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Last-modified: 2019-07-14 (日) 23:01:46

サラ「待っていてくれていたリスナーはお待たせ。別に待ってないけど聞いてやるよなツンデレさんは、今後ともよろしくね。第5回よ!」
ンン「……抱き着いていないで、早く降りるのです」
サラ「身長は低いし胸以外細身なのに、体幹が全くブレない訓練ガチ勢ぱないわ」
ンン「胸以外とか言う必要ありませんですよね!?」

 

『異界のカムイ♀さんからのお便り』

 

サラ「これ、単純な男2人のいがみ合いなら、まだやりようはあるんだけど……」
ンン「違うのですか?」
サラ「面倒なのは、お互いの恋人も、相手の男を嫌っているところよ」
ンン「……あー、確かに。2人の喧嘩を後押ししていますですね」
サラ「恋人からの応援が、完全に悪い方に作用しているパターンね」
ンン「放っておいたら、延々仲が悪くなり続ける悪循環なのです」
サラ「長期的な対策としては、4人それぞれ個別に、親交のある人間が何度も繰り返し話をしていく案があるけど……最低2人は意識を改めないと、目に見えた効果はないわ」
ンン「気の長い話になりそうなのです……」
サラ「人間関係を変えるなんて、時間がかかるものよ」
ンン「ちょっとそこのハーレムプロデューサー?」
サラ「それは元々の繋がりとかご縁とか下準備とかがあったから。……まあ、手っ取り早く強引な方法もあるけど」
ンン「無人島に2人放り込んで1ヶ月サバイバル、なんて言いそうなのです」
サラ「付け加えるなら、『どちらか1名が脱落した時点で両名失格』と『寝泊まりする場所の指定』のルールね」
ンン「一緒に行動しろ、協力しろ、と言わんばかりなのです」
サラ「それでも無理なら、家族総出で、泣き落とししなさい」
ンン「押してダメなら押し潰せ理論なのです!?」

 

『義姉妹の皆さんからのお便り』

 

サラ「さて、まずは……」
ンン「不特定! 多数が! 聞いている! 番組! なのです!」
サラ「必殺出す時の兄様みたいに槍を振り回さないでくれる? 冗談抜きで死ぬから」
ンン「……その時は、責任を取って私もバルキリーのお世話になりますです」
サラ「覚悟のガン決まりっぷりが兄様そっくり!」

 

『クレアさんからのお便り』

 

サラ「義姉様達や皆には、申し訳ないことをしたわ……」
ンン「帰ってから好きなだけ語り合うのです。それより、村の女公さんからのお便りなのです」
サラ「女王、ねぇ……」
ンン「エイリークお義姉さん、ヒノカお義姉さん、リリーナさんやエーディンさんでしたっけ?」
サラ「詳しく知っているのはエイリーク義姉様だけだけど……そうね、私から言えることは」
ンン「……あー、なるほどなのです」
サラ「人数を重視しているようでは、義姉様の域には、辿り着けないでしょうね」
ンン「単純な人数だけなら、女王と呼ばれる人達も、大差はありませんです」
サラ「ただしヒノカ義姉様を除く」
ンン「……クラスの男子が軒並みなのです……」
サラ「数が多いからといって、愛情が薄まるわけではないのが、女王や女帝と呼ばれる人達なんだと思うわ」
ンン「そういうことですね」
サラ「ちなみに! 覇王と呼ばれる兄様も! 私達全員を愛してくれるわ! 溺れるくらいに!」
ンン「はいはい知ってるのです知ってるのです」
サラ「意識が朦朧としつつだけど、数えられた範囲では、連続最高13かiーーあいったぁ!?」
ンン「不特定多数が聞いている、と、言いました、ですよ?」
サラ「……ごめんなさい」
ンン「…………まったく……そこまでヘコむんじゃありませんです」
サラ「……もうおこってない?」
ンン「怒っていませんです。許しますです」
サラ「………………よかった……。良し、私、復活!」
ンン「本当に、この番組の時はメンタル不安定すぎるのです」

 

『レイヴァンさんからのお便り』

 

サラ「むしろ、その親友に妹を落としてもらったら、解決じゃない?」
ンン「お便りをくださった方が独りぼっちになること以外、完璧なのですね」
サラ「大丈夫大丈夫、他地区恋愛はこちらじゃあ普通だから、誰か探すと良いわ」
ンン「要するにぶん投げなのです」
サラ「問題は、その妹が他のフラグも食い尽くして女公化して、逆ハーレムに引きずり込まれる可能性があることかしら」
ンン「余計なことを言うと、実現するかもですよ?」

 

『ミーシャさんからのお便り』

 

サラ「このまま理性を磨り減らしながら耐える道と、瞬間的に理性の限界に挑む道があるわ」
ンン「前者は現状維持として、後者は何なのです?」
サラ「相手がドロドロに蕩けるまで深いキスをした後で、『続きは、卒業後にね?』と微笑んでみせる」
ンン「1度発散させるとともに主導権を奪いに行く手なのですね。ただし、」
サラ「そうよ。ただし、キスの間に自分の理性が消し飛んで行き着く先まで到達しても、責任は負わないわ」
ンン「……このままだと押し切られそうなら、手遅れになる前に勝負を仕掛けるのも、選択肢だと思いますですが……」
サラ「理性が保てるか千切れるかは、五分五分……いえ、三分七分かしら?」
ンン「大分千切れそうなのです」

 

サラ「第5回サランン・レィディオ、これにて閉幕!」
ンン「……またお会いしましょう、なのです」
サラ「当たり前のように次回も参加してくれるつもりのンン好き」
ンン「うっさいのです」