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Last-modified: 2018-10-15 (月) 23:43:55

ガラガラガラ<コンバンハー

 

ラクチェ「この声は・・・今晩は、ロイ君。今日私のバイクのオイル交換だっけ?」
ロイ「はいそれもありますけど、あとアイラさんへ用事があってきました?」
ラクチェ「母さんに?何で?」
アイラ「私が先日電話したのだ、今日ここへ来るって返事も来た」
ラクチェ「へぇーそうなんだ」
ロイ「はい。アイラさん、オイル交換が終わったあとそちらに行きますがいいですか?」
アイラ「あぁ、構わんぞ」

 

少年交換中・・・

 

ロイ「アイドリンク良し。これで終わりましたよラクチェさん」
ラクチェ「ありがとうねロイ君、あたしがバカやってバイクを壊して、それから直してくれて・・・」
ロイ「いいですよ、大切に乗っていただければいいですので
   あと自分なりのおせっかいですから」
ラクチェ「ロイ君・・・あの・・・」
ロイ「・・・?」
ラクチェ「そのね」
アイラ「ロイ、ラクチェの整備終わったか?」
ロイ「あ、はい、すぐ行きます。それじゃラクチェさん行ってきますね」
ラクチェ「あ・・・、・・・もうっ母さんったら」

 

ロイ「お待たせしました、それで用というのは?」
アイラ「それなのだが、単刀直入に言おう。私はお前を雇おうと思うんだ」
ロイ「え!?それって僕を流星軒に!?」
アイラ「あぁ、かなり日にち経ってたが、夏休みで私の中華料理講座を受けて
    臨時で縁日の屋台のバイトを雇った結果、お客からよかったという声が出たからな
    それで、君を正式に雇おうと思ったが君が良いというのであれば、どうだろうか?」
ロイ「・・・」
アイラ「ロイ?」
ロイ「いいですよ、僕でよろしければ」
アイラ「本当か!?」
ロイ「ただし、アイラさんこちらからちょっとお願いがあるのですがいいですか?」
アイラ「何だ、言ってみろ私に出来ることがあればな」
ロイ「・・・僕の料理の審査、していただけないでしょうか?」
アイラ「な!?」
ラクチェ「何言ってるのロイ君!?正気なの!?」
アイラ・ロイ「「ラクチェ(さん)!?聞いてたのか(ですか)!?」」
ラクチェ「ごめん、盗み聞きして・・・。それより本気なのロイ君、料理うまいのに態々試験してくれって・・・」
ロイ「僕を雇用していただけるのはうれしいですよ、だけど・・・なんて言えばいいでしょうか
   僕は試してみたいんですよ、今まで培った知識や技術をここで振舞えるかを」
アイラ「たしかロイは、夏休みの間資格や講座をあちこち受けていたと聞いたな
    ・・・わかった君が言うのなら受けておこう」
ロイ「本当ですか!?」
アイラ「あぁ・・・あの時以上の料理を、そして君がどれだけ培ったか見ようと思ってな
    ただし・・・私の審査は、あの兄弟より厳し目に行くが・・・よいか?」
ロイ「わかりました・・・お願いします!」
アイラ「審査は三日後だ。それまでに楽しみにしているぞ
    後ついでに言っておく・・・」
ロイ「?」
アイラ「私が『おはだけ』や『目からビーム』が出るのを期待してるやつ、私はないからな!!」
ロイ「メタいですよ・・・」