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Last-modified: 2018-08-20 (月) 23:57:59

キヌ「それにしても、うちの神社のお祭りに来てくれる人も増えたねえ……」
エフラム「ああ、一見して人が多いのが分かるな」
キヌ「いやーでも、信じてくれるのは嬉しいけど、みんなの願いを聞いたり加護とか癒しとかやるのは大変だよ」
エフラム「アサマ殿も『人はとにかく都合のいい願い事をするものですから』とも言っていたな……」
キヌ「もっと力をつけたら、エフラムやみんなにももっと加護を与えられるんだけど……」
エフラム「俺もお前の力になりたいと思っているからな、何かあれば言ってくれ」
キヌ「じゃあ……もうちょっと元気分けてもらったりとか」
エフラム「それはいいが……もう戻った方がいいんじゃないのか? 結構時間経った気がするんだが」
サクラ「お稲荷様、ここにいるんですか? そろそろ休憩から戻ってもらわないと……まだお祭りは終わってないんですから」
ミタマ「また物置にいるということは……開けますわよ」
キヌ「ち、ちょい待って!?」
エフラム「悪い、少し待ってくれ。……まだ服を着てないんだ」
ミタマ「やはりですか……これは釣り合いを取るために今夜が楽しみでわね、サクラ?」
サクラ「私も期待……あ、その……はい……」