでずっとストレス溜まってたし仕方ないが……)
セフェラン「まー、でもこの私は親切なので助けてあげなくはないですよ。あ、もしもし?うん、セっちゃんだけど。そうそう、例のウイルス完成したんでしょ?早速試したくない?丁度いい案件が……」
ゼウギウス(……これは乙女殿に報告したほうがいいだろうか……)

 

~翌日~

 

エリンシア「ふああ……おはようございますお姉様。」
ミカヤ「あ、エリンシア。おはよー。」
エリンシア「今日もお店を開けなくては。新学期が始まりましたもの、学生さんたちがたくさん買いにいらっしゃいますものね。」(ウフフ)
ミカヤ「あ、そうだ。今日多めにお弁当作っといてよ。サザやローラたちのとこに持っていくから。」
エリンシア「はい、わかりましたわ。ではサザさんはブロッコリーや葉野菜をふんだんに使った、緑一面弁当をご用意しますね。」(ニコ)
ミカヤ「ナチュラルに嫌がらせになるからシャケ弁で頼むわ。」(真顔)

 

\キーンコーンカーンコーン/
タニア「お昼だお昼だー!」(ワーイ)
オーシン「おっしゃメシ買いに行くぞー!」(ドカドカ)
ロナン「早く行かなきゃ!トンカツ弁当売り切れちゃう!」(タタタ)
セティ「待ってくれ!私も買いに行く!」(ダダダ)

 

リーフ(モグモグ)「みんな大変だなあ~」
ナンナ「いいですねー、リーフ様。お弁当ショップのお弁当、毎日タダですものね。まあ私の場合、ラケシス姉様のお弁当が美味しいからいいのですけれど。」(ハムハム)
ミランダ「ふ、ふん!葉っぱのくせにいいわね気楽で!」(何よ、私が作ってこれないじゃない…って何考えてんのよ!)
ティニー「ふう…ウィンナー×ケチャップ……流石ですヒルダ叔母様w」(ウットリ)
ミランダ「普通に食べよ?」(怒)

 

\ワイワイガヤガヤ/
ホリン「ハンバーグを弁当をくれ!」
マリカ「私はミックス弁当!」
ロナン「うわー、もう人がいっぱいいる……」
タニア「新学期始まっちゃったしなー、すいませーん!メンチカツ弁当くださいーい!」
エリンシア「あらいらっしゃいませ。どうぞ。」つ弁当
オーシン「あ、俺は焼肉弁当!大盛りで!」
エリンシア「はい、どうぞ。いつもありがとうございます。」(ニッコリ)
タニア「ん?」
オーシン「あれ?」
ロナン「どうかしたんですか?」
タニア「え、いやー…いつもならさー…その……このバカのKINNIKUに反応してさー…」
オーシン「そうそう、ブバアア!とかハアハアwとか聞こえるハズなんだよなー……俺の気のせいかな?って、誰がバカだコノヤロー!」
アスベル「そういえばそうですね。先ほどからKINNIKUモリモリの方も来てるのに、いつもみたいに反応していませんね。」
セティ「一時期欲求不ま…ゲフンゲフン、お弁当屋さんもKINNIKUに反応しなくなった時期があったじゃないか。きっと今日もそうなのだよ。」
オーシン「そうかあ?前は明らかに元気なかったけどなあ。」
タニア「うんうん、こう、目に見えて沈んでたよね。」
セティ「気にしすぎだって……すみません、幕の内弁当を下さい。」
エリンシア「ええ、ただ今……はう////」(ズキュウウウン!)
セティ「え?」
エリンシア「や、やだ私ったら////ど、どうしてしまったのかしら////お客さん相手にドキドキなんかしてしまって////」(モジモジ)
タニア「ええ!?」
ロナン「なにこれ……」
オーシン「ファッ!?」
ルキノ(ポカーン)

 

エリンシア「ど、どうぞ////幕の内弁当になります////あの、その/////お客さんってとてもお美しいお顔立ちを…って何を言っているのかしら私ったら////」(デレデレ)
セティ「」
セイン「配達から戻りましたー、レジをお手伝いいたしま……あれ?皆さんどうしたんです?」
ルキノ「い、いえ…なんでもないですよセインさん…フフ、フフフ……」(ヨロヨロ)
タニア「こ、これは大事件だよ……」
オーシン「ああ、天地がひっくり返るぜ……」
ロナン「リーフにはなんて伝えよう、新しいお兄さんは同級生だよって言うのかな?」(白目)

 

オグマ「ミックスフライ弁当を……って今日は弁当屋さんおとなしくないか?」(ヒソヒソ)
ディーク「ああ、俺もさっき買いに行ったら普通の対応されたぞ。」
ナバール「すまん、焼き魚弁当をくれ。」(スッ)
ルトガー「俺は照り焼き弁当だ。早くしろ。」
エリンシア「は、はい////た、只今!////」(テレテレ)
オグマ「」
エリンシア「やだ、ごめんなさい////私ったらお顔をまともに見ることが////恥ずかしいですわ////」(イヤンイヤン)
ディーク「」
ルトガー「……?」
ナバール「???」
ドーガ「重症だな、これは……」

 

ロナン「……ってなことがあったんだ。」
リーフ「うーん、想像できないよ。エリンシア姉さんがいきなり美形好きになるなんて…」
タニア「でもさ、本当にそうなったんだって!」
オーシン「マジだぜ!?」
ナンナ「でも、セティ様の様子を見るとその通りのようですね。」
セティ「……これは喜ぶべきことなのだろうか…エリンシアさんは美人だし、OPPAIもそこそこいいし…いやしかし私には……いやそれ以前にエリンシアさんには鷹王がいるはずで……」(ブツブツ)
ミランダ「急に何があったのかしら?人の趣向ってそう簡単に変わるとは思えないわ。」
ティニー「調べた方がよさそうですね。昨夜、エリンシアさんに何か変わったことはありませんでしたか?」
リーフ「昨日は鷹王様も流石に来てなくてさ、エリンシア姉さんもさっさと寝てたみたいだよ。僕は部屋が近いしね、何かあったらわかると思うんだよなあ。」
ナンナ「おかしいですねえ……」

 

リリーナ「お義姉様~!今日もKINNIKUコレクションを仕入れて参りましたわ!是非ご一緒に!」(ドドドド)
エリンシア「……あら、リリーナちゃん。まあ、皆さんよく鍛えていらっしゃること。リリーナちゃんはこういう殿方が好みなのかしら?」(華麗にスルー)
リリーナ「……ふ…ふえええええっ!?!?!?」
ルキノ「」
セイン「」

 

リリーナ「ううっひっぐ…ぐすっ」(メソメソ)
ロイ「あれ?リリーナどうしたの?」
リリーナ「ロ…ロイ!お義姉様が!お義姉様があああっ!!」(オーイオイオイ)
ロイ「リリーナ!?お、落ち着いて!?」

 

セイン「エリンシア様は一体どうされてしまったのでしょうか……」
ルキノ「な、何か悪いものでも口にされたか…頭でも打たれたか……」
セイン「とりあえずこのままだと、鷹王様が来られたときどうすればいいのか……」
ルキノ「ええ、私もそれを考えていましたよ。アイク殿も心配されるでしょうし。」
セイン「リンディス様は喜びそうですね。」(遠い目)
ルキノ「そーですねー。」(遠い目)

 

\ガラガラッ/
ジョフレ「姉さん?クリミア市役所への弁当の配達が来てなかったんだが。」
セイン「おや?俺は配達リストは全てチェックしておきましたよ?」
ルキノ「ああごめんなさい、私がやっておかなければいけないエリアだったわ。エリンシア様のことでうっかりしてたわ。お弁当はあるからもって行って頂戴。」
ジョフレ「?エリンシア様に何か?」
ルキノ「な、何でもないのよ……とにかく早く持って帰って……」
エリンシア「ルキノ?クリミア市役所への配達は終わって?」
ルキノ「!!」
セイン「あっまずい」
ジョフレ「エリンシア様、大丈夫ですよ。今から自分が持っていきますので。」
エリンシア「ジョ、ジョフレ////」(カアア)
ジョフレ(あれ?エリンシア様が俺を見て顔を赤らめていらっしゃる!?気のせい!?)
エリンシア「ご、ごめんなさいねジョフレ////今まであなたの魅力に気が付かなくて////」(モジモジ)
ジョフレ「え!?えええ!?」
エリンシア「これ、おわびになるかわからないけど……もって行って/////」つ手作りお菓子
ジョフレ(な、ななな何ィィーッ!!!)
エリンシア「ウフフ、驚いた顔もステキですね////やだ、私ったらなんてこと////」
ジョフレ(奇跡や…!!これは奇跡や……!!女神がついに俺に微笑んだんや!!!)\パアアアア/
エリンシア「も、もう少し一緒にいていいかしら////こんなに胸がドキドキするのってなんだか初めてで////」
ジョフレ「い、いえそんな事!貴女が望むのなら私は永久におそばにいますとも!!」\ヒャッホーイ!/
エリンシア「う、うれしい////」(ピタッ)
ジョフレ「俺、死んでもいいかも////」\あばばばばばば/

 

ルキノ「ああ……エリンシア様、鷹王様がおありになられながらなんてことを……」
セイン「……心なしか性格も変わられているような気がしますね。」(ジトー)
ルキノ「こんなところを鷹王様がご覧になられたら……」

 

ティバーン「あばばばばばばばばばばばばばry」

 

セイン「見られたようです。」(迫真)
ルキノ「あああ……」(頭抱え)

 

エリンシア「まあ、ティバーン様ったら。いらっしゃっているなら、そうおっしゃってくださればよかったですのに。」
ティバーン「」
エリンシア「お茶、召し上がらないんですか?」
ティバーン「アッハイ、イタダキマス。」(何なんだ?一体何が起きてるんだ?……KINNIKUには反応しないが、俺のことが嫌いになったってワケじゃあねえのか?)
エリンシア「ふう、落ち着きますわ。でもティバーン様ってもったいないですわね。お優しいところもあるのに、こうも筋骨隆々となさっていらっしゃると、見た目で損をなさることも多いでしょう?」
ティバーン「えっ……ああ、そ、そうだな、うん。」
エリンシア「でもいいんですの、私はティバーン様の広いお心が好きなのですもの……」(マッタリ)
ティバーン(あれ?これって俺が望んでた雰囲気に近くね?……でもなんかこう、違うんだよなあ……)
エリンシア「こうしていると、穏やかな時間が流れていていいですわねえ……」(あぐらの中にスッポリ)
ティバーン(いや、だがこの方が関係としてはいいのか?どうにもわからん……)

 

セイン「KINNIKUに反応せず、美形に反応するだけで別に鷹王様が嫌いになった、というわけではなさそうですねえ。むしろイチャイチャ度増してません?」(ンー)
ルキノ「そのようですが……私は見ていて痛ましいですよ……」
セイン「俺としても調子狂いますよ。どうもエリンシア様らしくない……」

 

\ガラガラッ/
リーフ「タダイマー。」
セイン「やあお帰り葉っぱ君。」
リーフ「……帰って来てみたけど、やっぱりエリンシア姉さんは変になったみたいだね。」
ロイ「……同じく。」
リリーナ「うえええ…ぐすっぐすっ」
リン「ただいま。あれ?みんなどうしたの?」
ルキノ「実は……」

 

リン「な、なんですって、それは大変だわ!////」(フンガー)
リーフ「大興奮だね。」
ロイ「イケメン大好き仲間が増えたからね。」(白目)
リリーナ「ちょっとリンさん!このままでいいんですか!?あなたの大事な肉親が大変なことになってるんですよ!?」(バンバンッ!)
リン「ソウネ、ハヤク解決シナイト。」(棒読み)
セイン「リンディス様、解決しなくていいって思ってるでしょ。」(ジロ)
リーフ「リン姉さんはアテにならないね。ロイ、僕達でなんとかしよう。」
ロイ「うん、僕もこのままいくと大変なことになると思うんだよね。」
リーフ「今までのエリンシア姉さんの暴走具合を見るに、このまま行くとイケメンを片っ端から狩りまくってハーレムに組み込む女帝と化すね。」
リリーナ「グランベルの子供狩りならぬイケメン狩りになってしまうわ!」
リン「何よ!いいじゃないイケメン狩り!世のイケメンを全部モノにすればいいじゃない!!カムイ含めて、ミカヤ姉さまも巻き込んで姉妹で神聖イケメン帝国を建国するのよ!」
ルキノ「欲望にまみれすぎです。」
セイン「リンディス様、本音出てますよ。」
ロイ「イケメン帝国建国はどうでもいいけどさ、エリンシア姉さんが変わった原因が問題なんだってば。自然にそうなったんならいいけどさ。」
リーフ「今回のケースは明らかに不自然だからね。誰かがよからぬことを企んでるとすれば、大問題だよ。」
リリーナ「そう!そうよっ!これはきっとKINNIKUアンチの仕業よ!この世からKINNIKU萌えをなくそうとしているのよ!」
ロイ「それは多分違うと思うけど。」(白目)

 

ルキノ「それにしても、何がどうなってエリンシア様が?」
リーフ「ご飯は毎日エリンシア姉さんが作ってるしね。薬は考えられないかも。」
ロイ「美形好きになる薬なら、ミカヤ姉さんも今頃美形ハアハアになっててサザさんが泣きついてきてもおかしくないしね。」
リリーナ「ふー、つい熱くなって喉渇いちゃった。ロイ、お水もらってもいい?」
ロイつ水道水\ジャーッ/「はい、リリーナ。どうぞ。」
リリーナ「ふう、ロイってばやっぱり気が利くわね。…あとはKINNIKUが育ってくれれば申し分ないんだけど…」(ゴクゴク)
\ガララッ/
ヴィオール「すいませーん、弁当箱返しに来ましたー。……貴族的に。」
リリーナ「ハアハア////ウフフ////ステキな方////ハアハア////」
ロイ「」
一同「これ(水)かああああーッ!!」

 

ルキノ「ま、まさか生活用水に仕込むとは……!」
ロイ「でも僕達も毎日飲んでるよ?でも僕らはなんともないよ?」
リン「そうね、イケメン好きの私ならともかく。ミカヤ姉さんも特に変わりないようだし。」
リーフ「おそらくKINNIKU好きだけに反応するようになってるんじゃない?」
ティバーン「おい、そいつはどういうことだ。」
セイン「おや、鷹王様。エリンシア様は?」
ティバーン「買出しに出かけたんでな。それで?エリンシアがおかしくなったのは、水にKINNIKU好きがイケメン好きになる薬だかなんだかが入っていたってことか?」
リーフ「多分ね。」
リリーナ(ピタッ)「イケメンは正義よ、鷹王様。」
リン「そうよ、鷹王様もリュシオンを見習って、ガチムチじゃなくて爽やか路線になってみるといいわ。」
ティバーン「」
ロイ「リリーナがおかしくなった……」(泣)