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Last-modified: 2018-09-27 (木) 22:57:40

タニス「そろそろ定時か……マーシャ、そっちは終わりそうか?」
マーシャ「な、なんとか……もう少しで」
サナキ「今日もなんとか終わりそうじゃのう、今日は少し手間取ったか……」
シグルーン「私の方は順調でした。定時が待ち遠しかったですわ」
マーシャ「え、でも今日は処理しなきゃならない仕事が結構あるって朝に言ってませんでしたっけ」
シグルーン「定時の1時間前には全部処理しました」
マーシャ「ええ……いつの間に」
タニス「いつも以上に早いですね……」
マーシャ「いいなあ……私もあんな風に仕事のできるようになりたいです」
タニス「うむ、存分に見習って吸収しろ」
サナキ「お前、なぜそんなに急いでいるのじゃ?」
シグルーン「アイク様がお帰りになるまでに急いで帰宅して『食事にしますか? お風呂にしますか? それとも私?』をやってみたいのです」
サナキ「また妙なことを……この前も裸にエプロンで出迎えるとかやったばかりじゃろう!?」
マーシャ「そういう理由で……」
タニス「ああいう面は吸収しなくていい」

 

アイク「帰ったぞ」
シグルーン「お帰りなさいませ。私にしますか? 私にしますね? 私にしますよね?」
サナキ「悪化しとる!?」
シグルーン「これでも悩んだのですけど……やっぱりお出迎えしてすぐご奉仕の方が良かったでしょうか」
サナキ「……お前なりに熟考していたのはよく分かった」
イレース「では廃案にした方は私が引き継ぎ……」
ミスト「ただいま、って言ってるそばから……」
ワユ「てか帰ってきてすぐとかどんだけ元気なの……」
ナギ「あれが良き妻の在り方……?」
ティアマト「……もう少し段階を踏んで学習した方がいいと思うわ」

 

アイク「分かった、それなら飯の前に一度部屋に行くか」
シグルーン「よろしいのですか?」
イレース「嬉しいです…」
アイク「お前たちの要望に応えるのが俺の役目だからな。それに俺も妻にそこまでされて何も思わないほど悟ってはいないぞ」
サナキ「…どっちもよくやるのう」

 

セルジュ「そろそろ夕食ができるけど…」
ワユ「分かった、じゃあ大将たち呼びに行ってくるよ」

 

ワユ「お~い、そろそろご飯…」
シグルーン「は…ああぁっ…!はあ…アイク様…もっと…」
イレース「…っ!ふ…ぅ…私も…満腹までまだ…」
アイク「…ああ、任せろ」
シグルーン「では…イレース様、次は攻陣で参りましょう」
イレース「分かりました、シグルーンさんが胸で私が口のあれですね」

 

ミスト「あれ、お兄ちゃんたちは?」
ワユ「…もう少しかかりそうだった」

 

アイク「今日の飯もうまいな、もう一皿くれ」
シグルーン「適度に体を動かしたあとの食事は格別ですわね」
イレース「…残ってるの全部ください」
サナキ「仕事から帰って即でなおそれだけ食べる元気が残っているのか…」
レテ「…むしろ行為で回復している感じすらある。夜は夜で別にあるからな…」

 

ノノ「えっ、帰ってすぐとかご飯前にするのって普通じゃないの」
ベロア「普通ですよね」
ンン「普通の定義が揺らぐような発言はやめるのです」