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Last-modified: 2019-05-26 (日) 23:30:48

サラ「兄様♪」
エフラム「ん、どうした、そんな機嫌良く……」
サラ「んっ……」チュ
エフラム「むっ………いきなりだな、確かにサラはキスが大好きなのは知っているが」
サラ「ふふ、今日はキスの日なの、私もこれだけは負けたくないから、今日一番にさせてもらったわ」
エフラム「そうなのか、色んな記念日があるんだな」
サラ「他の子達にも教えてあるから、兄様、頑張ってね」
エフラム「そう言うことか……全くこういうところは相変わらずだな」

 

エフラム(サラが他の者に教えていない筈が無いし、他の者達も今日は賑やかなのだろうな……)

 

ミルラ「キスの日ということをサラから聞いて勇んでやってきたわけですが……」

 

サラ「ん……ちゅ……む……」

 

ンン「まさに情報を提供した本人がエフラムさんと真っ最中なわけですが」
ノノ「あれは今日一番に接触した上でそのまま何度もしてるね、まちがいないよ」
ンン「そういうことに関しては異様に鋭いのです」
ミルラ「ずいぶん熱が入っているので出ていくタイミングを逃してしまいました……」
ノノ「そろそろ交代のタイミングないかなあ、ノノも早くあんなふうに濃厚に舌を絡め合いたいのに」

 

エフラム「……キスの日なら俺も本気でそれに応えないとな」
サラ「……!? んぅ……!」

 

ミルラ「あ、あれは……」
ノノ「キスを続けながらお兄ちゃんがサラを抱き寄せつつ身体を弄り始めた! あれはサラが特に弱いお兄ちゃんの攻撃!」
ンン「何でバトルものみたいな解説になってるんですか!?」
ノノ「濃厚なキスされながら弱点を攻められるのは皆弱いけどサラは特にねえ、あれは……何かいい技名ない?」
ンン「そんなもん思いつくわけがないのです」

 

サラ「……ぅ……!? はぁ……ぁ……ふぅ……」
エフラム「おっと……危ない」

 

ミルラ「足に力が入らなくなってますね……」
ノノ「あれはもう今ので飛ばされたね……今がチャンス!」
ンン「……本当にこういうのは逃しませんね」

 

アクア「キスなら歌のトレーニングで鍛えた肺活量で長時間する自信あるわ」
ミタマ「キスの日というのを聞いたので早起きしてみましたわ」
ベロア「今日はエフラムさんとキスするのに一切遠慮しなくていいと聞いたのですが本当ですか」
アメリア「微妙に間違ってるような……でも今日はそういう解釈でも……」
ナーガ「人の子は素晴らしい日を考えますね……」
ンン「何か続々と集まってきましたよ!?」
ミルラ「い、いけません……これ以上出遅れるわけには……」
ノノ「もうお兄ちゃんが囲まれちゃってるねえ、どうしよっかなあ……」
ファ「うーん、きょうはお兄ちゃんといっぱいキスできる日ってお姉ちゃんからきいたけど、もうみんないっぱいいるの」
ノノ「そうだねえ……あっ、キスは唇にしないといけないと誰が決めたってね! ファもおいで」
ファ「うん、わかった!」
ンン「って……何故にエフラムさんのズボンを脱がしにかかってるんですか!? またファに変な教育を……」
ミルラ「結局いつも通りなような気が……」

 

エマ「う~ん、何か出遅れちゃったような…」
ヴェロニカ「気にしなくていい…後で他のみんながおちついたらゆっくりじっくり相手してもらえばいい」
エマ「後に来る確実なチャンスを待つのかあ…カードバトルに通じるものがあるね」
ヴェロニカ「…それに…勢いで行って本気でやられたらサラみたいに腰砕けになっちゃうし」
エマ(やっぱり色々サラと似た者同士な気がする…)