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Last-modified: 2018-09-30 (日) 23:47:27

ロイ「兄さん、姉さん、ちょっと話があるんだけど」
アイク「ん?それは、図面か?」
カムイ「CADまで使い始めたよこの子」
ロイ「せっかく得た資格だからさ
やっぱり生かさないと意味が無いかなって思ってね。それで――」

 
 

イシュタル「こんなの、前からあったかしら?」
『リラクゼーション・多芸多才』
イシュタル「何で多芸多才?リラクゼーション関係あるのかしら…」
『利用者の声
・調理場の仕事で固まっていた腰が動きやすくなりました
・胃にクるストレスが軽減されました
・彼との行為が、長続きするようになりました
・KINNIKUペロペロに抵抗できる時間が13秒長くなりました』
イシュタル「後半二つちょっと良く分からないけど…
まぁ、疲れているのも事実ですし、入りましょうか」

 
 

ロイ「いらっしゃいませ」
イシュタル「あれ?兄弟家の末っ子の…?この店の主人は」
ロイ「名義は姉のカムイとなっていますが、施術は全て自分が行います」
イシュタル「(あの家は末っ子まで働かなければならない程に貧乏なのでしょうか?
最近はそうでもないと聞いているのですが…)」
ロイ「男性の施術が好ましくないと思わるのであれば、申し訳ないのですが…」
イシュタル「あの表の利用者の声は本当なのよね?」
ロイ「はい。プレオープン時にお客様に直接書いていただいたものです」
イシュタル「なら女性の利用者もあったようですし、せっかくですから…っ100G」
ロイ「ありがとうございます。こちらへどうぞ」

 

イシュタル「(すごい本格的じゃない…意外ね…
それに、アロマキャンドルかしら?凄く良い香り…あっ)」

 

『リフレクソロジスト認定証』『アロマテラピー検定一級』
『美容リンパセラピスト認定』『整体施術師講座修了』

 

イシュタル「(資格持ちだったんだ…あれ?あの子何歳)」
ロイ「それでは、始めさせていただきます」
イシュタル「は、はい!」

 
 

イシュタル「あぁぁ…お上手ですね…」
ロイ「この時期は夏に蓄積した疲れが一気に出てくる人が多いんです。
うちでは漢方も取り扱ってますから、冷えに効くものとかがいいですね」
イシュタル「そ、そうですか…(叩けば叩く程特技が出てくるなぁ…)」

 
 

イシュタル「はぁぁ…んっ、そこぉ…」
ロイ「肝臓の反射区ですね。お酒飲みすぎかもしれませんよ」
イシュタル「だってぇ…飲まなきゃやってられないですから…はぁ…」
ロイ「(ストレス溜まってるんだなぁ)後で肝臓に効くお夜食でもどうですか」
イシュタル「あぁ…お願いします……もうちょっと下も…」

 
 

イシュタル「うぅ…ゆりうすさま……わらしの…なにがぁ……」
ロイ「大丈夫ですよー、イシュタルさんはとっても素敵ですから」
イシュタル「だってぇ…ゆりうすさま、おとこのこじゃないと、すきりゃないってぇ…」
ロイ「(なんとも腐リージ家らしい発想)」
イシュタル「らから……わらひぃ……こうなったらはやすしか」
ロイ「大丈夫ですよ、今のままで十分魅力的ですから。
ひょっとしたら二人共、誤解されてるかもしれないですしね。
お互いにすれ違ったままでいるよりかは
互いに歩みあって理解するのが大事かもしれませんよ?」
イシュタル「……ろいくん……ぅ……zzz…」

 
 

イシュトー「うちの妹が失礼した」
ロイ「こちらこそ夜分遅くにすみません、イシュタルさんは…」
イシュタル「……ゆりうす…さま……すぅ……」
ロイ「…随分とお疲れの様子です、ゆっくり休ませてあげてください」
イシュトー「ご忠告感謝する。それでは」

 
 
 

ロイ「さてと……フリージ家でとれる資格とかあるかな?」
カムイ「狙いはそこかい」

 

リリーナ「私とヨリ戻してもいいのよ?」