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Last-modified: 2019-06-26 (水) 23:00:43

研究開発苦節一年以上

 
 

ルーテ「ようやく形になりました」
ニニアン「まさか……!?」
フィオーラ「ついに……!?」
ルーテ「リカバーリング・エリウッド専用試作型……体力回復のみで、負傷を癒せない、未完成品ではありますが……」
ニニアン「いえいえ! 充分です!」
フィオーラ「これさえあれば……エリウッド様と一晩中……!」
ルーテ「連続駆動は八時間。充電は、四十時間ほど放置すれば、周囲の魔力を自動的に吸収します」
ニニアン「流石に連日連夜とは行きませんか……」
フィオーラ「それでも、二日に一度……加減なしで……夢のよう……!」
ルーテ「計算上では、最低一年は使える見込みですが、実用において計算外の劣化が予想されます。何かあれば、すぐにご連絡を」
ニニアン「何から何まで……ありがとうございます!」
フィオーラ「折角ですし、Eドリンクも購入させていただきますね♪」
ルーテ「そちらは共同研究者の領分ですが、了解しました。お送りするよう伝えておきます」
ニニアン「代金は、後ほど振り込ませていただきます」
ルーテ「では、今後ともご贔屓に」

 
 

サラ「そのリング、わたしたちにも作ってもらえるかしら?」
ルーテ「エフラムさん用ですか?」
サラ「いいえ……。今の兄様……わたしたち全員を気絶させても、まだ余裕があるのよ……」
ルーテ「久し振りにデータ取らせて下さい過去と比較して成長度合いを検証してみたいです」
サラ「いきなり早口になるわね。それで? できるの?」
ルーテ「……今回、エリウッドさん専用として開発しましたので、女性にも適用可能、となると、もうしばらく研究が必要ですね」
サラ「そう……開発費は惜しまないから、お願いするわ」
ルーテ「エフラムさん用であれば、同じ男性、兄弟、同年齢ということで、数日中に調整できますが?」
サラ「…………一応、そっちもいただこうかしら」
ルーテ「毎度ありがとうございます」

 
 

シグルーン「うちでもアイク様用を購入しましょうか?」
サナキ「いや。いらんじゃろう……」
シグルーン「………………そうですわね」

 

ミカヤ「あっ! あい、く……! いつも、より……! もっと……! はげし……ぃっ!!」
アイク「すまん……どうにも、収まらん……!」

 

シグルーン「ロプト教団にいただいたお酒と超人専用Eドリンクのカクテルでも、あのご様子ですし」
サナキ「お、まえ……! なんてものを……!?」
シグルーン「今夜は、私も気絶させていただけそうです♪」
イレース「楽しみです……♪」
サナキ「放せ! やめろ! 私まで引きずって行くなぁっ!?!」

 
 

スリーズ「ご兄弟に比べて短期決戦型のヘクトル様も、あれがあれば……!?」
フィヨルム「比較対象が覇王と神将な時点でおかしいですよ!?」
フロリーナ「お姉ちゃん! ランニング行ってきます!」
レーヴァテイン「行ってくる……」
ファリナ「はいはい。体力トレーニング頑張ってねー」

 
 

シルク「アルム様用を依頼しました」
ジャンヌ「おそろしく早い発注……!」
エフィ「聖女にクラスチェンジしてリザイア覚えるね!」
モズメ「とことん絞り尽くす気ぃやね……」

 
 

ラケシス「………………………………注文、と……」

 

リオン「うーむ……」つチラシ
エイリーク「リーオン、そんなに唸っちゃってどうしたの?」
リオン「うわっエイリーク!?」
エイリーク「何々…
エイリーク「ねえリオン、こういうアイテムも否定はしないけど、これで無理にトレーニング量増やしても体壊すだけよ?」
リオン「あ、あはは、大丈夫だよ!何となく見てただけだから…(汗)」

 

ラーチェル「アレ、実際はトレーニンググッズじゃなくてナイトグッズとして見てましたわね」
ティアモ「私は買おうか迷ってるのよ、アレ。エイリークと沢山愛し合いたいけど、警察の仕事と重なるとどうしてもね」
ターナ「わ、私も…怒れるエイリークへの生贄おっぱいにされた時用に…//」
ラーチェル「便利な世の中になりましたわねぇ…」

 
 

スリーズ「買います」
ウェンディ「落ち着いて下さいスリーズさん、まだ開発途中です」
スリーズ「あ、あら。失礼しました」
ウェンディ「まあ私達と違ってロイさんの相手もするから、魔法職のスリーズさんには辛いかもしれませんが…キツイなら言った方がお互いの為ですよ?」
スリーズ「そ、そんなもったいない事言えますよ!?歳上の私のワガママで…」
ウェンディ(もったいないて……)
スリーズ「それに…折角のお二人の時間を割いて私に使ってくださっているのに、そんな厚かましい事は言いたく無いんです!//」
ウェンディ「スリーズさん…」
リリーナ「ハイハイストーップ!!」
スリーズ「わ!?り、リリーナ様!?」
ウェンディ「い、いらしてたんですか?」
リリーナ「まーね…さて、スリーズさん!」ズイッ!
スリーズ「ひゃっ、ひゃい!!?///」
リリーナ「私達側もスリーズさんに惚れて関係持ってるんだから、私達の関係は対等なの!だからさ、時間を割いて『くれてる』みたいな言い方はやめてほしいの…なんだか寂しくなっちゃうから」
スリーズ「は、はい!!///」
リリーナ「あと、折角の恋人なんだから、歳上とか気にせずに気になる事はなんでも言ってね。まあスリーズさん本当にお姉さんだから仕方ないかもだから」
スリーズ「うふふ、そうかもですね」
ウェンディ(ふふ、流石はリリーナ様)
リリーナ「あ、あと今日久しぶりにロイも一緒にアレコレできるから、夜を楽しみにしててね」
スリーズ「え、えええ!?///」
ウェンディ(さ、流石リリーナ様…というか私も例のアレの購入検討しようかな…)

 
 

マトイ「うーん、うウチはいらないわよね」
デューテ「クレア、下級クラスだけあってそこまでHP補正カッ飛んでる訳じゃないしね。まあそれでも余裕で限界突破してるけど」
ジェミー「いやじゅーぶんそれでも激しーだろ、つーかなんでそんな余裕…ふぁぁ」
マトイ「うーん、システムの差?」
デューテ「封印とifやエコーズじゃあ能力限界値も育成環境も違うからねー」
ジェミー「ち、ちくしょう…」
マトイ「…そういえば、カムイ様の相手の一人でもあるウチの旅館のオーナーが、ハーレムみんなでカムイ様の為に購入しようか検討中って言ってたわね」
ジェミー「へー、愛されてるこって」
マトイ「それで全員で挑んでも勝率3割あるかないか、ともいってたわ」
ジェミー「バケモノじゃねーか!?」

 

クレア「大勢と愛を交わす女王たるもの体力は欠かせませんわねぇ」
リリーナ「いえあなたまだ女公でしょ」
クレア「な、なぜに上がりませんかー!?」
リン(肩書気にしちゃうあたりがまだ足りない…のかしら?よくわかんないけど)
ヒノカ「しかし女王系の面々は女子相手にする者も多いのだな。我々は異性のみだが…」
エーディン「言われてみればそうですわね」
カムイ「女の子同士もいいものと同性婚の先駆けが言ってみるよ」
クレア「強く同意いたしましてよ」