72-579

Last-modified: 2019-07-14 (日) 23:29:29

サラ「お便りを出したら、すぐに第4回を始めるとでも思ったかしら……その通りよっ!!!」
ンン「だから、いったい、何なのです、そのテンションは」
サラ「それでは行きましょう! お便りー! コー! ナー!」
ンン「……とりあえず、いい加減に私の腕を放すのです」

 

『フレッドさんからのお便り』
サラ「騎士道とは、心の芯にあるものだと人は言う……だが同時に、ありのままの、無様な自分に鎧う、強がりな虚勢もまた、騎士道だ」
ンン「……それ、この前の仮面ライダー覇王のエフラムさんの台詞なのです」
サラ「その台詞とシナリオを書いたのも、あなたがいう、例の平民よ」
ンン「あの人、本当に芸風広いのです」
サラ「そんな言葉を紡げる人間が、騎士道を欠片も理解しない男かどうか、あなた自身の答えを出すと良いわ」
ンン「……意外に、あのシナリオライターさんを評価しているのですね」
サラ「この台詞を言う時の兄様、超絶カッコイイ」
ンン「そんなことだろーと思ったのです」
サラ「何よ、あなただって頬を染めて発情していたクセに」
ンン「それ今言う必要ありましたですか!?」

 

『ドルカスさんからのお便り』
サラ「ユミナに連絡しておいたわ。ルーテとリオンにも声をかけるわね。あなたが奥様との幸福を願い努力する限り、私は、この紋章町は、あなたの力になるわよ」
ンン「愛妻家への全面協力っぷりが凄まじいのです」
サラ「KINNIKUマニアに関しては、申し訳ないけれど、私からは注意くらいしかできないわ……」
ンン「それぞれの旦那さんか恋人候補にご期待ください、なのです」

 

『ベルクトさんからのお便り』
サラ「まず、うちのメンバーを知った上で、エリート貴族を名乗ったのなら、その度胸だけは評価するわ」
ンン「うちの竜王家はお爺ちゃん達の頑張りで名家ですし、白暗夜家のお嬢様やそこの直臣達、稲荷神とその巫女、エンブラの姫君、そしてロプト教団大司教の孫娘……」
サラ「更に、町でも有数の槍使いなネフェニー姉様や、若手トップクラスのアメリア。やばいわね、覇王家」
ンン「エマも白暗夜家臣ですし、肩書きが無いのは自由全開なベロアくらいなのです」
サラ「それでは、そこに向けて上から目線なお便りをくださりなされましたリスナー様に、お答え申し上げ奉り致しとう御座います」
ンン「うざ……」
サラ「泣くわよ?」
ンン「メンタル不安定すぎるのです!?」
サラ「優しくしなさい」
ンン「……とりあえず、お便りに答えるのです」
サラ「仕方がないわね、ンンが私にどう優しくしてくれるかは、後で話し合いましょう」
ンン「はいはい分かっていますです」
サラ「それで、お便りについてだけど、血筋以外に誇れるものを見つけなさい。以上」
ンン「わーぁばっさりなのです」

 

サラ「それでは、今回のサランンレィディオは……あら、もう1通あったわね?」
ンン「たった今(72-578)から届いたみたいなのです」
サラ「…………『恋人が異界で君主になっていたり、私を捨ててお姉さんとKINSHINに走ったりする異界を見て以来、彼と真っ直ぐに向き合うことができません』」
ンン「……おぉぅ……」
サラ「『この世界の彼が、私を愛してくれていることは、分かっています。君主になった異界でも、私を大切にしてくれています。KINSHINに走った時も、最後まで、私に嘘を吐かずにいようとしてくれました』」
ンン「…………これは……」
サラ「『それでも、私はまだ、彼と向き合う勇気が、湧きません』」
ンン「………………おっもいのですぅっ!?!?!」
サラ「ブラックホールが生まれそうなヘヴィ級だわ」
ンン「……どう答えるべきなのですか、これは」
サラ「…………あなたは、既に答えを得ているわ。自分が愛されていることは、信じている」
ンン(あ、これ、滅多に見せないマジモードなのです)
サラ「だから、選ぶのはあなたよ。信じて歩むか、疑って、真っ正面から、話し合うか」
ンン「……信じるか、疑うか、ですか」
サラ「選びたい方を選びなさい。選ぶのも、歩むのも、向き合うのも、あなただけなんだから」
ンン「…………そうですね。自分が選びたい道を、選ぶべきなのです」
サラ「………………マジモード……疲れた……」
ンン「最後の最後でぐだるんじゃありませんですよ」
サラ「今回はこれでおしまい、またねー」
ンン「バイバイなのです」

 

スラシルさんからのお便り抜けてたぁっ!?!

 

サラ「第4回+、サランン・レィディオー」
ンン「全ては節穴筆者の責任なのです」
サラ「さて……はい、今度ヴェロニカ引きずって行くわ」
ンン「家族のご先祖様なので、お邪魔かもですが、私達もお墓の掃除に協力しますです」
サラ「また『家族』とか、今度はさらっと言って……」
ンン「襲われたら撃退しますですよ?」