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Last-modified: 2018-09-22 (土) 00:29:49

サラ「あら、お出かけなの?」
エフラム「ああ、何かヴェロニカがすぐ来てほしいらしい。一分後に召喚するから準備してくれと連絡があった」
サラ「今日は姿が見えないと思ってたけど、また急な話ね……」
エフラム「またムスペルの方々に付き合わされているらしいが……何なんだろうな」

 

ヴェロニカ「エフラム……た、たすけて……」
スルト「お前も来たか、エンブラの娘の旦那の小僧よ」
エフラム「長いから普通に名前を呼んでくれ、それよりここは……」
スルト「我々の運営する激辛料理や温泉、温水プールが楽しめる灼熱レジャー施設よ。水着のレンタルもやっているし家族でも気軽に来れるぞ、ぐははは」
エフラム「確かに水着を貸し出されて通されたのがここだが……話が全然見えないんだが」
ヴェロニカ「もうやだ……あっつい……」
スルト「この娘は体力がないからサウナに入れて血行を良くしてやろうと思ってな。ここの特別サウナ、通称『炎の儀』に入れてやったところだ。するとすぐ音を上げてな」
ヴェロニカ「こんなとこはいってられるわけないでしょ……あついし……」
エフラム「サウナは確かに健康目的にはいいが、長時間入っているとかえって身体に悪いから気をつけないと駄目だぞ」
ヴェロニカ「つっこむところそこじゃない……」
スルト「ニフルの連中も呼んでやったのだがすぐ帰りおったわ、まったく根性の無い連中よ」
エフラム「それはそうだろう……」
ヴェロニカ「あ……なんかもう……とにかく横になりたい……」
エフラム「そうか、帰る前に少し休ませた方がよさそうだな……」
レーギャルン「本当に申し訳ありませんうちの者が……部屋を用意するのでそちらへどうぞ」
レーヴァテイン「案内する、こっち」

 

ヴェロニカ「ひどいめにあった……」
エフラム「……暑いのは分かるが、せめて何か着て寝たらどうだ」
ヴェロニカ「あついしつまんないし……何かたのしいことでうめあわせしなきゃ……ね、あついからしずめて……」
エフラム「……今は弱っているだろうから今は休んでおいた方がいい」
ヴェロニカ「なによ、はだかの嫁をみてなにもしないっての……」
エフラム「……分かった、少しだけだぞ」
ヴェロニカ「ん……ちょ……!? いきなりさわりかたが本気すぎ……!」
エフラム「弱ってるんだから長引かせないからな、お前の弱点は全部知ってるんだからな」
ヴェロニカ「んん……キスと同時はだめ……胸もだめだって……こ……こんなのすぐ……んうぅっ!?」

 

ヴェロニカ「……あー……寝ちゃってた……?」
サラ「あ、目が覚めた」
ヴェロニカ「……あれ、なんでいるの?」
サラ「帰りが遅いから様子を見に来たのよ」
ヴェロニカ「ふーん……って、なんでサラまで裸なのよ」
サラ「兄様から話を聞いたら、あなたの体調を気遣って最後までしなかったって言うじゃない。だから兄様の滾りは私が引き受けたの。で、ちょうどお風呂から上がったとこ。
   凄かった……一対一な上に兄様が我慢してた場面だったし、我ながらよく気絶しなかったわ」
ヴェロニカ「また自分だけおいしいとこを……」
サラ「今晩また改めて可愛がってもらえばいいじゃないの」
ヴェロニカ「言われなくてもそうするし……あれ、そういえばエフラムは?」
サラ「せっかくだからあなたが起きるまでサウナにでも行くって」

 

エフラム「高温のサウナから出て外の空気を浴びて休んでいると爽やかな気分になるな……」
スルト「そうだろう、お前もこちらと同じ属性を持っているのではないか?」
エフラム「いや、よく分からないんだが」
スルト「ようし、もう一度入るぞ」
エフラム「ああ、そうするか」

 

ヴェロニカ「……なかなかもどってこないんだけど」
サラ「これは満喫してるわね……」

 

ヴェロニカ「やっぱりだめ…あつい…もうでる…」
サラ「わ、私の勝ちね…何秒か私の方が長く入ってたわ…1分くらいかしら…」
エフラム「…まあ、無理のない利用をすればいい」

 

エポニーヌ「え、エフラムさんとスルト王がサウナで二人っきり!これは何かあるわ!ぐへへへへ!」
ティニー「スケッチスケッチ…デュフフフフ♪」

 

エフラム「…さっきから何か視線を感じるんだが…」
スルト「…よもや覗きか?…男のサウナなんぞ見ても仕方あるまいとなんの対策もしてなかったが」

 

???「実の弟のサウナを視姦だなんていけませんわハアハア…いいKINNIKU」