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Last-modified: 2018-08-17 (金) 23:17:03

アサマ「さて…今年も夏祭りで盆踊りの季節ですが、手配はどうしましょうか…」
ミタマ「それならば良い情報がありますわ」
アサマ「…なるほど…確かに最近そういう話も聞きますね」

 

アサマ「ご苦労様です。予想よりもかなり早く終わらせていただいて助かりますよ」
ミタマ「話に聞いていた以上の腕のようで、感服いたしました」
グレイル「いや、面白い仕事ができた、感謝する。白夜で祭の会場設営をやる機会に恵まれるとは」
ワユ「いやー、いい経験になったよ。別の仕事担当してた人たちもったいないね!」
サクラ「でもワユさんって女性なのに職人の仕事してて凄いですよね」
キヌ「ねー、白夜でもそんな人なかなかいないよ?」
ワユ「剣でも仕事でもそこらの連中には負けないよ!…まあ大将にはまだどっちも敵わないんだけど」
シノン「ヘッ、この俺にかかればこの程度の仕事は楽勝なんだよ。おいガトリー、社長から今日はもう上がっていいって許可出たから帰る前に白夜の酒飲んでこうぜ」
ガトリー「シノンさん…あの狐の子可愛いっすよねえ…しかも神様らしいじゃないですか」
ティアマト「あの子は私の義弟のお嫁さんだから諦めなさい」
ガトリー「マジすか」
シノン「また酒の席で愚痴るネタが増えたじゃねえか」
カゲロウ「アイク、仕事は終わったのか」
アイク「カゲロウ、こっちに来ていたのか。」
カゲロウ「うむ…私もお前の仕事の場が増えるように、こちらでこの店の評判を広めるつもりだ」
アイク「すまん、感謝する」
カゲロウ「いや、妻として当然のこと…」
ティアマト「あら、私達のことは数に入っていないのかしら?」
ワユ「ミストとイレースにも言っちゃおっかなー、帰ったら嫁会議ものだね」
カゲロウ「か、からかうのはよせ、別に変な意図ではないのは分かっているだろう!」

 
 

アサマ「ところで、二人はグレイル工務店の仕事ぶりをどこで知ったので?」
カゲロウ「他の皆の話や、アイクとの寝物語で…い、いや何でもない」
ミタマ「私は 寝物語で 聞きました」
サクラ「そ、そんなこと歌にしなくても…」
ミタマ「エフラムさんと長期戦してると休憩を兼ねた寝物語で色々聞けて楽しいですわ」
サクラ「ま、まあ…それは確かに…」
キヌ「アタシはそんな記憶あんまりないんだけど…」
ミタマ「お稲荷様は休憩中はエフラムさんを甘噛みしてたり舐め回してたり接吻要求してるかどれかじゃありませんか」
キヌ「…そ、そうだっけ」

 

シグルーン「私もグレイル工務店の技量は存じておりますので、仕事もよくお願いしますのよ」
サナキ「お前、社でアイク一人で片付くような仕事を依頼して、様子を見に行くとか言ってしばらく戻ってこないことがあるが何をやってるのじゃ」
シグルーン「それは言わぬが花というものですが、お聞きしたいのなら余すところなく詳細に…」
サナキ「やはり言わなくてよい」

 

モズメ「祭りにはあたいも村で作った果物とか、果物から作ったジュースを売りに行くんやで」
エルフィ「私たちもみんなで行くから、食べものには期待してるわ」
モズメ「みんなって…あんたの他にも旦那とイレースとかいう人も来るんやろ?どんだけ用意しても足りん予感しかせんのやけど…」
エルフィ「…今からなら気合いを入れれば当日までに10倍くらい収穫できたりしない?」
モズメ「いや、無理やから」