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Last-modified: 2018-11-04 (日) 22:24:21

リーフ「ハロウィンの町にいただけで逮捕なんて酷いやコノヒトデナシー!!」
ツァイス「町にいた事じゃなくてお前は出禁のベルン地区にいたことが問題なんだろうが!!」
リーフ「クゥッ! ハロウィンの喧騒に紛れれば上手く行くと思ったのに……」
エレン「そもそもエミリーヌ様に目を付けられてる以上見つかるのは仕方ないかと」
ミレディ「それにしても、葉っぱの事は差し置いても本当にハロウィンの夜は酷いことになったわ……」
ゲイル「そうだな……逮捕者も多く軽い罪状でもスリや痴漢、更にひったくりに盗撮、酷い物だと窃盗、器物破損、傷害と……ハロウィンとはこんなに危険な祭だったか?」
ツァイス「ハロウィンの喧騒で羽を伸ばしすぎて……モラルまで吹っ飛ばしちまったんでしょうね」
エレン「それに聞いた話だと仮装により己を隠したことで気が大きくなってしまった結果やらかしたとも聞いています」
ミレディ「楽しむのはいいけどこんなにも迷惑をかけるのは本気で考えものよね。
     商店会もうんざりしたようで来年は禁止にしたいと意見もあるし」
ゲイル「祭も落ち着いて楽しめないのは困った物だ、どこもそうだったのか?」
ツァイス「ええ、特にイーリス署は対応のため全署員午前様どころか丸一日分で全員グロッキーだそうです」
エレン「大変ですねぇ」
ツァイス「まぁ聞いた話だと向こうは既婚者が多かったのが幸いしてその疲れは相手に癒して貰ったらしいですね。
     その分、一人者は悲惨だったらしいですが」
ゲイル「いるかその情報?」
ミレディ「成程ね……ねえゲイル、貴方も昨日は疲れてるだろうし、今日は二人でゆっくり過ごさない?」
ゲイル「疲れてるのはお前も同じだろう、だがせっかくの申し出だし、それもいいな」
エレン「ツァイスさんも、今日は私が癒しますから、どうですか?」
ツァイス「有り難う、それは助かるよ」

 

リーフ「逮捕された喪の前でイチャつかないでよコノヒトデナシー」

 

マードック「…ふう、これで終わりだな」
ブルーニャ「ハロウィンの報告書、まさかこんな量になるなんて…そういえばゼフィール署長は?」
マードック「『この惨状ならば甘い事は抜かせまい…!』とか言いながら凄まじい勢いで仕事を片付けてイーリス署に向かったわい」
ブルーニャ「またイーリス署ですか…署長もお疲れでしょうに、エメリナ署長に会うためならそんなの関係ない、ということなんでしょうか?」
マードック「(その目的が子供の喧嘩でマウント取るためなんだがな…)まあなんだ、それなりの大仕事を片付けたのだし、また呑みに行くか?」
ブルーニャ「…お願いします、今日はちょっと飲みたい気分です」

 

ジード「ああああおわらねえええええ!!!もう始末書見たくねえよおおおおお!!!!」
ナーシェン「うるさいわ、私より少ないんだから喚くな!!これだから学の無い野蛮人は…」
ジード「…あれ~?その学の無い野蛮人と一緒に群衆相手に大暴れしたのはどこのどなたっすかねぇ~?」
ナーシェン「ふん、アレは衆愚どもが下民の分際で私に嘗めた態度を取ったから、少し身の程を解らせてやっただけだ!」
ジード「つまりナメられた負けと…アレぇ~?それってアンタが嫌う学の無い野蛮なヤンキーと同じ理屈っすねぇ~?」
ナーシェン「…何が言いたい?」ギロリ
ジード「さぁ~~~?」ヘラヘラ
ナーシェン「…上等だ、表に出ろ!!!」つルーンソード
ジード「いいぜ!!ストレス発散だ!!」つキラーランス
フレアー「ちょっと二人とも落ち着いて!?また怒られますよ!?」
<prrrrrr  prrrrrr
ナーシェン「ああん?なんだこんな時に…!!!??」
ナーシェン「…はい、お久しぶりですフィレインさん…ええ、またうちの署長とそちらの署長が…それで暇になったのでお食事に……」
ナーシェン「…はい、では店は私が……いつもいつも悪い?いえいえ女性をエスコートするのは男として当然ですので…はい、はい…では後程…」
ナーシェン「………ノンアル、ノンアルの酒が出る店!」ケンサクケンサク
ジード「…お~い、どーしたー?」
ナーシェン「五月蝿い!今はお前なんぞに構ってる暇は無いんだ!……ええと、この店はこの間行ったばかりだし…」
ジード「…くそっ、ナーシェンのクセに飯を食いに行く女が居るなんて」
フレアー「でも何かあまり甘そうな雰囲気ではないっぽいぞ?」
ジード「それでも居るだけ上等だろ……ツァイスやゲイルは勿論、マードックさんとブルーニャさんも最近いい感じだし、俺にも浮いた話の一つや二つねーかなー?」